アナログ仕事を知っている世代がAIを使いこなせるのか。

公開日: : これからの働きかた

MacBook Air M2

そりゃ便利は便利だけど、日常的に実務で使い倒すのはもう少し先になるかな?

ほんの数ヶ月前にそう思っていた生成AI界隈。気づけば仕事で使いまくっていました。

AIに対する私の意識や使い方が変化したのはもちろんだけれど、とにかく精度が上がっている。私のしょぼい脳みそでウンウン考えるより余程正確で洗練された答えが返ってくる。

なのに、なのに。こんなに便利なツールがあるのに、別に仕事はラクになっていないのはなぜなのだ。

家事も仕事もラクにならない謎。

さて私がAIを使っているのは主に以下のシーンです。

  • 表計算で適切な関数がわからないとき
  • 関数やコードのエラー内容がわからないとき
  • 主観が不要の文章を書くとき
  • 長文の誤字脱字チェックなどの校正ツールとして


そもそも高度なPCスキルや知識を持たない私のようなエセビジネスマンにとって、数式だのコードだののエラーチェックが秒でできることは本当にありがたい。今までもGoogle先生に頼り切ってなんとかやってきたけれど、それよりもAIに聞いたほうが早いし、正確な答えをくれるので、もうこのままスキルなしで今生を逃げ切れる気さえしています。

そしてテキスト生成について。ChatGPTを始めて使用した時は「グラマーのエラーがないのはすごいけど、文章作成ツールとしてはまだまだ実用に値しないな」との印象を持っていました。なんというか、正しくてつまらない文章を返すだけというか。

その感覚は今も大きくは変わらないのだけれど、自分の意見や感想を必要としない文章を作成する際にはこの「正しくてつまらない文章を一瞬で吐き出してくれる」ことが、逆にとてもありがたいのです。それに気付いてからは自分でイチから書く必要のないテキストは全部AIに書かせるようになってしまいました。

たった数ヶ月で、手のひら返し。これが、テクノロジーの力か…(遠い目)。

手間暇時間がかかっていた作業が一瞬で完了!なんて夢のような話だけれど、これで仕事がめちゃくちゃラクになったとか、時短が実現している!みたいな清々しい感覚は不思議とないんだよなあ。

なんか昔もこんな話書いたっけ。

働いていないという罪悪感。

いや、これは便利家電を使うことへの謎の罪悪感の話だから、今回のとはちょっと違うか。私は単にラクがしたいんだから。

アナログ仕事を知っている世代がAIを使いこなせるか。

会社の帳簿がアナログからデジタルに移行した20代の頃、ミーティングの席でこれからは売上管理をエクセルで…みたいな話をしていたら、当時の上司がえらく怒って

「何でもかんでもパソコンに頼るな!手書きで帳簿をつけないと数字の感覚が掴めなくなるぞ!」

みたいなことを言い出して、頑なに手書きの帳簿から脱しようとしなかったことを思い出す。件の上司は確か当時40代前半。今の人からしたら、40代がこんな前時代的発言をするなんて、考えられないでしょう?ほんの30年前の中小企業って、こんな感じだったんですよ。

本質的にはまだAIを使いこなせていない50代の私も、今の20代から見たら当時のあの上司みたいな感じに見えているのかもな。などと、ぼんやりと考えたりして。

残念ながら画像生成についてはまだうまく実務に組み込めていませんが、これも時間の問題でしょうか。うまいこと使いこなせば、私はもっと働かなくて済むのでしょうか(切実)。

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