ミニマリスト主婦の師走

公開日: : ミニマルライフ

例のアレもひとまずおとなしくなっているということで、今年も年末年始は帰省することにしました。

80代ミニマリスト主婦の変化。

その旨を両親に伝えるべく、実家に電話をかけるが繋がらない。

2人の生活パターンはほぼ把握できていて、買い物などに出かけるにしても近隣のスーパーの開店時刻である朝10時前後。7時から8時は朝食タイムのはずなのに、いない。昼にかけても、出ない。夕方になっても、繋がらない。

2人揃ってぶっ倒れるなんてことはまずないだろうから、あるとすればおそらく電話や回線周りのトラブルであろう。

そう考えてはいましたが、やはり心配になるものです。

実家の電話がつながらない

近隣散策好きな父はともかくとして、完全インドア在宅大好きマドンナの母が、早朝からずっと電話に出ないのはさすがにおかしい。

70代ミニマリスト主婦のセレブ生活。

そう考えて、昼過ぎには関係各所に、大げさにならない程度に軽く連絡を入れました。

両親の住まいは市の職員さんが無事を確かめる見回りをしてくださっているので、緊急事態ではないだろうけど、電話の故障だとしたらそれもまた厄介。誰かに頼んで確かめなくちゃいけないなあ、とかなんとか考えて時は過ぎていく。

結局、18時前になってようやく電話がつながりました。聞けば何のことはない、久しぶりに2人揃って街に出かけていただけというオチ。ホッ。

しかし旅行でもないのに朝8時には家出てるって、なんか早くない?なぜなぜどうして?と問えば

「なんでってそりゃ、元気だから」

とよくわからない返答をする父。その後代わった母に同じ質問をしてみたところ

「モーニング。モーニングにいってたのよ〜(ハート)」

とのこと。そうですか、そういやあなた、モーニングお好きでしたよね。

楽しそうでなによりです。

ミニマリスト主婦の師走

ただただ私が電話をかけたタイミングが悪かっただけの話であったこの度の出来事。両親の体調にもついでに電話の調子もまったく問題なし、という結果に終わり安堵とすると同時に、親が老いるとはこういうことなんだな、と実感したのでした。

電話がつながらないくらいのことで、ちょっとざわざわしちゃうなんて、ねえ。

もちろん親だけじゃなくて、自分も同じように年取ってるのでお互い様ではありますが、今年もやっぱり緊張しつつの帰省です。両親がドッと年老いていたらどうしよう、いつもこざっぱりしていた部屋が荒れていたらどうしよう、という妙な緊張感は、年々強まるばかりです。

心配だといいつつ、普段はよっぽどの用がない限り電話の1本もしないのだから、勝手なものですね。

自分のことばかり考える家族。

にしても、モーニング狙いで早朝から外出して、夜18時まで10時間も街をうろつくって、相当な体力じゃありませんこと?私だって最近はそんな長時間買い物でうろついたりできないわ。

前回帰省した際には膝が曲がらないとかで座るのが辛そうだった母だけど、これだけ街をうろつけているのなら大丈夫なのでしょう。ミニマリスト主婦(とその夫)は、この師走も健やかに過ごしている模様です。

ものを持たずに身軽に生きる




関連記事

約10年ぶりにスマホを買った話。

いや、10年じゃきかない。「買った」という行為を軸に考えるなら、もっと長い年月が経っている

記事を読む

浜松町駅から東京タワー

大事なものに躊躇なく投資するための、正しい節約のススメ。

10年ぶりにスマホに回帰したので、毎月携帯料金が発生することになりました。といっても、微々

記事を読む

トランクひとつで暮らす未来は、すぐそこに。

一人身で持ち物も少なく、身軽なので、引っ越しが好きです。ひとところに止まらず転居を繰り返して

記事を読む

2月1ヶ月で捨てたものリストと買ったもの ’16

By: Lima Pix[/caption] 毎度お馴染み月初のまとめ。 毎月はじめに

記事を読む

使わないとダメになるから、使えるうちに使いたい。

By: Pedro Ribeiro Simões[/caption] 昨日は友人と昼呑みを楽

記事を読む

残業手当が出ないなら残業したくない若者は「社会をなめている」?

「まだロクに仕事も覚えてないのに…社会なめすぎ」 今でもこういう意見あるんですね。

記事を読む

服を買うなら捨てなさい スタイリストが提案する持たないスタイル。

By: Rubbermaid Products[/caption] 先日発売されたばかりの地

記事を読む

100均に寄り付かない人間がまとめ買いしたもの。

ものを増やさずにシンプルに暮らしたい。そう考える人にとって、100均は危険な場所でしかない

記事を読む

2023年、買ってよかったものベスト3。

1年間の買い物を振り返る恒例行事、今年もいってみましょう。 2015-2022年の「

記事を読む

必要なもの、いらないものは変わり続ける。

ニューヨーク滞在中、7thアヴェニューを散策していてふと気づく。 あ、そうだ、確かこの

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

遊んで暮らしたい50代が今なお働く理由。

ここのところ、公私ともに文章を書く量がめっきり減りました。

ミニマリスト主婦はよく食べる。

連休中は実家に帰省しておりました。 ここ数年は年末年始

AI時代に人間が文章を書く意味はあるか。

「ほら、こういうの、今ならAI使ってちゃちゃっとできますよね

白海老、ブラック、日本海。富山一人旅で行ったところ、食べたもの その1。

もうこのまま旅記録を書かずに終わるのではなかろうかと思われた

祝・越冬!エアコン不使用を貫いた冬の光熱費。

いやあ、呑気に仕事したり酒飲んだりしてたら、あっという間に春

→もっと見る

PAGE TOP ↑