社会人の学び直し、年齢はネックになるか。大人の短期留学ライブ記録 2週目を終えて。

公開日: : 旅人への道, 英語

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現在フィリピン・セブ島にて4週間の短期語学留学を体験中。約1ヶ月という短い体験期間でも、過ごし方は一般的な留学生のカリキュラムと同様です。

関連 大人の短期英語留学記録 「セブ日記」

留学期間も短いし、語学学習は数週間やったくらいで突然変化を実感できるものでもない。よって、フィリピンに乱立する語学学校の中でもすこぶる評判のよいこの学校の学習メソッドを盗むことを最大の目的としていた滞在前。実際に来てみると周りの熱心さに少なからず影響されて、せっかくだからみっちりやってみるか、という気分になりました。

ええ、毎日10時間以上勉強する生活は2週間が終了した現在も続いております。

フィリピン短期留学2週目にやったこと

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基本的なスケジュールや受講しているクラスは1週目とほぼ同じ。ただ、ここでは毎週時間割と担当講師が変わるので、それに沿って毎週学習計画を組み直す必要があります。

関連 落ち着く暇などありゃしない。セブ日記 4

授業を受ける4時間を除く他の時間を効率よく自習に使えるよう、新しくスケジュールを立てました。

当初は毎週行動計画を練り直すのは手間だし、どうせその通りにはいかないんだから計画を立てる時間が無駄になりやしないか、と思ったのものですが、やっぱりあったほうがいいな、と今では思います。なぜなら、あらかじめやるべきことが決まっているのが楽だから。これがなければ授業が終わるたびに毎回

「さて、次は何をしようかな。音読か、それとも先に課題を片付けるか」

など考える必要があり、その時間こそがもったいない。10時から2時間の空き時間はスピーキングテキストの音読、夕食後は文法の問題集を解く、など都度考えることなく予定を「こなす」スタイルの方が、ここでは楽だということに気づきました。

後は自分の文法力のダメさを確認するべく、自習時間にTOEICの問題集を1周。その結果、自分に足りないのは文法力というより語彙力なのかもしれないなと思い当たったのでした。まあ、どっちも壊滅的に足りてないんだけど。

TOEIC受験予定がないおかげでこの手の教材にはほとんど手出ししたことがなかった私。改めてやってみたら面白いじゃないか。という発見もありました。

 

日本語による学習オリエンテーションのありがたさ

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また、2週目は先週に引き続きオリエンテーションがありました。これは到着後1週間が経過した生徒を対象に、学習法や授業の受け方の疑問、生活スタイルに関する不安などを取り除き、以降の時間を勉強に思い切り注ぎこめるようにという目的で実施されるもの。

「課題に手がかかりすぎて自習の時間が取れない」
「自習でやったことを授業に反映するにはどうすればいいのか」
「音読とリスニングの方法がいまいちわからない」

など、1週間の滞在でそれぞれが抱いた疑問や不安要素をシェアし、スタッフの方にアドバイスをいただきました。私の場合、日々の宿題といえばスピーキングのクラスで必要になる毎日1分間のスピーチ×2の下準備、そして週に一度の300wordのエッセイライティング。元々英作文が苦手なこともあり、これらに妙に時間を取られている気がする、と相談したところ

「たった1分間のスピーチの下準備に1時間以上もかけるのは無駄です。そこは完璧を目指す必要はないので無理に一から書こうとせず、例文のアレンジくらいでちょうどいいと考えてください。その時間を他の勉強に費やした方が効率的です」

というアドバイスを受けました。そ、そりゃそうだ。ついついウケ狙いで面白いことを書こうとしておかしな文章を作ってしまいがちだけど、今やるべきはそれじゃないな。

以降これらの宿題に費やす時間は1時間までと決めて実施。スピーチの準備も、エッセイのライティングも、短時間でやろうと思えばできるし、その分間違いが多くなるなんてこともない。という新たな発見がありました。

このように、個人のレベルや学習速度に合わせたアドバイスを「日本人スタッフから日本語で」受けられるのはありがたい。すでにある程度の英会話力がある人ならともかく、初心者が英語の勉強方法に関するアドバイスを「外国人講師から英語で」受けるのは、かなりハードルが高いですからね。

熱心な生徒さんの中にはトリッキーな文法問題で沼にハマって抜け出せなくなる方もいるらしく、そういう時には

「今あなたが時間を費やすべきはそこじゃありません」

とバッサリいく場合もあるのだとか。特に英会話には完璧な英文法知識は必要なく、高校生で習う範囲がざっと頭に入っていれば十分。

 

英語が話せるようになりたい、といいつつ、勉強に熱を入れすぎてうっかり文法博士への道に入ってしまわないように導くのもまた学習アドバイスの大切な役割なのだそう。

3週目以降はこの手のオリエンテーションは実施されません。が、希望者は個別で学習相談ができるので、今週はこのシステムを利用してみたいと思います。

滞在中にTOEICスコア300点アップを実現する

さて、週末は滞在中2回目となる卒業セレモニーに参加しました。

関連 大人の短期語学留学ライブ記録 1週目を終えて。

今回の卒業生は10名ほど。その中には滞在中にTOEICスコアを300点以上アップさせたというツワモノの姿がありました。

私自身、TOEICはこれまで模試しか受けたことがなく、3ヶ月程度の短期留学で数百点スコアアップさせることがどれくらいの難易度なのかを理解できていない部分はあります。しかし、全くの初心者が400点程度まで上げるのはさほど難しくないけれど、そのあたりで停滞してしまうことが多いという話を度々耳にします。

そう考えると、到着時に300点台からスタートして滞在中に700点超えを達成した彼は素晴らしい。が、この学校、滞在中にTOEICを受験した留学生のスコア変動平均値はなんと、

「3ヶ月間で200点アップ」

とのこと。

短期留学の成果をデータと数字で示している語学学校はそう多くなく、公式サイトに掲載されている体験談には

「英語が苦手だったけど、話すことが楽しくなりました!」
「講師がとても親切だったので、安心して授業を受けることができました」

といったふんわりしたものが多々見受けられます。英語に抵抗がなくなったとか、楽しく過ごせたという経験もとても有益なものだと個人的には思うけれど、それ以上の手応え、成果、結果が欲しいと考える人にとっては少々物足りないレビューであることは確か。

実際に、フィリピンに到着してからいろんな留学生の生の体験談を聞いて俄然やる気が出たと話してくれた30代の女性も

「サイトに書いてあることは所詮学校側の宣伝なんだし3割くらいは話を盛ってるんだろう、という感覚で見ていたけれど、ここへきて実際に結果を出している人の生の声を聞くと俄然やる気が湧いてくる」

と興奮気味に言っていたっけ。

社会人の短期留学、年齢はネックになるか、ゴールはどこか

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前述した30代の女性は来春から新しい職場にて勤務することが決まっています。職場には外国人のスタッフがいるので通訳を介さずに直接コミュニケーションを取れるような会話力を身につけたい。また、昇進試験に必要なTOEICスコアを獲得するために10週間の短期留学で効果的な学習方法を修得する、というのが大きな目標とのこと。

社会人留学生はこのように明確な目標を持って来られている方がほとんどで、またそういう人は滞在中に何をどれだけやればゴールを達成できるかという逆算ができるので、より効果が出しやすいのではないかと思われます。

中には

「30代、40代にもなって若い人と同じ宿舎で寝泊まりする留学生活なんて無理、ひとりだけ浮いてしまいそうで恥ずかしい」

という不安がある方もおられるでしょうが、遊び目的の大学生がウェイウェイしているような学校さえ選ばなければさほど問題なさそうな。この学校がまさにそうですが、みんな自分の勉強で必死ですからね。人のことまで考えている暇はありません。

私の目的といえばこの学校の学習メソッドを盗み見て、実際に結果を出している人から話を聞くこと(スパイ)なのですが、他の生徒さんをひっ捕まえていろいろ聞きだすという行為すら少々難しい状況であります。何しろ、雑談できる時間は3食の食事時間のみで、後はそれぞれ自習室に消えていくので話しかける隙がない。

それでもどうにか聞き出した希望が持てる英会話力向上エピソード、具体的な学習方法などについてもおいおいまとめていきますので少々お待ちを。

わかる範囲で質問に答えます

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セブ日記がスタートして早2週間。すでに何人かの方からフィリピン留学に関するご質問やお問い合わせをいただいております。

滞在中はスパイ活動をメインにし、日々ブログを書き続けよう。そんな当初の計画は脆くも崩れ去り、せっかく来たのだからみっちり勉強してやるぜモードになってしまったせいでなかなかまとまった記事を書く時間が取れていません(計画倒れ)。しかし、せっかくの留学体験ライブ記録。いただいたご質問や疑問点にはわかる範囲、できる範囲でお答えしたいとます。というわけで、何かあれば遠慮なくコメント欄にどうぞ。当ブログの構造上少々わかりにくいけど、記事の下の方からコメント投稿が可能です。

さて、明日からはいよいよ後半戦がスタート。おかげさまでやる気も元気も気力も十分、短い留学生活を悔いのないよう駆け抜けたいと思います。もうしばらくお付き合いくださいませ。

 




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