令和初の年越し、昭和との戦い。

daikanyama30

2020という整然とした4桁の並びはどうにも座りが悪いし、2年と言われるといつの間に、と思う。もちろん、令和にだってまだ馴染めていない。

しかしこちとら3時代を生きている身。なんだかんだでそのうち慣れるであろうことは経験としてわかっています。元号もだけど、2000年になった時の違和感に比べたら、10の位なんて。

そんなことを考えた2019年の末に、懐かしいタイプの男性に遭遇して混乱しました。

こういうのが「昭和的」と言われるのでしょうか。

令和初の年越し、昭和との戦い

pumpus_2

なんでもハラスメントにされてしまう現状、いくらなんでもそれは言い過ぎと思うケースも少なくはないが、ほんの2~30年前はまかり通っていた悪事が御法度となっているのは、まあ、いいことなんでしょう。

20代半ばでまだピチピチだった私をもうすぐ三十路のくせに、そんなだと行き遅れるぞ、などと毎日のようにからかっていた当時の上司らは、多分現在60を過ぎているはず。彼らもさすがにもうあの手の「イジリ」はしてないだろうなあ。もちろん相手を選んで言っていただろうから、年齢や婚期を気にしている女性には言わなかっただろうけど、親しい仲だから、ほんの冗談で、なんてのも、今は通用しないもんなあ。

そんな大昔の出来事を思い出させる発言を繰り出すおじさんに遭遇して、こういうこと平気で言う人がまだ残ってるのか!と驚いたのです。

しかも、そのおじさんは、私と同世代。これだから昭和おじさんは…と言われちゃう歳じゃないでしょうに、なんて思うのは私がおばさんだからであり、今の若い人からすると40代以上なんてもれなく悪しき昭和の習慣が抜けない中年なのかもしれんと別の角度でがっかりしたのでした。

なにもない生活、自由な時代、生きづらい人。

いや、年齢で区切るのは性差同様にもはや意味がないのか。セクハラ発言が日常茶飯事だった当時でも、失礼なことを言わない人は絶対に言わなかったのだし、今の若い人でも昭和おじさん的脳を持つ輩はいる。

戦う力と、スルー力

友人と酒を飲みながらそんな話をしたら、時代は変わったとはいえ、世間はそんな戸惑いに溢れているのだと教えられました。昭和おじさんは平成を経て、令和の今も広い地域に生息しているのだと。

一般社会との縁が薄かった私は現実を知らず、誰に何を言われようとみんな気にせずもっと自由になればいいのに、なんて呑気なことを考えていた。しかし妙な価値観を押し付けられる環境に長年さらされたら、そりゃ諦めも出てくるってもんですね。

魑魅魍魎が蠢くこの世界。戦う力も必要だけど、心の平安を保つためのスルー力も備わっていると、なおよい。

そんな自分に腹がたつ。

性差で語るのは無意味と書いたとおり、この話におじさんを罵る意図はありません。なぜなら、若い男性に対するえげつないパワハラを繰り広げる昭和おばさんの話も散々耳にするから。男はダメで女はセーフ、なんてことはないからね。暴力圧力ダメ、絶対。

100年ぶりにみっちり社会と関わった気がする2019年。最後に古き良き、ではない悪しき昭和エピソードに遭遇したとはいえ、過ぎてみればそこそこ学び多き1年ではありました。あー、今年はちょっと休もうかなあ、今年の方針もそろそろ決めないと。

いかにして働かずに暮らすか。

 




関連記事

counter

おばさんが旅に出る理由。

おばさんって連れ立って旅行とか散歩とかしたがるじゃないですか。 神社仏閣巡りを筆頭に、

記事を読む

161223ny2

47歳からのニューヨーク留学 夢と現実と厳しさと。

先日ちらっと触れた本、読み終わりました。 白髪のロングヘアが与える印象。 「9番

記事を読む

By: Lindsey Turner

捨てる、捨てない 記念のアレに未来のコレ。

By: Lindsey Turner[/caption] 引越し作業はあっという間に終了した

記事を読む

koukyo_sanpo_15

くだらない毎日を積み重ねたその先に。

寒いのは苦手だし目覚めは悪い方だけど、朝起きるのは苦じゃありません。 晴れていればなお

記事を読む

hostel3

何をやっているのかよくわからない人。

地元へ戻った時、久しぶりに会った知人に今どういう仕事をしているのか、と問われたので答えると

記事を読む

RICHO caplio GX100

旅の荷物軽量化計画、コンパクトカメラの行方。

先日修理に出していたコンパクトデジカメが戻ってきました。 関連 手放すか否か。今、運命

記事を読む

daikanyama24

重たい仕事とカタルシス。

重ための仕事には朝一で取り組んだ方が段取り良く片付くであろうという先延ばし、もとい建設的な戦

記事を読む

cebu-diary-16-1

新年に環境を整えるというシンプルな戦略。

いよいよヤツが本気出してきそうな気配がしませんか。 ヤツってあいつね。2018年ね。

記事を読む

160524_2

その出来事に意味を持たせるのは誰だ。

酒ばっかり呑んでてお茶っ葉にはてんで疎い私ですがせっかくの台湾の旅、茶芸館なるものにも行って

記事を読む

By: Leyram Odacrem

【勝手にHOW I WORK】社会人失格ノマドワーカー、crispy-lifeの仕事術。

先日コメントでぽこぴたさんからリクエストをいただいた「仕事術」について。 参考 【勝手

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

れんこんのきんぴら献立
れんこんのきんぴら、キャベツとツナの塩昆布和え献立。

年が明けてからもしばらくは去年の晩酌献立ストックを放出しており

ひとりぜいたく晩酌帖
自著が絶版になります。

口頭ではすでに説明を受けていたのだけれど、正式な書面が届いたの

accessories_4
イは忙しくないのイ。

なんか忙しいなあ、落ち着きたいなあ、と感じる時、その原因は本来

玉ねぎの卵炒め献立
玉ねぎの卵炒め、塩豚と大根のスープ献立。

これまた昨年の晩酌記録です。 仕事始めからこっち、なかな

award
2019年、買ってよかったものベスト3。

年明けには前年の買い物を振り返り「1年間で買ってよかったものベ

→もっと見る

PAGE TOP ↑