神戸から高速バスで行く徳島の旅 その1 鳴門渦潮ワクワクタイム。

公開日: : 最終更新日:2018/09/27 旅人への道 ,

naruto_8

帰省先の神戸から高速バスを使って徳島に行ってきました。

昨年の同じ時期にはフェリーで同じく神戸から高松へと日帰りの旅を楽しんだ私。

神戸からジャンボフェリーで行く高松日帰り弾丸旅行

香川と徳島なんてお隣同士なんだから勿体ぶらずに一気に行っておけばよかったじゃん、という気がしなくもないですが、そこはそれ、いろいろと理由があるのですよ。

なんばから徳島まで片道2,000円で行く方法

naruto_1

実は当初は南海なんば駅から和歌山経由で南海フェリーを使って徳島上陸、という案が出ておりました。なんばから電車とフェリー乗り継いで徳島まで片道2,000円なんですよね、あまりの安さにびっくり。

時刻表・運賃(南海フェリー)

が、朝一で移動しようと考えたら、神戸から和歌山まではちょうど通勤ラッシュ時間にぶち当たることになる。ただでさえ通勤電車に乗り慣れていないのに、長時間乗車に耐えられるのか…と想像したら途端に恐ろしくなり、フェリー移動は断念。

そもそも、神戸の舞子からバスで橋を渡れば徳島の鳴門まではたったの1時間ちょいで到着するので、神戸市民にとって和歌山経由コースはかなり遠回りではあるのです。フェリーは魅力なんだけどね。

神戸・三宮から高速バスで徳島・鳴門公園へ

というわけで今回はおとなしく三宮からバスで徳島に向かうことにして、始発である6:25発の神姫バスを予約。

お得な高速バス予約(バスぷらざ)

せっかく通り道なので直接徳島駅までは行かず、大鳴門橋を渡ってすぐの鳴門公園口で途中下車する作戦。片道料金2,850円です。

naruto_2

JR三宮駅そばの神姫バスターミナルに6:00に集合。今回の旅のお供は神戸在住プルシェンコ嬢であります。

naruto_3

naruto_4

いざ乗車。

naruto_5

神戸の舞子から明石海峡を渡り、淡路島を経由して大鳴門橋を渡って徳島入りします。なんせ所用時間1時間ちょいですからね。居眠りしている暇もないですよ。

naruto_7

この日の天気予報は曇り。雨が降らないだけありがたいけれど、せっかくならばスカッと晴れた海が見たいなと思いつつ。

naruto_9

着いたらどうする、どこへ行く、何見る何食べる、という最終打ち合わせをしていたら、あっという間に鳴門公園に到着。慌てて下車したのでした。

徳島上陸 鳴門渦潮ワクワクタイム

naruto_13

naruto_10

到着したのは朝8時前。せっかくだから、早朝の鳴門で絶景や渦潮を拝んでやろうではないかという魂胆です。

渦潮を見るには渦潮見学船に乗るという選択もあるのだけれど、渦潮が発生しやすい「ワクワクタイム」にはタイミングがちょっと合わず。

うずしおワクワク度(うずしお汽船)

ワクワク度は下がるけど、海上45m地点を歩いて散策できるという施設「渦の道」オープン時間まで海辺の絶景を見て過ごすことにしました。ここからでも渦潮の姿は確認できるだろうしね。

というわけで、鳴門公園からの絶景をご覧ください。

naruto_14

絶景。

naruto_19

naruto_22

絶景。

naruto_15

naruto_25

うまい具合に晴れてまいりました。

naruto_23

鳴門公園のバス亭から少し歩けば、橋を下から見渡せる相ヶ浜へも出られます。撮影テクとレンズのサイズが景色に追いついてない感は否めませんが、とにかく絶景が過ぎる。

naruto_18

まだ準備中だったけど、土産店の上階にある食堂からの景色もきっと素晴らしいと思う。「渦潮を眼下に」のキャッチコピーに偽りなし、のはず。

naruto_28

浜から山側へと歩を進めれば、展望台もあります。

naruto_26

naruto_27

これまた360度大パノラマの絶景、だったけど、階段がちょっとしんどいねえ。

naruto_16

海を見渡せる土産物屋前のベンチがとにかく気に入ってしまった我々。大げさじゃなく、ここで海を眺めながら半日くらい過ごしたいです。

naruto_29

売店は8:00から開いてて、ビールも売ってるんだから。しかもちゃんとスーパードライの阿波踊り缶だから。ビール飲みながらボーッと海見て、お腹すいたら売店で焼いてくれる竹輪食べて、ってしてたら、あっという間に時間が過ぎていきそう。見晴らし良すぎ、居心地良すぎ。

うっかりここで時間を潰してしまいそうになったけれど、そろそろ9時になるので当初予定していた行程に戻りましょう。

大鳴門橋遊歩道「渦の道」で暮らしたい

naruto_30

開場時間になったので、渦の道に突入します。

海上散歩、渦上45m!(渦の道)

「渦の道」は鳴門海峡に架かる大鳴門橋の橋桁内(車道の下)に造られた海上遊歩道です。海上45メートルのガラス床からのぞき込む渦潮は、吸い込まれそうでスリル満点!

解説からして楽しい気配しかしないこの施設。 入場料は510円。

naruto_32

ワクワクタイムを過ぎてしまったので渦潮は期待できないけれど、海上を散歩するだけでも十分面白そうじゃないですか。

naruto_34

naruto_33

道の途中に踊り場的な休憩所が4箇所設置されており、それぞれにこういうのがある。

naruto_35

床がガラスになっている、東京タワーの展望台とかにあるアレ。もちろんジャンプ禁止。

ここから海を覗き込んでいると、ガイドのおじさまがやってきて、渦潮発生のメカニズムを解説してくれる…と思ったら、渦潮話はほんの触りだけで終了し、後は趣味の映画の話に華麗にスライド。海上45m地点で観光ガイドさんの趣味話になぜか付き合わされるプルシェンコ嬢とそれをぼんやり見つめる私というシュールな展開となりました。

naruto_37

どうにか話を切り上げて、復路に入る。

naruto_36

無人島・飛島を望むこの景色がまた素晴らし過ぎて、ここに住みたいね、という妄想を繰り広げる。リビングからこの景色が見えたら朝からワインとか飲んで、外出しなくなっちゃいそうだね。いやいや、以外とこういう絶景も日常になれば飽きちゃうのかもよ、それはそれで残念な気も、とかなんとか、いらぬ心配をしてみたり。

naruto_21

ついでに寄ってみただけなのに、すでに鳴門が楽しすぎて大興奮の我々。もっとここにいたい気もするけれどせっかくの徳島旅、先に進まねばなりませんからね、移動します。つづく。

JR鳴門駅から一番札所・霊山寺へ。高速バスで行く徳島の旅 その2。




関連記事

NY ホテルエジソン窓からの景色

ニューヨークで迎えるクリスマスの過ごし方。

2016年のクリスマスはニューヨークで過ごしました。 滞在中は残念ながら晴れの日が少な

記事を読む

最小限の旅の持ち物、パソコンもカメラも邪魔。

By: Alejandro Pinto[/caption] 身軽な旅をするならば荷物は最小限

記事を読む

最小限の旅の持ち物。それでも持っててよかったモノたち。

By: Andrei Dimofte[/caption] 荷物は少なく、足取り軽く。

記事を読む

台湾女一人旅 桃園空港から台北駅 寧夏夜市で晩ご飯。

本来は4月ごろを予定していた台湾の旅。 午前便がいいなあ、お、羽田発もあるのか、などと

記事を読む

家を持たないホテル暮らしで困ること。

家を持たない生活をする人、増えているのでしょうか。 自分もそんな暮らしをしていた経験が

記事を読む

目標達成、すべてがパーフェクトではない。セブ日記 15

折れそうに尖る月を屋上から見る。 月がすごく綺麗に見えるから、後で屋上行ったほうがいい

記事を読む

パスポートとの別れと原点回帰。

なんだか久しく出かけていないなあと感じる今日この頃。 年明けに自宅に戻ってからずっと東京に

記事を読む

自由で不自由な暮らし、エイヤへの憧れ。

ようやく次回の旅のために航空券を手配しました。 いえね、もうずいぶん前からアタリはつけ

記事を読む

僕らが旅に出る理由 その4 ~世界は広がっていなかった~

10年って人や環境が変わるのに十分な長さなのだなあと改めて思います。 2004年、まだ

記事を読む

ご近所感覚の酒場を求めて。韓国ソウル一人旅で食べたもの・その2

韓国・ソウル食記録の続きです。1人で飲むなら、定食で。韓国・ソウル一人旅で食べたもの その

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

ミニマリスト主婦はよく食べる。

連休中は実家に帰省しておりました。 ここ数年は年末年始

AI時代に人間が文章を書く意味はあるか。

「ほら、こういうの、今ならAI使ってちゃちゃっとできますよね

白海老、ブラック、日本海。富山一人旅で行ったところ、食べたもの その1。

もうこのまま旅記録を書かずに終わるのではなかろうかと思われた

祝・越冬!エアコン不使用を貫いた冬の光熱費。

いやあ、呑気に仕事したり酒飲んだりしてたら、あっという間に春

2024年、買ってよかったものベスト3。

もう3月ですが、1年間の買い物を振り返る恒例行事をば。早いも

→もっと見る

PAGE TOP ↑