口を開けば悪口ばかりの友人に辟易する。

公開日: : 最終更新日:2019/07/09 生き方と考え方




Kaohsiung_142

人の悪口というものは聞いていてさして気分のよいものではないが、お互い合意の上での愛ある「弄り」は微笑ましく、また気の利いた小噺として成立するレベルの毒舌にはなるほどと唸らされることもある。

悪口にも技術が必要か。いや、必要なのは礼儀か。

そのいずれも含みはしないけれど、目上の人に対する悪口陰口にはさほど毒を感じない。部長このやろーとか、教頭がムカつくんだよ、といったアレですね。そりゃ職場も学校も和気藹々が理想だけれど、こと上下関係はゼネレーションギャップをも含むゆえ、いろいろあって当然といえば、当然。

じゃあ一番厄介なのは何かと言えば、そこそこ近い関係にある仲間内で繰り広げられる悪口陰口ではなかろうか。

口を開けば人の悪口ばかりの友人に辟易する

Kaohsiung_16

顔を合わせば、口を開けば、何ならSNSのメッセージででも、共通の知人の悪口に興じる友人に辟易している。確かに友人の言い分には同意できる点が多く、当初はふんふんと聞き込んでいたのだけれど、あまりにもその話ばかりされて、かといってもうやめてくれとも言えず、もはや疎遠にしたくなってきた。一体どうすれば。

というような悩みを打ち明けられ、なるほどそれは厄介だなと思う。

本問題が勃発したシチュエーションやお互いの関係性、そして元来の性格など、いろんな要素が絡み合った厄介さがそこにはあり、おやまあ大変ですねと労をねぎらう以外に術がありません。

口を開けば悪口や不平不満ばかり言う人は、確かに存在する。真っ先に思い浮かぶのは、我がクセの強い母親の顔。私がまだ実家で暮らしている頃、彼女発信の話題のおよそ80%は父の悪口及び世間に対する不平不満で占められていたように記憶しています。よくそれだけ不満がありますねアナタは、といつも思っていた。

ささやか過ぎる平凡な人生は退屈か。

しかし、相手が家族の場合は思うだけでなく

「もうその話聞き飽きた」

とかなんとか、割とバッサリ言ってしまえるので、まだ気楽かもしれない。嫌だけど。また、家族でなくとも恋愛関係にあるなら「嫌なら別れる」という選択があるのでマシかもしれない。うまく別れられれば、の話だけど。

厄介なのがズバズバ言える家族や親友でもなく、別れを選択できる恋愛関係でもない、そこそこ仲のいい友人。

気が合わない、嫌いな友達との付き合い方。

今回の悩みはまさにこれで、だからこそ、おお、それはそれは…と心中お察し申し上げるのです。

サービスマインドとしての悪口

taitung_89

思うに、本シチュエーションの根本にはサービスマインドが存在している気がしてならない。

つまり、以前あの人の悪口に共感してくれたあなたなら、きっとこのネタもよろこんでくれるでしょう。さあ、今回も共に大いに盛り上がりましょう! というやや歪んだおもてなしの心が見え隠れするのです。

悪口攻撃に疲れている本人も、お相手が繰り出す一風変わったサービス精神に気づいている。だからこそ、上手い手立てが見つからない。

私はといえば、悪口陰口のみならず、怒りとか悲しみその他、あまりにも強力なマイナス感情を目の当たりにするのが苦手なもので、割とカジュアルに話を遮ったり、その場や人から逃げ出してしまうタイプです。

実家断捨離の難しさ、本質は片付け以外にあるのかも。

よって、親しい友人からは

「いつもうまい具合に人と距離を取って、トラブルに巻き込まれないから羨ましい」

などと言われることがあるけれど、もちろん計算づくでそんな高等テクニックを使えるはずはなく。単に人と距離を詰め、親しくなるのが苦手なだけであります。

不器用ゆえに他人となかなか距離を縮められない人間。方や、人当たりのよさゆえに距離が近くなりすぎて、疲れる人間。

種類はどうであれ、そして規模は違っても、みなそれぞれ人間関係に課題を抱えて生きている、ということでしょうか。人が真剣に悩んでるところ申し訳ないですが、それはそれでなんだか希望が持てる話じゃないですか。

 




関連記事

遺伝子レベルで太陽を欲している。

By: xanday[/caption] 両親宅を訪問するとそこには知らない外国人がいた。

記事を読む

胃が痛い悩みは放置する。

ここ数ヶ月、頭が痛くなるというか、胃が痛くなるというか、とにかく厄介な問題を抱えておりました

記事を読む

機嫌よく過ごす方法、リストアップで逆算する。

By: Andrey[/caption] 突然ですが、私の人生の大テーマに 「常に機嫌

記事を読む

会うたびに落ち込む友人関係。

先日友人から 「あんたと会って話した後は、毎回落ち込む」 と言われてしまいました

記事を読む

愚痴を聞くために呼び出される。

愚痴を聞いて下さい。 あまりにもあからさまなその要望に、少々面食らいました。 人

記事を読む

サグラダファミリア

シンプルな人はシンプルなものを作る論からの考察。

By: Steve Larkin[/caption] 小林カツ代著「食の思想」に、 「

記事を読む

令和初の年越し、昭和との戦い。

2020という整然とした4桁の並びはどうにも座りが悪いし、2年と言われるといつの間に、と思う

記事を読む

おばさんが嫌われる理由。

踊り疲れたディスコの帰りを存分に満喫する夏です。 自分のことがよくわかっていない人。

記事を読む

人生を変えたいなら環境を変えればいい、は真実か。

By: Hamed Saber[/caption] 少し前に記事に対するご質問をいただいてい

記事を読む

一人旅の正しいお作法。

By: The U.S. National Archives[/caption] どうにも派

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

生きていくために必要な最低限のものが揃ってさえいれば。

そういうことらしいので、久しぶりに電車に乗る。 早朝の東京は薄曇りで

折り返し地点で山動く。お腹ぶよぶよ大作戦。

すくすくと育った腹回りの肉に退去を迫る2週間、お腹ぶよぶよ大作戦。

もう増やさないルールを破り、新しくカードを作った理由。

ポイントカードやメンバーズカード、そしてクレジットカードはもう増やさ

ニャチャンでネムノンを食べる
戻したてのライスペーパーで手巻き。

昨年のベトナム旅行で仕入れたライスペーパーを使いこなせる気がせず、約

2週間でウエストマイナスんcm、お腹ぶよぶよ大作戦2020。

「お腹ぶよぶよ大作戦」とは、これからお腹をぶよぶよにするぞという意気

→もっと見る

PAGE TOP ↑