髪を切るタイミングとかっこいい白髪。

By: Ruocaled
髪を切りました。
前回切ったのはいつだったかと考えてみれば昨年末。
ショートヘアはロングに比べると短期間でシルエットが崩れやすいので毎月サロンに通うのが理想的、なのですが、横着者なものでついついほったらかしにしてしまいます。加えて髪が伸びるのが異常に早く、年末かなりの短さにしたにもかかわらずもう結べる長さになっていたという驚きの事実。
ならばもっとガツンと切ってみるかと自分史上最短にチャレンジしたらなんだかとんでもないことになってしまいましたがまあいいか。何しろ髪はまたすぐ伸びるもの。
髪を切るタイミング
考えてみればここ数年で旅に出る前にバッサリ切る → 放置 というサイクルが完全に定着してきたようです。
旅に出る前に髪を切りたくなるのはもちろん身支度の簡略化を考えてのこと。ドライヤーも必要ないほどのショートヘアは洗うにも乾かすにも時間がかからずさらにはあれこれヘアケア製品を持参する必要がないので助かります。
そういや小学校に上がる時に
「小学生になったらプールの授業もあるから髪は短くしたほうがいいね」
という母親の提案で生まれて初めてのショートカットにチャレンジしたのも同じような理由だったなあ。ちなみにそのショート作戦は前歯が抜ける時期と重なって悲惨なものになったのだけれど、40過ぎても子供時代とやってることはあんまり変わっていませんね。そして旅というきっかけがなければぐずぐずと伸ばしっぱなしにしてしまうのは如何なものか。
ずっとサロンで白髪染めをしている友人は絶対に月1でケアしないとおちおち外出もできない状態になってしまうと嘆いていたっけ。私からみればその几帳面さと美意識の高さは尊敬に値するのだけれど、友人からすれば私の気楽さが羨ましいらしくお互いに無い物ねだり感満載です。
髪を切るタイミングも人それぞれってとこですね。
かっこいい白髪と受け入れ態勢

By: alborzshawn
ショートヘアに憧れつつもなかなかオーダー通りに切ってもらえないというもどかしさを抱えていた私。
今通っているサロンのスタイリストさんは絶対に「できない」と言わない人なのでかなり信頼しています。あ、今回短く切りすぎてとんでもないことになったのはスタイリストさんの腕の問題ではなく私のセット技術の未熟さによるものであります。
今回も希望通りザクザク後ろを刈ってもらいつつ、またのばしてもいいんだけど白髪がうっとうしいんだよねえ、とこぼすと話題はぐいっと白髪方面へ。
白髪のロングヘアが似合うようになったら一人前だよねとか林ヒロ子さんとか島田順子さんみたいなド迫力白髪スタイルに足を踏み入れるにはまだまだ私は修行が足りないなんてブツブツ言っていると
「結局は意識の問題ですよね」
とスタイリスト氏。
「もちろん年齢や経験値から滲み出る個性と白髪のバランスもあるけど、『白髪だって今の自分の体から生えてるんだ』と受け入れられる態勢が整っているどうかってところが大きいんじゃないかな」
ぐぬぬ、正論。
ここ数年で白髪軍の侵略にも少しづつ慣れてはきたし、決して白が悪者ではないとわかってはいるけれど、まだまだ黒髪軍負けるなという気持ちが大きいのも事実。いずれにしても白髪がかっこいい自分になるにはまだまだ時間がかかりそうな気配です。
かといって肌が弱い私はがっつり染めるのも怖い。
参考 おしゃれ染め、アレルギー症状に注意 安全に楽しむには(日経Gooday)
もっとも広く使われているのは酸化染毛剤だ。「一度の使用でしっかり染まる、髪色を明るくできる、皮膚が汚れにくいなどのメリットがある」からだ。同時に、毛染めが原因で頭皮、首、顔にアレルギー性または刺激性の皮膚炎が起こるケースも酸化染毛剤がもっとも多い。
なるべく手のかからない長さを保ちつつ比較的安全・気楽なヘアカラートリートメントでごまかしごまかし。なんとも往生際の悪いやり方ですが、しばらくはこの状態でいくしかなさそうです。
と、白髪問題は何度書いても同じ結論ばかりで堂々巡りも甚だしいですが、全然ウェルカム白髪よどんと来い!になれる日はいつか訪れるのかしら。
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Comment
スタイリストさんのお言葉
染みますねえ!
じぶんの白髪発見は
中学生のころ
当時は
やっぱり気になって毛染め
(おしゃれ染めではなくしっかり白髪染め)
していたのですが
20代半ばごろから
染めない髪(黒髪に白髪混じり)に
魅力を感じて
それから染めない方向です
(その間事情があって数回染めたけれど)
きれいな白髪アタマになるには
まだまだ先になりそうですが
(現在3割4割くらいでしょうか)
佐伯チズさんくらいの白髪
めっちゃあこがれます
イワタミチコさん
私も綺麗な白髪の女性に憧れはあります。最近見かけなくなりましたが白を紫に染めるのも綺麗に色が入って素敵だなあと。白髪染めもせいぜいカラートリートメント止まりの私には真似できそうもあないけれど。
もう白髪のままでいいや!という境地にはなかなか至れず悪あがき中なのですが、どこかで方向転換できればいいなあと思っております。白髪がもっと増えるのが先か、私の精神年齢が白髪に似合う大人になるのが先か?
ファッションも同じく、結局は内面の充実感が左右するところも大きいのでしょうね。