春の晩酌レシピ 鶏もも肉と水菜の酒蒸し、蕗味噌。
お、ふきのとうが出てる。
いつもの八百屋にパトロールに出るとふきのとうが目立つところに鎮座しておりました。
春だねえ、寒いけど。雪降るとか降らないとかいってるけど、春だねえ。
実はそんなに好きじゃないふきのうとうだけど、久しぶりだし季節ものだしね、と連れ帰ったのでした。
春の晩酌レシピ 鶏もも肉と水菜の酒蒸し、蕗味噌
- わかめと梅の吸いもの
- 蕗味噌
- 湯豆腐
- 鶏もも肉と水菜の酒蒸し
わかめと梅の吸いもの
いりこだしにみりんと塩、しょうゆで薄く味付けしてわかめと梅干しをさっと煮たお吸い物。さっと煮る、つもりがうっかり煮過ぎてしまいわかめの色がとんでしまいました。
蕗味噌
ふきのとうはさっと茹でて水にさらしてギュッと絞り、細かく刻んだ先から油をひいたフライパンに投入して炒めます。油が回ったらあらかじめ合わせておいた味噌とみりんを加えて弱火で練り、水分が飛んでぽってりとしてきたら火を止めます。
湯豆腐
昆布出汁でさっと温めた木綿豆腐に大根おろしとネギをたっぷりのせてしょうゆで。
鶏もも肉と水菜の酒蒸し
鶏もも肉は一口大に切って塩を揉みこんでおきます。フライパンに鶏肉を入れ酒を振りかけ蓋をして蒸し煮に。鶏肉に8分通り火が入ってから水菜を入れさっと火を通したら完成。水菜からかなり水分が出るので水を加えなくても汁だく状態になります。
蕗味噌に力を注いだので他は残りものでどうにかした晩酌献立。冬っぽい湯豆腐に春らしい蕗味噌と季節の変わり目をまざまざと見せつけるメニュー構成ではありますが、なかなかいい感じで飲める内容になったじゃないか。
さて本日は蕗味噌ですよ。
以前人に蕗味噌を出したらえらく好評だったことがあったのですが、自分自身がそんなに好きじゃないので春になったら必ず作る一品、というわけではありませんでした。よって今回もふきのとうを刻んでいる最中から一人で消費するには量が多すぎるんじゃないかと冷や汗をかいていたのです。がしかし。
なんだなんだ、美味いじゃないか。
考えてみれば以前は日本酒を飲まなかったから蕗味噌のありがたみに開眼していなかっただけでふきのとうが苦手ってわけではなかったみたい。ご飯のお供にもよしというけれど、こりゃやっぱり酒だよねえ。
生の状態では大量に思えて不安になったもののいざ味噌として出来上がってみれば大した分量でもなかったし冷蔵庫で10日くらいは保存できるだろうから余裕で完食するでしょう。
ほろ苦い春の味。これからは毎年作る季節のご馳走になるかもしれません。
関連記事
-
塩手羽大根、揚げかまぼこで晩酌。
塩手羽大根。 こういう汁っぽい出汁っぽいものが食べたくなるのは秋が来た証拠でしょうか。
-
里芋のねぎ油炒め、春菊の白和え献立。
あらかじめ仕込んだねぎ油と野菜の組み合わせ、特にいも類のうまさは格別です。 高知の酒
-
1人家飲み 5/30 キャベツとしらすのアーリオオーリオ、梅海苔とろろ。
メールの受信音で目が覚める朝。 友人から明け方に届いたのはとある酒場の大将が亡くなった
-
レタスしゃぶしゃぶ、トマトと卵のスープ献立。
レタスの鍋が好きです。 土鍋にたっぷりの酒と水、出汁昆布を入れたものをグツグツしながら
-
静岡の酒 花の舞 特別純米しぼりたてで晩酌 豚肉のはりはり鍋。
日本各地の酒を家で飲むだけというお手軽でたのしいお遊びの時間がやってまいりました。 勝手に日本
-
一人暮らしの晩ご飯献立 鶏もも肉のソース焼き、春菊のサラダ。
うう。 窓を開けてたら寒い。 昨日は暑いくらいだったのに、日々温度差が激しいです
-
せとかと甘平を食べ比べてみた。
By: skyseeker 人気の高級みかん、せとかと甘平の食べ比べセットを購入しました。み
-
ぬか漬けと豚肉の卵炒め、小葱のサラダ献立。
漬物をどうこうするという行為が結構好きです。 どうこう、とは、例えば何かに乗せたり混ぜ
-
豚かたまり肉をしっとり茹でる方法。
誰にも会わないシェアハウスの夜。 お盆だなあ、としみじみ。 私といえば、何ら特別
-
きのこの卵とじ、こんにゃくと水菜のゆず味噌和え献立
引き続き、例のきのこを使って晩酌です。前回はシンプルに焼いて食べたはなびらたけ。焼ききのこ
- PREV
- 少ない服で着回す、デニムを履かずに暮らせるか。
- NEXT
- くだらない毎日を積み重ねたその先に。