フィリピン留学なんて必要ない。大人の短期留学ライブ記録 4週目を終えて。

公開日: : 最終更新日:2017/12/29 旅人への道, 英語

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正直なところ、ずっとこの生活が続いたら楽しいのになあとまで考え始めていた貴重な学び直し期間。4週間の短期語学留学、無事終了しました。

関連 祝・卒業。この時間は永遠には続かない。

ほぼ毎日フィリピン留学に関するライブ記録を綴ってきたこの1ヶ月。が、おいおい、お前はなぜ一番大事なことを書かないのだ、と不思議に思われた方もおられるのではないでしょうか。

ご安心ください。今から書きますから。



社会人の学び直し英語、4週間の短期留学を終えて

この年末の忙しい時期に1ヶ月のフィリピン滞在を決めた理由は、自身の英会話スキルを伸ばしたい云々ではなく、完全なる好奇心。単純にこの学校の実際のところが知りたかったからです。

関連 大人の短期英語留学記録 「セブ日記」はじまる。

フィリピン留学事情に関してはそれなりに詳しく、情報も持っている私が

「短期間で英語力をあげたいのであれば選択肢はおそらくひとつだけ」

という解説を添えていつも人に紹介している学校のカリキュラムを、自分自身が生徒となって体験してみたかったのです。何度も書いてますけど、単なるスパイ行為ですね。

で、実際に4週間の滞在を終えた今その感想を一言で表すとすれば

「英語力を伸ばすために、フィリピン留学は必要ない」

これにつきます。

英会話ができない人の一番の難関

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散々書いてきた結論がそれか、という感じですが、正直な感想です。

これまで私はフィリピン留学のメリットは比較的低コストでマンツーマンレッスンがたくさん受けられるところにあると思っていました。けれど、実際に数字で見える結果を出しているこの学校で受講可能なマンツーマンレッスンの数は最大3コマ。毎日英語のシャワーを浴びれば自然と話せるようになる、とか、聞くだけで発音も身につく!なんてのは夢物語であると誰もがわかっているのに、マンツーマンレッスンを1日8コマ受ければ1ヶ月でペラペラ!ならひょっとして有り得るんじゃないか?と思ってしまうのはなぜでしょう。

参考 英語上達にはアウトプットが重要!でも、ほとんどの人は圧倒的なインプット不足かも(エングリット研究所)

先に結論を言ってしまうとほとんどの人は大量の英語のインプットができていません。これが英語上達を遅めています。

もちろん、TOEIC600点程度が取れる語彙力や文法の理解など基礎力がある状態で会話力を向上させるためのアウトプットを重視するのならば、マンツーマンレッスンで話しまくり、はひとつの選択肢。でも、それより前の位置から、まったくの初心者状態でスタートするのであれば、とりあえずマンツーマンレッスンをたくさん受ける、はおそらくベストではない。

なぜなら、とうの昔に学生生活を終えた社会人、いや、年齢問わず英語が苦手、英会話なんてとんでもないという日本人が英語を学び直す際に最も厄介なのは

「何をどう勉強(インプット)すればいいのかがわからない」

ことだと思うから。この難関を克服しないと、いくらアウトプットの機会を増やそうが、外国人との会話に慣れようが、結局正しい英会話力を身につけるまでには相当の時間がかかってしまうのではないでしょうか。

英語力を伸ばすために、フィリピン留学は必要ない

もちろん例外はあるので、ただただ話す機会を増やすだけで短期間に会話力を向上させられる人もいるでしょう。でも、多分その割合はすごく少ない。そしてそれは「話せる」というよりも「コミュニケーションが取れる」状態になるといったほうが近くて、語学力はなくてもコミュニケーション能力が高い人であればなんとかなってしまう。また、最低限のコミュニケーションができればそれで十分、という場合もあるでしょう。

関連 最低限の英語とは。海外旅行に備えた英語勉強なら、これで十分。

なんとなくの会話力ではなく、きちんとした基礎知識に基づいた英会話力が欲しい。そう考えた場合、まずすべきことはやはり基礎学習であって、まったくゼロの状態でいきなり留学に踏み切るのはもったいない。

関連 大人の短期語学留学体験記 出発前に絶対にすべきこと。

さらに言えば、現在は優れた教材やオンライン英会話スクール、無料で公開されている英会話練習用動画など、わざわざ留学にお金をかけずとも英語を勉強できる環境が整いまくっているので、留学経験ゼロでも美しい発音で高度な英会話力を身につけている人もたくさんいる。

となると、近場とはいえ時間もお金も用意してフィリピンに留学する意味はあるのか?って話で。

まとめると

  • 既に基本的な英語力が身についている
  • 効果的な英語学習の方法がわかっている
  • 英語学習のために毎日まとまった時間が取れる
  • リスニング音源を使って正しい発音を真似るのが得意
  • 学習のモチベーションを一人で長期間維持できる

これらの要素が揃っていれば、フィリピン留学に行かずとも、短期間できちんと結果を出せるのではないでしょうか。

これらの要素が揃っていさえすれば、ね。

4週間のサウスピーク滞在でわかったこと

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フィリピン留学なんて必要ない。
4週間も世話になっておいて後ろ足で砂をかけるような暴言を吐いておりますが、まあ聞いてください。

フィリピン留学について多少ご存知の方は既にお気づきだったかもしれませんが、私が今回短期留学を体験したのはフィリピン・セブ島にあるサウスピークという語学学校です。

参考 サウスピークが選ばれるたったひとつの理由(サウスピーク)

サウスピークが選ばれる理由は「生徒の成果が出るから」というこの1点です。非常にシンプルですが、何のために語学学校にいくのかといえば、「英語力を上げるため」というのが一番の理由ではないでしょうか。

サウスピークのキャッチコピーは「本気留学」。

何かにつけて圧が強めのサイトには楽しい留学体験が安価でできますよ、といったふんわりした誘い文句で集客しがちなフィリピン留学事情をバッサリ斬るコンテンツが満載。3ヶ月でTOEICスコアを300点上げる学習カリキュラム、そして英会話力とは無関係、などと時に軽視されがちなTOEICスコアになぜサウスピークがこだわるのか、その理由なども細かく掲載されています。

私はこれまで友人知人に個人的にサウスピークをおすすめしてきましたが、みんな見事にここを選びませんでした。それはきっと、彼らの希望は「本気留学」ではなく「バカンスがてらの楽しい留学体験」だったから。その気持ち、すごくわかります。わざわざ休みとって行くのにこんな暑苦しそうな学校イヤだよね。ロケーションも全然リゾートじゃないしさ。

でも、今回自分が実際に体験してみて思ったのは、ここにはバカンス的楽しさは皆無だけど、勉強に没頭できる楽しさはあるということ。1日10時間以上勉強とか受験生かよ、って感じですが、丸々1日を勉強に費やせる生活がどれほど贅沢で楽しいものか、大人になった今だからこそわかるんだろうなとしみじみ実感したのです。

効率の良い学習方法がわかっていて、ひとりでもコツコツ勉強し続けられる胆力のある人であれば、わざわざフィリピン留学に行かなくても英会話力は身につけられると思う。でも、それが難しいからこそ、日本人は長らく英会話習得に苦労してきたわけで。

勉強の仕方がわからない、何から手をつけるべきか見当もつかない。ありとあらゆる教材に手を出してみるものの、結局は買っただけで満足してしまう。そんな英語学習ジプシーを抜け出すきっかけを見つけたいのであれば「本気留学」は最良の選択肢のひとつであると思います。

今回の4週間ぽっちの滞在で、私の英語力が飛躍的に伸びた!なんてことは言えません。フィリピン留学は他のツール同様、英会話が瞬時に身につく魔法のツールではない。けれど、もうこの程度が天井だろうと諦めていた自分の英会話力をさらに伸ばせる可能性を感じたし、今回の滞在で一番知りたかった学習方針を盗み取れた。自分がなぜいつまでたっても流暢に話せるようにならないのかもわかったし、発音の弱点がどこにあるのか明確になったし、ラッキーなことに素敵な出会いにも恵まれたし、で、私にとっては大いに実りある4週間でした。

うん。本気のおばさん留学。行ってよかった。

英語を学び直したい社会人がサウスピークを選択するなら

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さて、今回お世話になったサウスピークは、現在セブ島内に3校存在しています。

サウスピークは日本人による日本人のための語学学校ゆえに、生徒は100%日本人。よって、授業以外に英語を話せる機会がそう多くなく、その点がちょっと物足りなく感じる方もおられるかもしれません。

私が滞在したのはオリジナルキャンパスでしたが、サウスピークには日本語禁止校もあります。

参考 サウスピーク 日本語禁止校

中級レベル以上の生徒しか受け入れしない方針のようですが、普段から英語で話す生活を望むのであればこちらを選択することをおすすめします。最初はオリジナルキャンパスに滞在して、途中から日本語禁止校へ編入する、という人も多いですよ。

そして、少々コストが上がってもいいから快適な施設で集中して勉強したい、という人にはプレミアムな選択肢も。

参考 サウスピーク プレミアム校

学生1人につき1つの自習室が完備されており、講師がこの自習室にレッスンをしにくるセレブスタイルなのだとか。他の2つの校舎より新しい施設なので居心地もよさそうです。

と、すでに退寮した今日になってから初めて明かす学校名。セブ島で英語の勉強をしていると言いながら、おまえは一体どの学校にいるのだ、とイライラしていた方、本当にすみませんでした。

だって、ねえ。
同じ学校にいる生徒さんにうっかりこんなブログを発見されたら恥ずかしいし、下手なこと書いてスタッフさんに直に叱られるのもイヤだし。そして何より、自分が思ったままの感想を書きたくて、最初から学校名を出して妙にヨイショ的な記事になるのを避けたかったのですよ。

というわけでようやく学校名を紹介できました。またいつか、さらに進化したサウスピークを取材したいな。

今回の留学体験についてはまだまだ言いたいことがあるし、他の生徒さんから聞いた体験談などもいずれ書く予定ですが、これにてライブ記録は一旦終了。改めて、今回の機会を作ってくださったサウスピークのみなさま、ありがとうございました。

 




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