台湾一周一人旅 林百貨店に国立台湾文学館、台南の街を散策する。

公開日: : 最終更新日:2020/05/14 旅人への道

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台湾4都市目、台南に到着しました。

関連 台湾一周 鉄道駅弁一人旅。

台南は今回の旅で最も楽しみにしていた場所のひとつ。

基本的にバスや電車を使った地味な散策を好む私にはさほど遠出せずとも街中の散策だけで十分楽しめそうな古都・台南は合っているのではないかと考えていたのです。歴史ある場所ゆえに台南発祥の台湾料理も多いという情報もあったしね。

台南駅周辺

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台湾島で最も早くから開けた地区の一つであり、オランダ人はここに根拠地ゼーランディア城を置いた。清朝時代初期の鄭氏政権下の台湾の首府であり、政治・経済・文化の中心地であった。日本統治時代に台湾の中心地は台北に移ったものの、その後もしばらく台北に次ぐ地方都市として発展した。(中略)多くの旧跡が残り、現代的な都市景観と併存していることから、「台湾の京都」と呼ばれることがある。台南小吃(中国語版記事)で知られるグルメの町でもある。(wikipedia

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駅周辺よりも車で10〜15分ほど離れたエリアに見どころや商店が集まっている印象がありました。まあ歩けなくはないですが、駅からの大通り沿いにはさほど心惹かれる風景もなく、到着時は雨だったこともあり到着すぐにタクシーで宿に移動しました。

よって、台南駅周辺の情報は少なめ。

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ところで台南駅で台湾鐵道と東京の東武鉄道のコラボポスターが。そういや友好協定を結んだとかでニュースになってましたっけ。

参考 台湾の駅弁「排骨弁当」、東武鉄道に登場(朝日新聞)

東武の駅で台湾風の駅弁を発売するようになったのもこれがきっかけだったのですね。

台南市内の移動手段

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宿周辺がなかなか見どころの多いエリアだったので毎度のことですが徒歩移動がメイン。

ただ天気のいい日に調子に乗って歩くとかなりマズいことになりそうな暑さの台南。疲れたら無理せずにタクシーに乗るようにしていました。

一度駅前のバスターミナルからバスに乗ろうと試みたのですが電光掲示板に「coming soon」と表示されている目当ての路線が待てど暮らせどカミングせずに諦めてしまったことも。

あらかじめ見たいもの、行きたいところを決めておいてそこからアクセスのいいホテルに滞在して徒歩散策、というのが一番楽しいかもしれません。当たり前か。

台南で泊まったところ

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台南にはちょっと面白い民宿やリノベーションホテルがあるらしいよ、と友達に聞いていたので検索。目当ての民宿は残念ながら満室だったのですが、Jia-Jia-at West Market Hotelという小さなデザイナーズホテルを見つけました。漢字で書くと佳佳西市場旅店。

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今回は時期はずれだったこともあり遭遇することはありませんでしたが、ここは日本人にも人気のあるホテルのようで。

同系列にJia-Jia-at SNT Temple Hotelというホテルもあり、そちらのほうが駅に近くて便利そうかなと思ったのですが、ややラブリー系のホテルらしく壁紙がピンクだったりすると落ち着かない(多分そんなことはないんだろうけど)私は回避した次第です。

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泊まった部屋は普通のシングルだったのでごくごくシンプルな作りだったけれど共用スペースも充実していて朝ごはんも美味しいホテル。

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サバヒー(ミルクフィッシュ)と牡蠣の出汁がたっぷりのスープから始まるコース仕立ての朝食はなかなかユニークでした。

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台湾一周の旅で泊まったホテルについて詳細はまた改めてまとめようと思います。

※追記 書きました!
関連 台湾一周一人旅 台南でサバヒー粥の朝食が楽しめるリノベホテル。

台南で行ったところ

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写真が多すぎて全然選定できていないので今回も駆け足で。結果から言えば台南は私が得意とする地味な街歩きを満喫できる場所でありました。

西市場付近

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ホテル周辺の西市場付近はとても賑やか。

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人気のジューススタンドや行列のできるソフトクリームショップ、果物たっぷりのデザートを出す店などが並んでいて若い人で溢れていました。個人的にはこういう若さ溢れる雰囲気よりももう少しいぶし銀のローカルエリアが好みなのですが、台湾の若者文化を垣間見れたようで楽しかった。

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人がやっと一人通れるかな?というような狭い路地にある小満食堂というリノベーションカフェ風食堂では充実のランチメニューをいただきました。

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あまりのボリュームでこの日は深夜までお腹が空かなかった…。

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私が食べている間は彼にしか見えない敵に向かって吠えまくっていた看板犬の”うどん”氏、帰りに遊んでもらおうと企んでたのにすっかり夢の中でした。

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この他出来立てのさつま揚げをつまみに生ビールが飲める豊発黒輪なんて店もあってホテル徒歩圏内だけでも食事には困ることがありませんでした。

赤崁樓(赤嵌楼、紅毛楼)

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台南で最も知られる観光スポットである一級古跡。オランダ統治時代の1652年に建てられたもの。

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もちろん当時のまんまというわけではなく幾度も改修がなされていますが、同じ歴史的建造物でも台湾特有の寺廟とは少々趣が異なります。

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入館料は50元。

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こちらは受験合格祈願のメッカでもあるようなのですが、

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合格には受験票添付が効果あり、なのでしょうか。個人情報晒しすぎィ!

台南孔子廟

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台湾最古の孔子廟。

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こちらも幾度も改修が施されていますが現在の形になったのは日本統治時代のことなのだとか。それでも100年も前なのか。

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建物自体もさることながら、正面に咲いていた花の色と空の青とのハッとするようなコントラストが印象的でした。

国立台湾文学館

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台南で一番時間をかけて見学した場所がここ国立台湾文学館。

その名の通り文学に関する展示がされているのですが、文学という切り口で台湾と日本の歴史を順に追っていく展示に見入ってしまいました。建物もとてもエレガント。

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日本統治時代に台湾の文化人たちは日本と日本の文化をどう受け止めたのか。そして日本にはない風習を持つ台湾の先住民(台湾では原住民と表記)に興味を持った日本人による記録や戦後台湾のエリート層の間でブームとなった日本旅行関連の出版物などが年代を追って展示されています。このスペースのみ詳細な日本語解説つきなのも有り難かった。

そうそう、私がこの旅の前に参考資料として読んだ2冊「路(ルウ)」「流(りゅう)」もここに展示されていました。

ラストは東日本大震災1年後の東北から台湾への感謝のメッセージビデオで締めくくられていました。

その後近くを歩いていると柱に描かれたこんなメッセージも発見。

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この文学館で展示されていて気になった台湾関連の書籍をメモしておいたので戻ったら読んでみようと考えています。

林百貨店

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1932年に開業した台湾南部エリア最古のデパート。当時このエリアは「台南の銀座」と呼ばれる台南屈指の商業エリアだったのだとか。

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空爆により大きく破損したものの、戦後改修され派出所などとして使われていたのが1980年代には空きビルに。以降2010年から復旧工事が行われ2014年に再び「林百貨店」としてリニューアルオープンしたという長い長い歴史を持ちます。

参考 台湾唯一の史跡指定デパート、「ハヤシ百貨店」 メディアに公開(フォーカス台湾)

入る前はおしゃれリノベーション商業施設ね、くらいにしか考えていなかったのですが、外観も内装も規模もそして商品セレクトもかなりいい。

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ありがちな台湾土産が並んでいるだけかと思いきや新進デザイナーによるアパレルやファッション雑貨、台湾らしさが感じられる文具や食器類、そしてパッケージのセンスもよくお土産に喜ばれそうなお茶や菓子類などが小さなフロアに程よく密集していました。

うーん、これからの百貨店ってこういう規模でいいんじゃないかなあ。

そもそもあれこれ揃っていてなんでも買えてこその百貨店、だったかもしれないけれど、どこでも何でも買えるようになった今の時代は例え小規模であってもここにしかない、ここで買いたいと思わせる要素が必要な気がする、なんて考えたり。

神農老街

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バーや居酒屋、ライブハウスなどが立ち並ぶ今時エリアの海南路から少し入ればこんな古めかしい街並みが現れます。

このあたりも古い建物をリノベーションした雑貨店やカフェなどがちょこちょこと。京都の町家カフェとかああいう感覚に近いのかもしれませんね。

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夜になるとランタンに灯りが入りよりノスタルジックな雰囲気に。ムードある通りだからか、デート中のカップルの姿が多く見られました。

永楽市場 水仙宮市場

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滞在場所の近くに市場があれば朝一で必ず覗く。

台南の市場は付近に飲食店も多く並んでいるので朝ごはんついでにぶらぶら出かけて散策するのが楽しい。
※以下ちょっとナマナマしい写真あります※

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台湾って外食文化が発達してるけど自炊率ってどんな感じなんだろか。所謂スーパーの類では新鮮な食材が手に入りにくそうだし、こういう市場で個人の少量買いは可能なのかしら?

小北観光夜市

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市場と同様、夜市も滞在場所で一箇所は覗くことをライフワークとしております(嘘)。

駅からはかなり離れた場所にある小北観光夜市に来てみた、けど…閑散としてる。

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蛇肉が怪しく誘ってくるけれど休みの店も多い。たまたまかな?

が、この日はちょうど休肝日だったので酒のある店をうろうろ探すことなく気になった店に潜入。

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新鮮な牛肉が食べられる台南にはこの牛肉湯なる料理を看板にあげるお店がたくさんあるそうな。

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見た目はなんだかアレだけど、いや、これ美味いね。

要は牛しゃぶスープ、みたいなものなんだけど、大量に入った柔らかな牛肉をこれまた大量の針生姜と一緒に食べるのがいい。

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お好きな味付けでどうぞ、な卓上調味料。私はネギ入りのピリ辛のタレで食べたけど、周りを見渡してみるとみたらし団子にかかってるヤツみたいな甘いタレをつけるのがスタンダードの模様でした。

花園夜市

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これまた駅から結構離れた位置にある台南最大の夜市、花園夜市。

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規模が大きいので飲食店だけでなく衣類や小物、そして輪投げやパチンコなどのゲーム系が充実しています。

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子供のゲームは微笑ましいけど麻雀コーナーとなると握ってんじゃないかって雰囲気。

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これ、ちょっと前に話題になってたアカンやつでしょ。

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結構並んでたけど。

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さすが台南、ステーキの屋台が多く見られました。

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ところでこれだけの規模の夜市でも酒を見かけないのを見てここでようやく気づく私。こんなとこ車かバイクでしか来れないんだから、酒飲めないのは当然か。

交通の便がいいエリアの夜市ならいざ知らず、夜市にわざわざタクシーで乗り付けるなんて観光客以外はいないでしょうからね。そうか、そうかもしれないなあ。

食に関してはこの他にも

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あまりの柔らかさにびっくりした羊肉と葱の炒めものとか

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日本のインスタントラーメンのルーツと言われる意麺とか

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最後の朝に再び挑んだレアバージョン牛肉湯などいろんな場所で美味しいものをたくさん食べたのですが、とんでもない長さになりつつあるので今回はこの辺で。台湾一周を終えたら特に印象に残った食べ物などはまた改めてまとめてみようかな。

ところで今回泊まったホテルにご本人が置いて行かれたと思しき「オモロイ台南~台湾の古都でしこたま食ってきました~」というイラストエッセイがあったのでパラパラめくってみると妹さんの留学中に台南を訪れたという著者のヤマサキタツヤさんは

「台湾料理は味が薄くて甘いものが多い。男には少々物足りないけど女性が台湾が好きなのはこういうところにも理由がありそうな気がする」

というようなことを書いておられました。味云々は男女差によるものではない気もしますが、やっぱり最初に同じ感想を持つ人もいるのだなあ、なんて納得。

台湾は南に行くほどどんどん甘くなる、という前情報を得て少々ビビっていたのですが、選ぶ店と料理のセレクトがビールに合うもの基準な私は甘味の洗礼を受けることなく台南滞在を終えたのでした。

というわけでしつこいですが台湾一周の旅はまだまだ続きます。

関連 台湾一周 鉄道駅弁一人旅 その4. 台南駅 台鐵素食便當。




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今もなお古着をディグるおばさんの秋。

またもやこれといった買い物をしないまま、1年が終わりそうです

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