新今宮から通天閣を歩く 大阪新世界はしご酒ツアー前編。

公開日: : 最終更新日:2018/04/05 旅人への道, 食べること

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久しぶりに大阪に遊びに行きました。

平日の昼下がり、神戸からJRに乗って、目指すは環状線新今宮駅。大の大人が3人集って天王寺、新世界界隈で真昼間からはしご酒と洒落込む計画です。

今年は立って飲むと宣言したからというわけではないけれど、もちろん立ち飲みも。

大阪に住んでいた頃はちょくちょく通っていたものの、ここ数年は全然来ていなかった新世界を懐かしく楽しみました。




14:55 JR大阪環状線 新今宮駅到着

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やってきましたJR環状線・新今宮駅。駅のホームではドヴォルザークが鳴り響き、早くもウェルカム新世界。

神戸からこの界隈に来たことがほとんどないので、新今宮駅で下車するのは初めて、かも。以前は梅田経由の地下鉄御堂筋線からアクセスすることが多かったので、動物園前駅下車がデフォルトコースだったのですよ。

新世界界隈で遊ぶなら、JR新今宮駅、もしくは天王寺駅、地下鉄動物園前駅下車が便利です。

15:10 1軒目 難波屋からはしご酒開始

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早速1軒目は新今宮駅から徒歩5分、南海萩之茶屋駅近くにある立ち飲み居酒屋、難波屋へ。軽くビールでスタートです。

以前この界隈での昼酒模様が綴られたウェブのコンテンツがありまして。ウェブのコンテンツ、って言い方は妙だけど、ブログ登場以前のそれ、ということです。持ち札の3~5軒にてただ繰り返し酒を飲む日々の様子を読むのが大好きだったんだけど、残念ながら更新がストップして久しい。この店もよく登場してたんだよなあ。先生、お元気でしょうか。また再開して欲しい。

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外観は渋目の大衆酒場感が滲み出ている難波屋。店内奥にはなぜかステージがあり、結構な頻度でライブが開催されているという妙な酒場です。枝豆やら塩辛などの定番メニューの他、トルティーヤなど攻めた品があるのが面白い。お店の方は客からのオーダーや問いかけに対してほぼ返事を返さない硬派なスタイルなれど、たった一人で調理から会計まで全てを切り盛りするその無駄のない立ち回りはお見事です。

外観しか写真撮ってなかった。

16:00 西成から新世界界隈を歩く

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取り急ぎ喉の渇きを潤したので、周辺散策などいたしましょう。

近頃は若い観光客や外国人バックパッカーも増えているらしい新世界方面に向かって、商店街のアーケードをぶらぶら歩く。

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新今宮駅で既にドヴォルザークだったけれど、「新世界」って、正確にはどの範囲を指すんでしょうね。

新世界エリアのシンボル、通天閣のサイトに掲載されている周辺地図は、北・阪神高速環状線、南・地下鉄御堂筋線、東・阪神高速松原線、西・南海電鉄南海本線 以上4つの通りで四角く区切られたもの。

参考 通天閣公式サイト

浪速区内のこのエリアが新世界と呼ばれるんですかね。天王寺動物園までいくと天王寺区だし、JRから南は西成区だし。

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大正中期に建てられた遊郭がそのまま使われていることで知られる料亭・鯛よし百番は西成区の飛田新地エリアに位置します。ちなみにこの建物、大阪府の指定文化財です。

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商店街内にある将棋クラブ。

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平日だったからか、ガラス越しに覗き込むギャラリーはいなかったけど、相変わらず盛況でありました。こういう場所は以前とあまり変わらないように見えるけど、近隣にあったもうひとつのクラブは閉鎖されておりました。

16:30 2軒目 酒の穴で八宝菜

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当初の予定ではこの辺りにある「シチューうどん」なるものを出す店に寄って暖を取る計画だったのですが、残念ながらこの日は休業日。ならばシチュー的なものをアテに飲みましょうということで、別の酒場へイン。

2軒目は通天閣からほど近い位置にある酒の穴。酒の穴、そこはかとなくタイガーマスクの香り。

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こちらはTHE・大衆酒場といった趣で、おでんや焼き鳥、刺身などの定番ものから串カツやお好み焼きといった大阪らしい粉ものソースものまでメニュー豊富。

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まずはビールのお供に串カツなど。

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そして目当ての汁もの、八宝菜。あのおなじみ中華料理の八宝菜っぽいビジュアルで出てきますが、普通の八宝菜より汁多めであっさり塩味。街散策で冷えきった体に染み渡る素朴な野菜出汁に震えます。キャベツ、にんじん、玉ねぎ、じゃがいもに豚肉が入った具沢山の八宝菜、これ、200円ですからね。一体どうなってんだ。

件のシチューうどんも、入っている具は違うものの、シンプルな塩味の野菜スープにうどんを入れたもの、らしい。大阪ならどこにでもあるメニューではなく、串カツやたこ焼きのようにメジャーな大阪名物というわけではないこの素朴汁。すごくいいと思います。

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さらに暖まりたくて、熱燗。愛嬌と年季を兼ね備えたボコボコのアルミちろりで登場です。

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炙りたらこに添えられたバランがこれまたやたらと愛嬌をふりまいてくる。バランの緑ににたらこのピンク。派手なコントラストが奏でるノスタルジーが、さらなる酒を呼ぶのです。

18:00 スマートボールで遊ぶ

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酒の穴を出たらすぐ近くにあるニュースターのスマートボールで遊びましょう。

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1回100円。店内ではあんまり気軽にお声かけできなさそうなオーラをまとった諸先輩方が真剣な面持ちで遊んでおられました。

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「ラッキー」とか書いてある盤面デザインはかなり年代物に見えますが

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景品のお菓子は今時のそれ。そりゃそうか。真剣に弾いてみたけれど、全然ダメでした。

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スマートボールでしばし熱くなってから表へでると、外はすっかり暗くなっておりました。

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燦然と輝く通天閣。

飲食店がずらりと並ぶこの界隈は、私の知るほんの10数年前から比べてもガラリと変わっており、観光地としてすっかり息を吹き返したのだなと感じます。

これが大阪やでえ!どや!と言わんばかりのデフォルメしまくり難波節でラッピングされたチェーン店がひしめく様に、おいおい、なんだこのチカチカした作り物感は、いつのまに新世界はこんなことになったのだ、などと文句を垂れる我ら。が、考えてみればそもそもここ新世界は明治時代にテーマパークとして開発された街。この嘘くささ、ハリボテ感こそが本来の新世界らしさなのかもしれません。

何しろ通天閣のお手本はエッフェル塔ですからね。街づくりのイメージはパリとニューヨークですからね。解釈が自由過ぎるけどね。

後編に続きます。

 






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