蒸しなす冷しゃぶ、トマトとわかめのナムルで晩酌。
今はもう、秋。誰もいない、海。
冷しゃぶをつまみに飲むには、ギリギリの時期ですかね。
「冷」といってもキンキンに冷やすわけではないので、季節問わず食べてもよさそうなものですが、やっぱり暑い時期に食べたくなるメニューではあります。
野菜をたくさん食べられるのもうれしい冷しゃぶ、本日はなすと合わせていただきます。
蒸しなす冷しゃぶ、トマトとわかめのナムルで晩酌
- きのこの味噌汁
- ぬか漬け
- トマトとわかめのナムル
- 蒸しなす冷しゃぶ
きのこの味噌汁
冷しゃぶ用の豚肉をしゃぶしゃぶした湯を使った味噌汁。実はえのきとしめじ、白ねぎだけですが、風味は豚汁のそれです。
ぬか漬け
本日のぬか漬けはにんじんとオクラ。
トマトとわかめのナムル
一口大に切ったトマトとわかめを粗塩、胡椒、ごま油、ごまで和えます。
蒸しなす冷しゃぶ
昆布と酒を入れた湯で豚薄切り肉をさっとゆでて冷まします。蒸したなすも冷まして手で細く割き豚肉とあわせ、柚子胡椒を溶いたポン酢で和えてうつわに盛ります。最後に大葉の千切りをのせたら完成。
「豚薄切り肉」と記していますが、本日使用したのはコマ切れ肉。大きめのロースの薄切りがたくさん入っていたので冷しゃぶにしました。もちろん、もっと薄く切ったしゃぶしゃぶ用の肉を使うもよし。ゆでてポン酢かけるだけの大ご馳走、何も文句はありません。ビールもいいけど、日本酒が気分かな。
これさえあれば、だいたいのことはうまくいく。
しゃぶしゃぶにもいろんな変わりダネならぬ「変わりダレ」が存在するようですが、なんだかんだでポン酢が一番すきです。
特に今日みたいに、酒を効かせた昆布出汁でしゃぶしゃぶした豚を、柚子胡椒入りのポン酢で食べるのが好物。今日はゆで汁を味噌汁にしたけれど、普通の温しゃぶの場合はゆでた細麺を投入して塩ラーメンにするとめっぽう旨いんですよねえ。味変にポン酢ちょろっと垂らしたりしてねえ。うへへ。
以前先輩が
「料理なんてものは肉か魚焼いてポン酢かけときゃだいたいうまくいく」
と言っていたけれど、確かにその通りだと思います。
もちろん他の調味料でもいいんだけど、柑橘が香る出汁のきいたしょうゆなんて、そりゃ旨いに決まってる。しょうゆや塩では物足りない時の味決め役として、ポン酢は最適ではないでしょうか。しょうゆとの色被りを避けるなら塩ポン酢という手もあるしねえ。
ご存知の通り、私の食生活もポン酢にかなり支えられています。いろいろな商品を使うけど、お気に入りは旭ポン酢や馬路村あたりかな。柑橘類が豊富にあるときなど、たまに自作もします。
ポン酢に限らず、汎用性の高いお気に入りがあるってのは、なんとも頼もしいじゃありませんか。
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