10年間顔が変わらないのはイヤだという主張。
10年もこの顔を持ち続けるのは嫌!
友人Mはそんな理由で常にブルーのパスポートを選ぶという。
5年ごとに切り替えはめんどくさいし更新費用もかかるじゃん、と思ってしまうケチな私でも、2007年に切り替えたパスポートをじっと見ているとMの気持ちがわかるような、わからないような。
行かなきゃ行かなきゃ、と思いつつ放置していたパスポート。ようやく更新申請をしてきました。
証明写真用のメイクを施す
申請窓口に向かう日に、証明写真を準備しました。
もともとメイクに関心が高いほうではなく、高度なテクニックも持っておりません。しかしこれから10年使い続けるパスポート、ここはちょっと気合いの入った証明写真を撮ってやろうじゃないか、と起床するなりむくみとりマッサージを施し、年々薄ぼんやりとして締まりのなくなってきた表情に喝を入れるべく、いつもより濃いめに目鼻口を書く。
そういや冒頭の友人Mは、年々目が小さくなってくるのが気になってここ数年はずっとつけまつげを愛用していると言ってたっけ。日本人離れしたくっきりはっきりな顔立ちの彼女の瞼には濃密なつけまつげが似合うけれど、のっぺりとした顔の私が同じことをしても新宿二丁目感が際立つだけで著しい効果はなさそうなので、申し訳程度に上下にアイラインを入れるなどの小細工に励む。
最近はもっぱら最低限のシンプルメイクが定番のわたくし。
ちょっとアイラインを濃くしただけでもなんだか舞台用メイクみたいでコワイけど、まあ写真だしね、これくらいはね。
証明写真にがっかりする
いそいそと近所に設置されたセルフ証明写真ボックスに出向き、何やら盛ったり飛ばしたりできる追加オプションはケチらしくスルーし、撮り直しを駆使し、出来上がった写真を見てがっかりする。
もっと濃く書いてもよかったのか。
鏡をみる限りでは少々濃すぎたかしらなんて思っていたメイクも、証明写真の前では一切の効果は発揮されず。写っているのはご近所買い出し時のメイクと何ら変わりないぼんやりした顔でした。
いくらメイクしたところで、元の顔は一緒なんだから大きく変わらないかもしれないけどさ。それにしても、もうちょっとこう、なんかあっただろうに。
10年だもんなあ、この写真の時はまだ30代だったんだもんなあ。
トホホな気持ちで10年違いの新旧写真を見比べてみて気づく。
10年前のメイクも、十分ヘンだ。
10年前のへんなメイク
肌とか表情なんかはさすがに今より若いような気がするけれど、眉は糸ようじのごとき細さだし、全然似合わないナチュラルベージュのリップが白浮きしていて虚しい。そうそう、確かこの頃、あまり色を使わないヌードカラー系のメイクに妙に憧れていたんだわ。でも、何もかもが肌色と全然合ってないし、色味自体がそもそもおかしいし、見れば見るほど妙ちくりんなことをしているなあと、やっぱりがっかりする。
いつの時代も、証明写真って残酷なものですね。
眉については数年前にマイナーチェンジを施したのでややマシになったものの、それ以外のメイク法は特に変えておらず、工夫もしていない。
関連 40代がきちんとメイクしてもどこかしっくりこない、その原因。
だいたい私、正しいメイク方法を学んだこともなく、ここ30年くらい自己流の自己流でやってきただけだから、いろいろめちゃくちゃなんだろうな。そういや先日GILTのセールで骨やら筋肉の特徴に合わせたメイクレッスンみたいなのが出てたけど、メイク上手な人ってのはこういうところで自分に合ったメイク方法を習ったりしてるのかしら?
まあいいや。とりあえず、この顔と共にこの先10年間は旅しよう。で、10年後の更新時にまた同じようなことを書いてやる。
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