50代で叶える、アルバイトの夢。

公開日: : これからの働きかた

cebu-diary-03-1

自分比でややヘビーな締め切りに追われ、顔面を青くしたり白くしたりしていた月末月初。どうにか一山超えてホッとしています。

フリーランスの身分なので仕事があるのはありがたいことこの上ない。しかし「他の案件で今忙しい」とは口が裂けても言えないので、内心焦れど涼しい顔で過ごすのがお約束であります。

などと忙しぶってみましたが、私の持ってる仕事量やその難易度なんてたかがしれている。フルタイムでお勤めの方、もしくは絶賛子育て中のお父さんお母さんのほうがよほど効率よく動かれていることは百も承知です。

それでも、延々とパソコンの画面を見つめることに飽きたりする。

パソコンを眺める以外のお仕事

パソコンやスマホでのメモをたしなめられたりしたのは遠い昔の話。今は打ち合わせといえばほぼ画面を眺めつつ行っている、メモを取ったり資料を確認しながら進められるので、パーパーレス推進を考えれば理にかなっているんだけど、画面見るの飽きちゃった。となる瞬間がたまにくる。

思えば日常的にパソコンを使って仕事をするようになってから早20数年。そろそろ飽きがきても不思議はないですね。

喋ったり、コミュニケーションを取ったりすることが苦手な人間にとって、文章やメッセージでやり取りできる現代社会はありがたすぎるがしかし、そこに頼りきってしまうという問題も発生する。なんでもかんでも、画面越しに伝えようとしてしまう。

そんなとき、ふとバイトしたいなと考えたりするのです。

50代で叶えるアルバイトの夢

daikanyama15

うろ覚えなんだけど、以前雑誌で漫画家だかイラストレーターだかの方が、50を過ぎて夢を叶えてみるという実践記録をされていました。

その方の若かりし日の夢は、制服のあるカフェの店員さんになること。駅前に行けばバイトを募集しているカフェなんていくらでもあるのだから「夢」というにはささやかすぎる気もするけれど、「学生時代に憧れていたけれど、結局できなかったこと」として、ずっと心残りだったそうな。

フリーランスで活動していて、本業も落ち着いていて多少時間に余裕のある今なら、叶わなかったあの夢にチャレンジできるかもしれない!

ということで、チェーン系のカフェでアルバイトをしてみる、という内容。詳細は忘れちゃったけど、遅ればせながら夢を叶えたご本人はすごく楽しそうで、なるほどそういう「過去の夢の取り返し方」もあるのかと妙に腑に落ちた企画でした。

夢とまではいわないが、私も純粋な飲食店で働いたことないんだよなあ。おしゃれカフェよりもバーや居酒屋のほうがいいなあ。今飲食系やサービス業は人手不足で大変だから、週に1回だけ対人訓練を兼ねてチャレンジしたいおばさんでも採用してくれるんじゃないかしら。あ、飲食店なら串打ちの仕込みとかやってみたい。でも、それだと黙々作業でコミュニケーションはあんまりなさそうだし。

という、たのしい妄想。現状の作業量ですらヘビーとか言っちゃってる、そもそもあまり働きたくない私。

いかにして働かずに暮らすか。

実際バイトするとなったら全然ついていけないんだろうけどとにかく。今年後半はパソコンの画面を見つめ続ける以外の仕事や機会を増やそうと思います。機会といえばやっぱりスナック。スナックだよねえ。

 




関連記事

ものがなく、いつでも動ける身軽な人。

ペーパーレス化がぐいぐい進んだことも理由でしょうか。フリーアドレスを採用するオフィスがかな

記事を読む

何をやっているのかよくわからない人。

地元へ戻った時、久しぶりに会った知人に今どういう仕事をしているのか、と問われたので答えると

記事を読む

令和初の年越し、昭和との戦い。

2020という整然とした4桁の並びはどうにも座りが悪いし、2年と言われるといつの間に、と思う

記事を読む

プロの仕事が求められない時代の仕事の作り方。

By: Thomas Duesing[/caption] フリーランス、自営業で仕事をしてい

記事を読む

自分のスケールを悟る頃。

先日久しぶりの友人と食事をしました。 久しぶりって、3年ぶりとかそれ位。 お互い

記事を読む

人生100年時代、今から10年後の働き方を考えよう。

年明けにとうとうやります! 出会いを求めて小さなスナック、こんな話が聞きたくて。

記事を読む

50代からのキャリアチェンジ。

「この先の人生は、書く以外の仕事で生計立てて行きたいんだよね」長年ペンの力で生きてきた友人

記事を読む

浜松町駅から東京タワー

田舎暮らしや社会貢献がしたくなったら、それはひとつのサインである。

妖怪多毛女の呪いを解くために、いつものサロンへ。 お盆どこか行ってました?あら、ご実家に帰

記事を読む

一生お金に困らない自信とその方法。

どうなのよ、仕事のほうは。母に問われて、ぼちぼちですねと適当に答える。 ちなみに母は私

記事を読む

お金をください。

もう随分前になるけれど、フリーライターの友人が 「請求書を送るのが面倒すぎてついつい

記事を読む

Comment

  1. まるい より:

    スナック。。。。

    スナックですよ!
    私は片時も忘れてませんことよ。
    crispy-mama!

    • crispy-life より:

      まるいさん

      !!
      ありがとうございます!
      なかなか実現しないスナック構想ではありますが、今生で必ずや…!

crispy-life へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。

50代一人暮らしの1ヶ月の支出。老後に備え、いかにして小さく暮らすか。

現役世代のゴールがちらりちらりと見えてきた50代。友人知人と

腰痛改善に向けて始めたこと2つ。

今年こそは腰痛改善に取り組むぞ!と宣言して早1ヶ月が経過。や

ご近所感覚の酒場を求めて。韓国ソウル一人旅で食べたもの・その2

韓国・ソウル食記録の続きです。1人で飲むなら、定食で。韓国・

やりたいことリスト’24「ちゃかし倒してゲームする」

毎年恒例の儀式・その2「やりたいことリスト」のお時間がやって

2023年、買ってよかったものベスト3。

1年間の買い物を振り返る恒例行事、今年もいってみましょう。

→もっと見る

PAGE TOP ↑