持たない日々を後悔する 春本番のコーディネート。
ようやくの気温上昇で本格的な春の装い。
花見がてらの夜の集い、さて何を着て行きましょうかと考えて選んだのはシャツっぽく着たレザージャケットにシルバーのマキシスカート、足元はスニーカーの甘辛系組み合わせ。
おお、なんかしっくりきた。
今年はトップスを新たに投入しようかね、とか言いながら手持ちのアイテムで、今日の自分が満足できるコーディネイトができました。
似合わなくなったアイテムはもう使えないのか
年を取ると今までの服が途端に似合わなくなる。
これは真実だけれど、合わせ方、使い方を変えて似合わせる方法もあるよねとここ数年で学びました。
レザージャケットもスカートも10年以上大事にしているアイテムだけれど、これらをどう着こなすかと真剣に考え始めたのはつい最近のことかもしれない。だってこのふたつを合わせようとは以前は考えなかったもの。
もちろんその時々のトレンドやら気分やらもあるからなんでもかんでも延命できるわけじゃない。けれど、今持っているお気に入りをどう自分に似合わせるか、着こなすかを深く考えもせず、ああ着るものがない、買わなくちゃ、とか思ってたんですかね。けしからんですね。
持たない日々を後悔する
ちょこちょこ心が揺れることはあっても基本的にはさほど好みのスタイルは変わらず、幸い体型にも大きな変化はありません。だからといってずっと同じものを同じように着こなせるかといえばそれはまた別問題で、その時々の使い方、似合わせ方がある。
好きなアイテムを長く使いたい派の私にはこの考え方がとてもあっているように思います。
だからこそ、後悔していることも。
おしゃれは好きだし、服も好き、毎日さあなにを着ましょうかと考えることは全く苦にならないけれど、残念ながらガサツなもので洋服や小物のメンテナンスをあまり真剣にやってきませんでした。
よって、お気に入りといいつつも乱雑に扱ってしまい寿命を縮めてしまったアイテムのなんと多いことよ。
好きだったあのローゲージニットやあのポインテッドトゥブーツ。きちんと手入れしていれば今でも現役続行だったよね。もう手放してしまったアイテムの中にも、今あったらまだ着れたのになあなんて思い浮かぶものはいくつかあるのです。
飽きっぽいから毎シーズン新しいアイテムを買い続けたい、というタイプであれば短いスパンで使い倒すやり方もアリでしょうが、ふと気がつけば10年選手ばかりが活躍している我がワードローブ。
使い捨てするのが嫌なら、メンテナンスのためにブラシやシューケア用品など最低限のお手入れ道具は持っているべきだったなあ。
大好きだ、ずっと一緒にいようね、と言いながらこの体たらく。その想いは本物なのか、愛してるなら態度で示せ、ってね。
今さらだなあと思いつつ、コートをせっせとブラッシングしています。
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