持たない暮らしのデメリット。
公開日:
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最終更新日:2020/05/19
ミニマルライフ
「多くのモノを持たない今の生活のデメリットはなんですか?」
最近、こういう質問をされることが多いです。
といってもこれは
「少ないモノで暮らすメリットはなんですか?」
という問いとセットになっていることがほとんどなので、別にモノが少ないことに関して特別ネガティブなイメージを持っている方が持つ疑問、というわけでもありません。
モノを持たないことの弊害は
持たない暮らしの弊害は何か、といったキーワードで検索して来られる方もおられることから推測すると
「すっきり身軽に暮らしたい。でも、実行に移す前にマイナスポイントについて知っておきたい」
といったところでしょうか。確かに、なんとなく良さそう!と思って一気にあれこれ捨ててしまった後で後悔する、なんてのは誰しも嫌ですからね。
さて、私の場合ですが結論から言うと持たないことのデメリットはありません。というか、自分の生活スタイルは自分一人で選択できる一人暮らしの身分でわざわざデメリットのある暮らしをする必要がないのです。
これが誰かと一緒に暮らしているのだとすれば
「モノの数やインテリアに関する意見が家族と合わない」
「持つ、持たないでしばしば衝突が起こる」
なんていう問題もあるかもしれませんが、一人で生活しているとそんなこともなく。備蓄も少ないならば災害時に弱いのでは、という意見もありますが、災害時の備えにしても中年女性一人分ならば大した量にはなりません。
デメリットねえ、デメリット。なんかあるだろうか。
コスト面ではデメリット大有りの生き方
私があまりモノを増やさず生活していることの理由のひとつは身軽に生きて行きたいからですが、どちらかというと持つ持たない以前にこの考えのほうがデメリットが大きいと思います。
何しろやたら引越しを繰り返すのでコストと手間がかかりまくり。きちんとした丁寧な暮らしを望む人ならばこんなふらふらしないできちんと地に足のついた生き方を選ぶことでしょう。
持たない暮らし自体のコストパフォーマンスはいいけれど、結局うろうろすることで無駄にコストがかかっているのでトントンってとこですかね。いや、マイナスか。
というわけで去年からまたもや引越ししたくなってきたわけですが、ちょっといい物件を見つけたので春あたりには移ろうかと。でも、また旅の予定もあるし、旅と引越し一気にやるとちょっと疲れるよねえ。でも、モノが減った分引越し作業も旅の準備も以前よりは格段に楽になったから意外といけちゃうかもね。
いつになったら落ち着くのか、とも思うし、そもそも落ち着くつもりがないから持たないスタイルを選択をしているのだ、とも思う。なんとも自分勝手でお気楽な話です。
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