師走直前、仕事をクビになりました。

公開日: : 最終更新日:2025/11/26 これからの働きかた

それはそうとクビになっちゃいましたーーー!!

すみません「クビ」はちょっと盛りましたが、そこそこの期間継続していたレギュラー案件を一方的に終了させられたので、クビといっても過言ではないでしょう。

ここでも度々言及している私の「皮算用シート」では、あと2年今のペースで仕事を続けて、そのあとは緩やかに仕事を減らしていくつもりにしておりました。今回のクビ騒動で、この計画が大幅に狂ったことになる。

正月早々、老親におねだりをする50娘。

普通に考えれば、50過ぎて収入源のひとつを絶たれるって、結構な痛手のような気もします。

しかし私はそうは考えておりません。

50代フリーランスがクビになった顛末

今回契約終了となったのは、以前ちょろっとこぼした超パワハラ体質企業の案件です。

遊んで暮らしたい50代が今なお働く理由。

あんまり詳しく書くと特定されちゃいそうなので思い切りボカしますが、なにしろ長く継続するのがそれはそれは難しい環境ゆえに、半年以内の離脱率は驚異の90%超えというスペシャルハードな案件でありました。しかしながら見栄えのよい人気業種のため、深刻な人手不足の令和時代でも人員確保には全く困らない。このことが幸か不幸か、根本的な問題を改善するに至らない最大の原因となっているようでした。

ここで私が何をやっていたかというと、ばっくりとした情報しか共有されないプロジェクトを「あとは全部やっといてください」と丸投げされ、手探りで完走する、というもの。

完走のために必要なデータや素材、時には人までも調査し、調達し、助けを乞い、めちゃくちゃ厳しい予算に頭を抱えながら一人走り続ける。という、まるで柄のない巨大ジグソーパズルに挑戦するような仕事。加えて、困難を乗り越えようやくピースのはまった箇所を、怒鳴りながら蹴散らかしていく輩まで現れるものだから、何人もの人が心の健康を損なって去っていくのも無理はないでしょう。

なぜ私はこんなヘヴィーな案件を何年も続けていたのか?理由はただひとつ、仕事が面白かったからです。

クビのベストタイミング

正直、業務量や求められる結果に対しての報酬は安かった。それでも、自分のデタラメなキャリアを活かせる場面が多々あり、謎解きゲームのような楽しさがあった。さらに、孤独なパズルに挑む中で出会った人たちとの交流が心強かったのです。

フリーで仕事をしていると、どんなに信頼のある企業の案件でも最終的には「この人はうちの人間じゃないし」という線引きがあるものです。また、自分の中にも「私は社員じゃないし」という気持ちが正直あります。何しろ根が薄情なもので、この線引きができるからこそ、フリーランスを続けていると言っても過言ではない。

40代フリーランス、50手前で正社員になれるか。

ただ、この劣悪案件に関しては連携するメンバーもほぼ外部スタッフだったため、「企業の中の人」とは別の種類の絆があったとでもいいましょうか。久しぶりに、誰かと協力し合う楽しさを感じられた仕事でもありました。

チャットグループ内では日々名指しで罵詈雑言を浴び、ミーティングの席では理不尽な叱責を受け「仕事はできるけど、存在自体が気に食わない」とまで言われる始末。完全にスケープゴートと化していた私(のメンタル)を、関係者はみな心配してくれていました。しかし私は何を言われようが、心の中で鼻ほじりながら「ババアなめんなよ」とニヤニヤしていたのです。何人たりとも、私の機嫌を損ねることはできないのだ、と。

不機嫌は罪である。

そもそも細かいことは気にしないし図太い体質だけれど、メンタルはさほど強くはない人間。自分のことをそう評価して生きてきたが、案外強いな私!と自分の新たな一面を再発見した次第。いや、この案件を続ける中でパワーアップしたのか??精神鍛錬の場であったと捉えるならば、本案件に携わってきたここ数年は意味のある時間だったといえましょう。

あーあ。あと2年は続けたかったなあ…。とは思うものの、本当に信頼していた人たちが次々離脱してしまった今。このタイミングでクビにしてくれてありがとう、という気持ちもあるのです。継続していたらおそらく、ギャラ据え置きで業務量3倍くらいになりそうだったので。

なんだかんだと揉めて、最終的には(存在が気に食わないという理由で)契約内容の遵守さえ放棄するとまで宣言されたので、さすがに降りることと相成りました。ギャラをまともに支払ってもらえないなら、続ける理由はないですからね。

2026年はどう働くか

そんなわけで、収入の柱をひとつ失いました。

さてこれからどうするか。ありがたいことに、他にも仕事はいくつか持っており、本案件が終了したことで即生活に困るような状況ではありません。しかしながら、せっかく時間ができたんだし、もうちょい何か仕事したいな、という気持ちになっている自分に驚く。

遊んで暮らしたいくせに、仕事はしたい。なんという矛盾。まあ、私のような根っからに怠惰な人間は、せっかくできた自由な時間を有意義な活動に使うことをせず、ダラダラ酒飲んで溶かしちゃうだけですからね。ならば面白そうな仕事をみつけて、金でも稼いでいたほうが楽しいかなあと。

遊んで暮らせるなら、中身はどうでもいい。

とはいえ、あっという間に11月下旬。時期も時期なので今年いっぱいはこのままゆっくりペースで過ごしつつ、来年から新しい仕事を動かそうかと考えています。

今の状態で突っ走って「現役時代」を終えるのかしら。なんて思っていたのに。やっぱり人生なんて計画通りには進まないものですね。

さて、なにしようかな〜。どうせまた、面白い仕事が見つかっちゃうんだろうな〜。思いのほか、楽しみだな〜。




関連記事

私が一番大変で、こんなに頑張ってるのに、誰もわかってくれない。

連休中、友人と焼き鳥などをつまみに昼からだらだら飲んでおりました。昼飲みに付き合ってくれる友

記事を読む

あまりにも充実したおこもり生活。

初めての在宅勤務に、戸惑っている。そんな人も多いのではないでしょうか。 急遽フルリモ

記事を読む

ブログ書籍化の経緯、本当のテーマは何だ。

当ブログ、カリッとした毎日。がきっかけとなり、この度1冊の本が出来上がりました。 関連

記事を読む

プロの仕事が求められない時代の仕事の作り方。

By: Thomas Duesing[/caption] フリーランス、自営業で仕事をしてい

記事を読む

確定申告完了で考える、50過ぎ キャリアのカウントダウン。

2024年度の確定申告が無事終了しました。 普段からキッチリ帳簿はつけているほうなの

記事を読む

趣味のアレでお金を稼ぐ大型連休。

好きこそ物の上手なれはまぎれもない真実ですね。 マラソンなんて、走るのキライな人が上達

記事を読む

会社員の立場のままで、自由に生きられる時代の恐怖。

世は大副業時代。いや、「複業」時代。 社員が副業に取り組むことを認める企業が増えたため

記事を読む

食うために働かない、サステナブル・ワークスタイル。

あと10年ほどでリタイアを予定しているという知人がいます。 リタイアというか、今時な

記事を読む

40代独身東京一人暮らし女性が、 今後の働き方を討論す。

【前回のあらすじ】 新しい分野へのチャレンジ、その準備に3年の月日を費やしたというイラ

記事を読む

うっすらとした道標、2020年やることリスト。

By: Ged Carroll[/caption] 奥さん、2月です。 年始は朝から酒

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

嫌じゃない仕事があれば御の字、という話。

相変わらず、読書はaudibleで耳から、状態が続いています

タイ・ラン島一人旅。ラン島で食べたもの、飲んだもの。

タイ・ラン島一人旅の記録、食編です。タイ・ラン島一人旅の記録

五十肩、手術したくない人間の選択肢。

重度の肩関節周辺炎、通称「五十肩」を発症し、通院治療中にさら

タイ・ラン島一人旅、島の休日の過ごし方。

タイ・ラン島の旅記録の続きです。タイ・ラン島一人旅の記録20

鍋焼きうどん
プロの独身は料理をしない。

平日は酒を飲まなくなりました。と報告したのは今年の7月のこと

→もっと見る

PAGE TOP ↑