食べることは生きること。

公開日: : 最終更新日:2020/05/13 食べること

italyvage

とにかく、食い意地が張っています。

何故こんな風になったのか、今となっては原因を思い出せないのだけれど、私の思考の殆どは食べることに費やされていると言っても過言ではありません。

少し前は、食べることにばかり興味がある自分がちょっと嫌でした。

日本人に生まれて、日本の食文化は世界に誇れる素晴らしいものだと感じている反面、グルメサイトが乱立し国民総食ブロガー化、あの店が美味しいとかあそこはダメだとか、そんな行為がもはや当たり前になっているなんてとてもあさましいことなんじゃないか、と思えたのです。

食に執着するのは恥ずかしいことか

なすと春雨のサラダ

十分に腹を満たすだけの食料に恵まれているにもかかわらず、その内容や質に拘るのは下品なことなのではないか。

そんな風に考えるようになったのは東南アジアで暮らして道端で手を差し出してくる目に光のない子ども達をたくさん見たことも無関係ではないかもしれません。

未だにそれとこれとのバランスは自分の中で取れてはいません。
きっと、一生納得することはないでしょう。

けれど、はっきりわかっていることは、食べることは生きることだということ。
今日食べたものが、明日の私を作ることだけは確実。ならば、一食一食妥協せずに自分の納得いくものを体内に入れる以外に選択肢はないのではないか、と今は考えています。

既に40歳を過ぎた身。あと何回食事ができるかな?なんて考えたら、もうそんなには多くないのかも、とも思えます。

だからこそ丁寧に、楽しんで、美味しいものと美味しいお酒を元気なうちに楽しまなくては。




関連記事

蒸し鶏のねぎダレ献立

蒸し鶏ねぎダレ、わかめと春雨のサラダ献立。

本体は旅の途中ですが、撮りためていた晩酌献立です。 普段使いのナイロントートに収まる旅

記事を読む

蒸しとうもろこし

三つ葉と豚の冷しゃぶ、蒸しとうもろこし。

今日から7月。 今朝は雨が降っていて少々肌寒いですが、まもなく本格的な夏に突入です。

記事を読む

彼女がものを減らす理由と削れない贅沢費。

そろそろものを減らそうと思う。 今まで減らし界隈には全く興味のなさそうだった友人の宣言

記事を読む

ピーマンと卵の炒めもの

ピーマンと卵の炒めもの、たぬき豆腐献立。

「むじなそば」なるものの存在を知ったのは割と最近のことです。 油揚げと天かすが両方入っ

記事を読む

こんにゃく麺

休肝日のメニュー 鶏出汁こんにゃく麺。

基本的に1年365日欠かさず酒を呑んでいます。 酒は好きだけど酒豪ではないので、1日の

記事を読む

れんこんハンバーグ、小松菜の黄身和え献立。

れんこんハンバーグ、小松菜の黄身和え献立。

丸はんぺんを焼いたのですか? という謎ビジュアルになっていますが、違います。れんこん入

記事を読む

豚ロースとキャベツの白ワイン煮

ルクルーゼで豚ロースとキャベツの白ワイン煮。

肉だ肉!今日は肉! 厚切り豚ロースを引っ掴んで、今宵の肉祭りを誓う。 祭りはいい

記事を読む

満寿泉純米

富山の酒 満寿泉 純米で晩酌 砂肝ポン酢、三つ葉と半干し大根のサラダ。

ここのところ東を攻めていたのですが。 関連 勝手に日本酒全国ツアー 関東勢で残る

記事を読む

ホタルイカときのこのしょうゆ炒め献立

ホタルイカときのこのしょうゆ炒め、蕪とツナの煮もの献立。

ボイルホタルイカをパックで購入したら、思った以上に量がありました。 あら、うれしい。う

記事を読む

漬物炒め献立

漬物ステーキ、トマト納豆で晩酌。

少し前に作った漬物と卵の炒めもの、所謂「漬物ステーキ」が気に入ったのでまた食べたい。

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

2024年、買ってよかったものベスト3。

もう3月ですが、1年間の買い物を振り返る恒例行事をば。早いも

確定申告完了で考える、50過ぎ キャリアのカウントダウン。

2024年度の確定申告が無事終了しました。 普段からキ

韓国・釜山一人旅で食べたもの、その2。食堂大好きパンチャンハンター。

釜山旅行の食記録、まだまだ続きます。韓国・釜山一人旅の食事 

乾燥しすぎて粉を吹く女のお手軽保湿方法。

こんにちは、乾燥肌です。寒いですね。真冬、ですね。 と

韓国・釜山一人旅の食事 その1。 釜山名物をたしなむ。

年をまたいでしまいましたが、韓国・釜山旅行記の続きです。韓国

→もっと見る

PAGE TOP ↑