フリーランス、はじめてのオンライン新規営業。
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これからの働きかた
先日、生まれて初めて「オンライン新規営業」を経験しました。
どんな業界も営業の縮小や自粛傾向にある今の時期、ありがたいことに新規のオファーがありまして。
当然「一度お会いして詳細お話ししましょう」という流れになり、オンラインにて初面会。
この状況下の緊急処置としてのオンライン、ではなく、今後はいよいよこれもスタンダードになるのだろうなと考えながらの初体験でした。
はじめての、オンライン新規営業
私の仕事はオンラインで完結できるものも多く、これまでも発注から納品、請求まで対面ゼロで進めた案件は多数存在します。crispy-lifeとしてたまに外部で書かせてもらっているコラムなんかもほぼそんな感じ。
が、納品物を伴わない期間契約の仕事に関しては、基本的には一度お会いして内容すり合わせて提案して契約して、以降要所要所で打ち合わせして、とか、ものによっては常駐する、なんてパターンもあるのです。
今回お声がけいただいたのは後者の案件であり、これまでなら会社に出向いて打ち合わせするパターンのもの。企業によってはまた事態が落ち着いたら連絡ください、になりそうなところを、打ち合わせから見積もり、契約からミッション稼働まで、オンラインで進みそうな気配が漂っておりました。というか、今後はどんどんこういうケースも増えていくんだろうな、と。
当然、対面じゃないと進まない仕事もあるので、応相談ではありますが、これまで頑なにオンラインを拒否していた業界もいよいよそうも言ってられなくなるんだろうなと。
オンライン完結型の仕事に必要な能力
さて、今回の「初体験」で改めて、オンライン業務遂行能力の重要性を感じました。
連絡手法がメールからチャットへ移行したことで、より簡潔かつ正確なテキスト作成能力が必要だし、スムーズなwebミーティングに対応できる会話力やコミュニケーションスキルも一層必要になる。オンラインってどうしてもタイムラグ発生するから、会話リズムにちょっとしたコツもいる、なんて細かい話だって出てくる。
オンラインのコミュニケーションはある程度気心知れた間柄であっても誤解が生じるリスクがあるのに(ってこれは対面でも同じだけど)新規ともなれば、細心の注意を払わねばなりません。
テキストはまだしも、会話能力に難ありの私は、ここ鍛えなきゃ今後厳しいなと痛感した次第です。
最近は意識して話すようにしてるから、自分比では随分改善したのだけれど、複数人が複数拠点から参加するwebミーティングの場では、まだまだ課題山積、いいようにいえば、のびしろ満載。
いずれにせよ「事態が落ち着いて元に戻るのを待つ」ようなことは極力考えず、常識が変わった後の世界をどう生きるかに目を向けたい。東京にいながらにして地方の仕事ができるようになるかもしれないなとか考えてたら、あれこれ夢も広がるし。
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