リストは心を導く道具。ドミニック・ローホー「ゆたかな人生が始まるシンプルリスト」
夕方の雷、凄かったですねえ。
そういや夏の夕方の雷雨を部屋から眺めるの好きだったなあ、と久しぶりに思いだしました。
さて、日曜の午後のお供はこちらの1冊。ミニマリスト界隈では有名なドミニック・ローホー氏ですが、意外にも著書を読んだのは今回が初めてでした。
オリジナルのリストを作って、人生をシンプルに
物質的にも精神的にも不要なものをいつまでも手放せないのはなぜなのでしょうか。私たちはそのせいで、本当に大切なものを見落としたり、十分に使いこなせなかったりしているのです。
自分にいくつかの問いを投げかけ「リスト」を作ることで人生をシンプルにしその価値を高め、望みを実現しようと説いているこの本。書くことのもたらす効果やシンプルライフに関する書籍を読んだことがある人にとっては特に新しい切り口とは感じないのでは、と思います。
しかし「知識として知っている」ことと「実際にやってみる」こととは全く異なることは紛れもない事実。私もいいかげん観念してさっさと行動しなきゃなあなんて、この本を読んで感じたのでした。
未来は無限の可能性を秘めています。私たちはしたいこともできますし、よいと思う方法に進むこともできます。しかし、自分が何を望んでいるのか、どのような人物になりたいのかを知らないでそれを実現することはできないのです。
自分の本心が求めている人生のスタイルを本当にわかっている人は少ないのではないかと思います。
私も実際のところ、この人生で自分が何をしたいのか、したくないのか、わかり始めたのは恥ずかしながらつい最近のこと。自分の気持ちや願望と向き合うために「書く」という行為が有効なのは日々ブログを書いていても感じています。
なんとなく人生が混沌としている気がする、出口が見えなくて焦る、そして、モノを減らしてシンプルに生活したい、そんな人にはおススメの1冊です。
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