我々はなぜ小さき存在を恐れるのか。
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最終更新日:2023/07/23
ミニマルライフ

久しぶりの引越しを終え、3週間が経過しました。
大人の一人暮らし、住まいとお金。
新居は、快適です。はっきりいって、とても気に入っています。
越してからの数日間は、毎日文字通りウキウキで帰宅し、荷物の片付けや新しく購入したソファでのんびりと晩酌に勤しんでおりました。しかしその後、家に帰りたくない病を発症することとなるのです。
我々はなぜ小さき存在を恐れるのか。
お気に入りの新居に帰りたくない。その理由を友人に打ち明けたらば
「あー、それは…」
と言葉を失っておりました。
そうでしょうそうでしょう。やはりあなたも同意せざるを得ないでしょう。
近頃方々で嗜められる表現のひとつに「主語が大きい発言」があります。例えば「女性はいくつになっても女の子でいたいもの」とか「関西人は東京がキライ」とか、その手のアレ。
至極個人的な意見や思想であるにも関わらず、主語を「私」よりも大きくすることで、さも一般的なものであるかのような粉飾を施すやり口。いわゆる「あるあるネタ」であったとしても、主語を勝手に大きく設定されると、ちょっとズルくて、どこか卑怯な印象を纏うものです。
それは百も承知の上で、あえて言う。我々(デカすぎ主語)は、なぜあんなに小さな存在を、ここまで恐れるのかと。
前置きに約500文字を費やしてみました。ええ、お察しの通り、原因はアイツです。前の住まいではほとんど見ることがなかったアイツ。その前の住まいでは妙なプレイで応戦した、憎きアイツです。
一人暮らしは気楽だけれど、一人じゃないって素敵なこと。
私の記憶が正しければ、(場所は違えど)2016年10月以来の遭遇、ということになります。
しかも、ですよ。引っ越してからの2週間、室内外で計5回も目撃してしまったのですよ。
5回目にして心が折れた。
1~3回目はおそらく同一個体で、非常階段で見かけた(1)やつが玄関から入ってきて(2)見失い、その後再び発見(3)したという状況。風通しがいいからと玄関を開けっぱなしにしていた私の落ち度ね、と反省しつつ、団子を食らって息も絶え絶えになっているアイツを見送ったのでした。
荷物を入れる前に団子をあちこちに仕込んでおいたのですが、これでは心許ないかと今流行りのシュッとするやつも導入。警戒を強めました。
4回目はベランダでひっくり返ってお陀仏寸前のところを捕獲。ベランダにも団子を仕込んでいたので、ああ、食べたんだな、古いマンションだし気をつけなくちゃね、と平静を装って始末しました。
その数日後、起床してすぐ寝室で遭遇した際に、ぽっきりと心が折れました。また別個体おるやないか、と。なんぼほどでてくるねんと。
これまた団子のせいかフラフラ状態だったので、どうにか短時間で捕獲。しかしこの日以来、あまりの恐怖にお家帰りたくない病になってしまったのでした。外にいるときもヤツらのことが頭を離れず、ネタとしてブログに書くことすらできないという、かなりの重症です。
という話を友人にしたところ、私だってあんな小さい生き物がひどく怖いよ、と、いたく共感してもらえました。だからってわけじゃないですけども、引越し祝いに素敵なケトルをプレゼントしてくれました(感謝)。
酷暑に窓を閉め切って暮らす。
我々はなぜ、小さき存在を恐れるのか、アゲイン。
あれ以来、対策を強化するも、玄関はもちろん、ベランダの窓すら開放できなくなりました。ああ、せっかくの風通しのいい部屋なのに、なんて勿体無い話でしょうか。しかし、こればっかりは仕方ない。
この酷暑に極力窓を開けないというアホみたいな対策を徹底してからというもの、とんとお出ましにならなくなりました。ってことは、これまではすべて外部からの侵入だったってことですね。そうであってほしい。室内に住み着いて欲しくないもの。なんのために24時間ゴミ捨てできる物件選んだと思ってるんだ。お前らに会いたくないからだよ。
結局のところ問題は、網戸がついていないことなんですよ。調べてみたら簡易で設置できるマグネット式の網戸なんてもあるみたいなのだけど、うちの窓、サイズが特殊なので切ったり貼ったりが大変そう…。
ありがたいことに別の友人が対策を手伝ってくれるそうなので(感謝)、またあの心地よい風を取り戻せたらいいなと切に願うのであります。
というわけで、今の私の最大の悩みはG問題。相変わらず平和ですみません。
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