白海老、ブラック、日本海。富山一人旅で行ったところ、食べたもの その1。

公開日: : 旅人への道

もうこのまま旅記録を書かずに終わるのではなかろうかと思われた、2024年末の富山一人旅。

仕事帰りにふらっと富山一人旅。

書く、書きます。書きますとも。だって、めちゃくちゃ満喫したから。

仕事終わりに移動、夜到着の1泊旅行。24時間にも満たない短い滞在でしたが、以下時系列で行ったところ、食べたもの記録をお届けします。

19:45 富山駅着からホテルチェックイン

富山駅に到着したのは20時前。駅の豪華さとチラ見するだけでもわかる土産物の豊富さに圧倒されながら、まずは駅前のホテルにチェックイン。荷物を置いてすぐ夜の街に繰り出しました。

酒だ酒、魚だ、海老、海鮮だ!とウッキウキで出かけたものの、目当ての店にあっけなく振られて、初手練り直し。どうなる、富山の夜。

20:15 1軒目 大衆割烹あら川

あら川

気になっていた店を何軒か覗くも、満席だったり、閉店時間が近かったりでタイミング合わず。予約していないと入れないだろうなと思っていた店に行ってみると、なんとカウンターに1席だけ空きがあり、するりと潜り込めました。こりゃラッキー。

あら川

メニュー読書もそこそこに迷わずオーダーしたのは「あら川越中プレート」なる富山名物おつまみ盛り合わせです。

  • 白海老刺身
  • 白海老唐揚げ
  • 自家製ほたるいか沖漬け
  • げんげ干物
  • 昆布締め
  • みぎすのすり身揚げ
  • 真いかの黒づくり
  • ばい貝煮

酒にピッタンコのつまみがちょこちょこ乗った、優柔不断な一人者には魅力しかないメニューじゃありませんか。

つきだしのくらげの和えものをつまみつつ熱燗をちびちび、期待にワクワクしながら、料理の到着を待つ。

なんということでしょう。

富山 あら川

(ため息)…。こんな贅沢をしていいのでしょうか。仕事終わりに新幹線飛び乗って来た甲斐がありました。

プレート上の肴はさほど減っていませんが、はやくも日本酒おかわり。今度はひやで。

白えびって、生だとフルーツのような甘さがあるね。そして揚げてもまた美味。この手の料理は少量で酒が進んでしまうのが困ったものです。見た目はちょっとイカついげんげも、なかなかの酒泥棒。こういうちょこちょこ盛られたスタイル大好きだなあ。1人旅にはありがたすぎる。

実は当初狙っていた店はこのお店の支店だったのでした。気になっていただけに振られたのは残念だけど、結果この豪華絢爛プレートをいただけたので満足です。

大衆割烹あら川

21:30 2軒目 いちにのサントス

2軒目はビルの2階にあるバーへ。今日はまだ飲んでいなかったビールをいただきます。

バーなんだけど刺身盛り合わせがあるとのことでオーダーすると、こんなに素敵な盛り合わせが出てきました。富山、強い。もはや怖い。

もちろん、富山のバーがすべてこのスタイルというわけではなく、こちらのお店の料理メニューが異様に充実しているだけなんだけど、軽く1杯のお供にこのレベルの刺し盛りがいただけるってうれしすぎるじゃありませんか。

いちにのサントス

22:40 3軒目 まるたかや

富山ブラック

海鮮に前のめりすぎて、酒の肴しか食べてなかったので締めラーメンなど。

富山といえば、富山ブラック。東京の昔ながらの駅そばに負けず劣らずの暗黒汁が、飲んだ後の胃に染みる。ずずずっと啜って、1日目が終了。ごちそうさまでした。

本日の3軒、全部駅チカ、ホテルそばの徒歩圏内です。長距離移動しなくてこんだけ楽しめるのか。富山すごいな。

まるたかや駅前店

7:30 ホテル朝食

大人しくホテルに戻って就寝、2日目の朝。宿泊は朝食付きプランでしたが、朝から行きたいところがいろいろあったので、軽めにコーヒーとヨーグルトだけいただくことに。

急ぎのメール返信他、少しだけ仕事を済ませて出発します。

ホテル内のロッカーに荷物を預けていざ出発。駅前のホテルはやっぱり便利ですね。

9:00 富山駅から路面電車に乗車

さてまずは路面電車に乗って移動です。

富山駅周辺は路面電車やバス路線が充実していますね。

いいよいいよ。路面電車好きとしてはワクワクするこの景色。

乗りごごちのよい路面電車で、北へ北へと移動します。

9:40 岩瀬浜駅から富山湾へ

せっかく富山に来たからには、日本海を見なくては。

日本海側へ来るのは、実に20年ぶりくらいかもしれません。

富山湾を眺めながら、ぶらぶら水辺を歩く朝。いい旅だ。

10:00 富山港展望台

でたらめに歩いていると、愉快な形状の建物を発見。どうやら展望台みたい。全くノーマークだったので、ここで展望台に遭遇できるとはラッキーです。

高さは20mと、さほど大きな建物ではありません。階段で、えっほえっほと展望台を目指します。

パンフレット情報によると、この展望台は北前船でにぎわった東岩瀬湊の歴史にちなんで、昔の灯台代わりだった琴平神社の「常夜燈」をイメージして作られているとのこと。船の安全や港の繁栄を願う思いがデザインに込められているそうな。

さっき眺めていた富山湾も

白く色づいた立山連峰も見渡せます。

展望台にはお仕事途中と思しき若い男性がぼんやり海側の景色を眺めておられました。あー、わかる、わかるわその感じ。ここ、とっても静かだし、観光地然としていないこじんまり感が気持ちいい。心を落ち着ける場所としてちょうどいいよね。

おっと、展望台で遊んでいたらいい時間になってきました。

岩瀬まで来た目的は路面電車乗車と日本海を見ること。でもあるけれど、実はもうひとつ大きなお目当てがあるのですよ。いよいよこの後今回の富山旅でいちばん盛り上がった(1人だけど)場所へ向かいます。

思いの外長くなったので、次回へ続く。


大人のたのしい一人暮らし




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