特別名勝 栗林公園で緑の洪水に溺れる 高松日帰り弾丸旅行 その3。

公開日: : 最終更新日:2018/07/18 旅人への道 ,

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深夜便のフェリーで神戸から高松へやってきた日帰りの旅。

高松からことでんに乗って、まずは琴平散策と相成りました。

関連 ことでん1日フリーパスで琴平へ 高松日帰り弾丸旅行 その2

こんぴらさん参りで疲れた体に念願のビールとうどんも入れたところで、再びことでんに乗って移動します。



11:40 琴平駅からことでんに乗車

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琴平駅から高松築港駅方面の電車に乗ったのは11:40頃。ひと汗かいて、昼ごはんを食べ終わった時点でまだお昼前だなんて、早朝から遊ぶってのはいいもんですね。

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車内の気温もちょうどいいし、酒も飲んだしで移動時間は至福のお昼寝タイム。

なんだけど、頻繁に訪れる激しいバウンドにおののく。ことでんの揺れ、かなりすごいね。それでも寝たけど。

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ボンバボンバと揺れながら、次の目的地へは約1時間で到着です。

12:40 栗林公園駅に到着

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ことでん栗林公園駅に着きました。駅から徒歩10分の位置にある日本最大級の文化財庭園、栗林公園へ向かいます。

関連 特別名勝 栗林公園(うどん県旅ネット)

栗林公園の平庭部の広さは、東京ドーム3.5個分にあたる約16.2ヘクタール。これだけでも大名庭園の中では最大級ですが、背景となっている紫雲山を含めた面積は、なんと東京ドーム16個分の約75ヘクタールにも及び、文化財に指定された庭園の中では日本一の大きさを誇ります。

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栗林公園へ来るのは2度目。でも、前に来たときよりも今回の方が遥かに楽しめました。というか、ここはおかしいと思います。

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広い広い敷地内には池が6つ、築山が13。

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滝までも。

高松の歴代藩主が長年手をかけ作り上げ、愛でていたであろう庭園。それは文句なしに美しいのだけれど、バックにそびえる紫雲山も込みで眺めていると、自分が立っている世界をどんどん見失っていくかのように、感覚が狂ってくる。

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いやいや、これ、作りものだよね?いや、もちろん人の手で造られたものなのだから「作りもの」に違いないけれど、もはや現実の世界とは思えない圧倒的な緑の洪水。船上の人も蝋人形に見えてきて、なんだか怖いほど。実在の景色から醸し出される箱庭感の逆説的恐怖。

京都に行ったときも似たようなことを感じたけれど、芸術や建築にまつわる作業が現在よりずっと特別なものであった時代に生きた人たちの美への執念って、相当凄まじかったのではないだろうか。

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どこもかしこもこれでもかとバランスの取れた美をアピールしてくるけれど、園内一の景観が望めると名高い飛来峰からの景色なんて

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なにこれ。おかしいでしょ。

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絵だ、絵。いや、CGか。これが樹木やら水面やら自然の集合体なんだから怖い。

もしかして、私の生きてきた時間は私の想像の産物であって、現実の世界はまた別のところに存在しているのかもしれない。そして今、目の前に広がる緑の楽園も作りもの、あの山の向こうには、この美しさとは裏腹にどす黒い思惑蠢く空間が広がっているのだ。それが現実なのか。しかし、この楽園に止まって安堵していることが果たして本来の生と言えるのか?

などと複雑な気持ちにならないとも限りません。ならないか。

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園内に点在する茶屋とかお土産コーナーの存在が、美の狂気から現実世界に引き戻してくれる気がしてなんとなくホッとしたりして。

これから紅葉の季節になると、色合いはガラリと変わって、景色が訴えかけてくるものも変わるのでしょう。違う時期に来て違う色を見たならば、この箱庭感も可愛らしく思えたりするのかな。

14:30 高松築港駅へ向かう

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緑色の狂気にゆっくりと身を任せた後は、栗林公園駅から再びことでんに乗り、高松築港駅へ移動します。

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振り出し地点に戻る。夕方から夜にかけては高松駅付近をぶらぶら散策しましょうというゆるい計画です。

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到着時はさっさと移動してしまったので、まだ見ていなかった港周辺を散策。海沿いには大巻伸嗣氏による作品「Liminal Air -core-」カラフルな2本の柱がそびえ立つ。

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駅前の広場に謎のオブジェを発見、近づいてみる。

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こちらは台湾のアーティスト林舜龍氏による作品「国境を越えて・海」。

参考 国境を越えて・海

「都会と自然が対話しているようで面白いでしょ」

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確かに。

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瀬戸内国際芸術祭開催中は作品の内部も解放されていたようですが、現在は立ち入り禁止でした。

駅前を軽く流して自然とアートに触れていたら、なんだかんだでそろそろ夕刻。さて、最終バスの時間までもうちょい遊べますね、ということでもうちょいだけ、続く

 




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なくても困らない、キャッチアップできない。

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