少ないアイテムをおしゃれに着こなしたい人におススメの本。
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最終更新日:2019/06/21
ファッション
ミニマリスト志向の女性にとって、最も有効な断捨離方法は「洋服を減らすこと」です。
しかしこれがなかなか難しい。
毎日同じ服を着て仕事にいくのはいやだし、いくつになってもお洒落な人でいたい。アイテムが少ないといくら頑張ったってアレンジ方法なんてしれてる…。
そんなファッションに悩める人におススメの一冊をご紹介します。
パリジェンヌはミニマリスト?
パラパラめくるだけでコーディネイトのヒントが浮かんでくるようなイラストブック。
少ない予算でも、おしゃれ度が120%UPする!
鏡の前の自分がステキ!もう、買い物で悩まない!
パリジェンヌって、お金をかけていないのに…、なんかかっこいい&可愛い!
パリで絶賛されたイラストレーター米澤よう子が、そんなパリジェンヌの秘密を大公開!この本を読めば、少ない予算でも、おしゃれ度は120%UP!
デコルテを綺麗に見せる「良質ニット」、スッキリみせる「黒タイツ」、究極のブラックドレス…
パリジェンヌならではのアイテムや着こなし術を、イラスト満載でご紹介!
おしゃれなパリジェンヌ、というとクローゼットから溢れんばかりの洋服を日替わりで楽しんでいるものと想像してしまいますが、この本はその期待(?)を見事に裏切ってくれます。
そう、「おしゃれな人」とは、服をたくさん所有している人のことではありません。
「服をたくさん持っている」、それって単なる収集癖があるだけのことで、実はお洒落とは無関係です。本当にセンスのいい人は、少ないアイテムでもそうとは感じさせずおしゃれに着回せるのです。
本当に必要なのは、バランス。
私は長年ファッション関係の仕事をしていたこともあり、自分に似合うものを選べるという自信はそこそこあるほうです。しかし私の自信に裏打ちされているのはアイテム数の多さでも、ブランド品でもありません。
大切なのは「バランス」。
ファッションセンスとは「自分に何が似合うかを知る」ことに過ぎないのではないでしょうか。
ケイト・モスがVOUGEの表紙で纏っているヴィヴィアンのシャツがいくら素敵でも、自分に似合うかどうかは別の問題。自分の体型や肌の色、キャラクターなどを鑑みて、自分が一番輝けるバランスを弾き出せること。これが「センスがいい」ということなのだと思うのです。
センスを磨きたい! そんな人におススメ、米澤よう子氏の本。
米澤よう子さんの本は好きで欠かさず読んでいます。
米澤さんはパリ在住経験のあるイラストレーター。
パリジェンヌのさりげなくも素敵な着こなしを独特の繊細なタッチで綴ったファッショナブルな著書が人気の作家さんです。
米澤さんの本はどれも「特別ではない普通のアイテムをスペシャル素敵に着こなす」ためのヒントに溢れています。
もしこれが、パリジェンヌのストリートスナップだったら、「ああ、外人は顔が小さくていいよね」、トップモデルで構成されたファッション誌だったら「同じ人間とは思えない」と、諦めてしまうかもしれません。が、米澤さんの本は全てイラスト。彼女の描く女性はみんなキュートでセクシーなのだけど、写真ではなく「絵」で表現されているからこそ、この着こなし、私も取り入れられるかも?なんて想像力が働くのではないでしょうか。
米澤さんのブログを見てみると、写真もとても素敵。
ファッションセンスを鍛えることは、食やアート、インテリア、その他色々な「センス」を磨く身近な第一歩なのかもしれません。
などと薀蓄を垂れてしまいました。
靴好きな人にはシリーズ新刊のこちらもおすすめ。
少ないアイテムでもうまく着回し、履き回すテクニックとヒントが随所にちりばめられていますよ。
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