犬のこと。
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最終更新日:2017/04/29
やりたいことほしいもの, ミニマルライフ, 生き方と考え方
犬派か、猫派か?
などという話題がたまに出ますが、私は犬も猫も好きです。でも、どちらか選ぶとしたら、犬かなあ。
私が子供の頃は普通に家の周りを野良犬がうろうろしていたものですが、いつのまにか日本には野良犬がいなくなっていました。
フィリピンで暮らしていた時はそこらじゅう野良犬だらけだったので、子供の頃のことを思い出して妙に懐かしく感じたものです。日本の友人からは狂犬病に気をつけるように散々言われましたが、フィリピンの野良犬って基本的にあまり人間に興味を示さない印象が。
さて、現在は仮住まい的にシェアハウスで断捨離の日々を送っていますが、いつか定住する時がきたら叶えたい夢がいくつかあります。
そのひとつは、犬と暮らすこと。
どうせ手放すのだから、持たないほうがいい
本当なら今すぐにでも、と言いたいところなのですが、現在のように移動ばかりのライフスタイルで犬を飼うことはあまりにも無責任すぎるので、あと20年くらい経ってからできればいいなと考えています。
何故20年かと言うと、60過ぎからなら、なんとか犬の最期を見届けられるだろうと思うから。
死ぬのを見るのが悲しいから、という理由で犬や猫を飼うことをためらう人も多いと聞きます。が、動物と暮らすということは、最期まで責任を持つということ。もちろん別れは悲しいけれど、その悲しみを上回る喜びを与えてくれるものだと私は考えています。
いっぱい可愛がっても、結局最期は悲しい思いをしなきゃならないんだったら、飼わないほうがいい。
どうせ別れることになるんだから、付き合わないほうがいい。
そんなことやっても時間の無駄だから、しないほうがマシ。
そんな『どうせ~なんだったらしないほうがいい』という考えは一見合理的に見えますが、あまり豊かな選択ではないように思えます。
もちろん、これはモノを持つ、持たないの判断にしても同じこと。
将来どうだからとかどうせ死ぬんだから云々じゃなくて、自分の今の気持ちに正直に欲しいものは手に入れればいいし、いらないモノはいらない、でいいじゃないか。モノをあまり持っていない私が言うのはなんだか矛盾しているように見えるかもしれないけれど、自分の中ではこれも真理。
何事にも「最後」があります。
人間は生まれてきた瞬間から死に向かっているのは明らかで、生きている以上「最後」は絶対に避けられません。死後の世界があるのかないのか、輪廻転生は実現するのか、魂は永遠なのか、なんてことは私には皆目わかりませんが、肉体が朽ちても経験や記憶は何かしらの形でどこかに残るのではないかとうすぼんやり思っています。
今までも犬と暮らす機会があって、その度にいろんな発見があり、喜びがあり、悲しみがありました。そして、人と動物という種類を超えた家族のあり方ってなんて面白んだろうと感じました。
20年後なんて今の私にはまだまだ遠い将来に思えますが、その時に考えが変わっていなければ暖かくて毛深い家族を迎えたいと思います。
そしてその時まだこのサイトが続いていれば、カテゴリに「犬」を追加することは確実ですね。
楽しみ。
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