田舎暮らしや社会貢献がしたくなったら、それはひとつのサインである。

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妖怪多毛女の呪いを解くために、いつものサロンへ。
お盆どこか行ってました?あら、ご実家に帰省ですか、それはそれは。私は日帰りドライブに行きましたよ、などと、どうでもいい世間話をする。

伊東へ日帰りドライブ旅 日本散歩・静岡県

海がどう、山がどうといったのどかな自然について語っていたからか、スタイリスト氏が突然こんな質問をしてきました。

「終の住処はどうするか、とか、もう考えてます?」



終の住処はどうするか

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氏は私よりやや年下とはいえ、既に40過ぎ。そろそろそんなことを考え始める年齢ではありますね。

うーん、まだ具体的じゃないんだけど、仲間内でそういう話は頻繁にしてるねえ、と、いろんな話をしてみる。

40代東京一人暮らし、早く引っ越ししてほしい。

いい年をした大人がフラフラすべきではない論。

氏はまだ小さいお子さんが2人の4人家族。子供が独立したら、老後は夫婦でのんびりと自給自足の田舎暮らし…なんて考えがちだけど、地方移住するらなむしろ今。自分に体力があるうちに田舎暮らしで子供をのびのびとした環境で育てる。これが一番現実的だよね、と。

そうそう、そうなんだよねー、と頷く。

車の運転だっていつまでできるわけじゃなし、年取ったらいきなり土いじりが上手になったりしないからね。

40代独身女性が今考える老後の暮らし。

先のことはまだまだわからないけれど、今のところ東京から離れる予定はないというスタイリスト氏。

以前はちょくちょく地方や海外への移住、さらには今の仕事への疑問、もっと社会に貢献できる仕事がしたいという強い思いが溢れ出て止まらないことも度々あったそうだけれど、最近になってその理由がわかったと言う。

田舎暮らしや社会貢献がしたくなったらそれはひとつのサインである

浜松町駅から東京タワー

曰く、

「田舎暮らししたいとか、社会貢献云々とか言い出す時って、大体疲れてる時なんですよね」

本当に移住したいわけではなく、単に現状から逃げたい、休みたいだけ。もちろん、全く興味がないわけではないけれど、今すぐ必要なのは社会貢献活動のために店を閉めることではなく、休息を取ってリラックスし、気分転換することなのだ。

そう気付いてからはずいぶん気がラクになったそうな。なんかわかる、わかるなあ。

もう働きたくないんです。

疲れている時ってただでさえ自分の本心が見えなくなりがちだから、下手したら

「本当はやりたいことがあるのに勇気がなくて叶えられないダメな自分」

なんておかしな自己評価を下してしまう。あ、違うわ。最近ちゃんと休めてないから疲れてるだけだわ、ってわかればいろんなモヤモヤがスカッと晴れるのだから、自分のことがわかっているのって、強い。

自分のことになると途端にわからなくなるという話。

「あー、なんかわかるかも。日常に疲れた大人は移住検討しがち。あと、山奥で蕎麦打ちがち。」
「それそれ。うちの父親も打ってますよ」

そんな話をしつつ、結局自由業を営む我々に今後必要なのは、変化に対応できる柔軟さであり、柱作りなのだという結論に達したのでした。

どこにいても仕事はできる。

自分とは異なる環境で生きている人と話すのは、いつも楽しい。楽しいし、カットの時間を使って実のある話ができた気もする。するんだけど帰り道、ガラスに映ったおじさんの姿を確認して、まーたやっちゃったなと思う。

色気のないショートはおばさんを飛び越える。

ヨッ、おじさん、久しぶり。しかしなんで学習しないかね。

 




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Comment

  1. まるい より:

    こんにちは。
    疲れてるって多くの仕事量や作業をこなす疲れだけでなく、「=うまくいってない→疲れる」を含んでるんですよね?
    「=うまくいってない→疲れる」って、休んでリフレッシュして、でもうまくいっていない状態に変わりなく→疲れる、をグルグルと。。。。
    あ、なんか暗いっす。

    田舎暮らしや社会貢献に走りそうにならず、世界を閉じる引きこもり方向に行きそうな私としては、現実逃避先の内容の違いに驚くばかり。

    • crispy-life より:

      まるいさん

      >世界を閉じる引きこもり方向に行きそうな私

      私もそちら側ですね。そば打ちの可能性はゼロじゃないですが、社会貢献の方向へは行きませんねえ。。。加えてうまくいかなくなったらすぐにあらゆるリセットボタンを押しがちな暗い人です。押しまくってもうリセットできるものすらなくなってきました。

      …残暑厳しい折、お疲れでしょうか。風呂にでも入るしか!

  2. cocue-cocue より:

    うなずきながら拝読しました。

    若い頃の私は家族や親しい友人には「私が医学部か司法試験、青年海外協力隊のいずれかを目指すといいだしたら、絶対止めてね」と伝えておりました。
    もちろん、その進路は素晴らしいのですが、私のような普通の勤め人が、志なく一念発起してイザ!と言い出す動機に、ロクなもんありゃしない、と分かっていたからです。

    田舎移住や終のすみかも、今まさにホットな話題で、気になるところです。
    大きな決断になりますものね。

    • crispy-life より:

      cocue-cocueさん

      医学部、司法試験、青年海外協力隊。なんとまた壮大な! やはり人それぞれ憧れという名の逃避対象を持っているものですね。

      いや、cocue-cocueさんのそれは逃避目的ではなかったかもしれませんが、その動機の信憑性をわかっているのが何より大事なのだと思います。本気かどうかが自分でわからなかったら、人生混沌としちゃいますもんね。

  3. まるい より:

    そうだ!
    私にはお風呂がある!!

    しかも今の季節は、風呂上がりのスイカアイスバーも。

    クリスピーさん、ありがとうございます。
    青い鳥は私のそばにいる事を、ついつい忘れがちです。

    • crispy-life より:

      まるいさん

      風呂はいつだって我々を裏切りませんから。

      風呂上がりのアイスバー、いいですね。私の青い鳥はあずきバーとか白くまバーであります。

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