40代の私がシェアハウスを選択した理由。
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最終更新日:2018/09/28
シェアハウス
私は現在都内のシェアハウスで生活しています。
近頃は都内を中心にシェアハウス物件が増えています。シェアハウス生活を題材にしたドラマなども人気を後押ししたのでしょうか。テレビ持ってないんで、わかんないんですけど。
最近のシェアハウスは「若い世代がつながりを求めて入居する」傾向が強いように感じます。もちろん、一般賃貸に比べると家賃が安価なこともありますが、それ以上に知らない誰かと一緒に暮らす楽しさが注目されているように見受けられます。
が、私の場合はそんな「つながり」を求めて入居したわけではありません。
単に、他に選択肢がなかったのです。
海外出戻り組に非情な日本の賃貸事情
私は暫く海外で暮らしており、収入も現地通貨が大半を占めていました。
今年の春、暫く続けていた仕事の契約が終了して帰国したので都内でマンションを借りようとしたところ、見事に全ての不動産屋に門前払いを食らってしまいました。
その理由は「サラリーマンではない」ということと「前年度の日本円の収入証明がない」ということ。
フリーランスは会社員に比べて賃貸契約が結びにくいというのはよく言われていることですが、これまでは前年度の確定申告書類を提示すれば大体問題なかったのであまり深く考えていませんでした。が、今回は全く以ってダメ。え、でも、貯金あるから、通帳のコピー見せたらOKだよね?なんて軽く考えていたら、
「ああ、預貯金で借りるとなると、現金で500万は積んでもらわないと難しいですね。もちろん、途中で解約しても、入金した500万は戻りませんよ?」
なんて、嘘かホントかわからない断り文句まで浴びせられました。
ええ、そんな厳しいの?日本の賃貸って…。
「じゃあ知り合いの会社に頼んでそこに就職する体にしたらOKなの?」とふっかけてみると「それならOKですよ~」って、なんじゃそりゃ。
まあ、ホントなのか嘘なのか、結局私の状況がメンドクサイから断りたかっただけかはわかりませんが、一般賃貸は海外から戻ってきたフリーランスの私には思いのほかハードルが高いものでした。
でも、ずっとホテル住まいってわけにもいかないし…。
消去法で選んだシェアハウス
そこで閃いたのがシェアハウス。
一般賃貸に比べて審査も緩いし、何しろ初期費用が安く済むのも魅力でした。今後日本にずっと住むつもりもないのに初期費用で60万も70万も使うのは勿体無いとも感じていたからです。
でも、超絶コミュニケーション下手な私にはシェアハウスで暮らすなんて無理だよね~、と思いながらも、一応気になった物件を見学してみることに。
特段乗り気ではなく、冷やかしのつもりで見学したのですが、そのあまりの条件とコスパの良さにあっという間に契約してしまいました。
いくら独身でも40過ぎてシェアハウスはないんじゃないの?若い子じゃあるまいし…と言われそうですが、私のように定住志向がない、国内外問わず移動生活を続けたい、そして何よりモノを減らしてシンプルに生きたいと考える人には、年代問わずおススメできます、シェアハウス。
とはいえ、シェアハウスならなんでもOKというわけではないので、今後シェアハウス物件の選び方や実際の生活についても綴っていきますよ。
※追記
参考 快適に過ごすせるシェアハウスの上手な選び方。
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