なりたい自分と、現実の自分とのギャップ。
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生き方と考え方

写真を撮るのが好きです。
多くの玄人はだしが存在するこの業界(?)、たいした機材も技術も持たない私などは「趣味は写真」などと口にするのもおこがましいレベルではあります。
充実の機能より、シンプルな作りを選択する。
でも、撮るのに抵抗がなく、選定も苦にならず、なんなら編集も好き。
趣味は身を助けると言いますが、「写真好き」な性質も、なかなか役に立ってくれているなあと思います。単純に楽しいし、日々愉快な発見もあるので。
なりたい自分と現実の自分とのギャップ。
ここに披露している写真といえば自作の晩酌献立ばかりですが、撮っていていちばん楽しいのは、人です。風景や物撮りも嫌いではないけれど、やっぱり人が断然面白い。
だからといって街中で女性や子供を勝手にパシャパシャやるのは事案ですから、いや、おじさんでももちろんダメなので、仕事で堂々と人を撮る機会があるのはとてもありがたいのです。
いろんな人を撮っていて最近思うのは、他者からの評価と自分の認識にズレがあるケースのなんと多いことか、ということ。
外野が絶賛する仕上がりの1枚でも、ご本人の納得いかずにNGをくらう。その後ご本人が選んだ1枚は、え、こっち?これでいいの?となるパターンが多々あるのです。
もちろん、表情の良し悪しは大いに主観によるところがあるので、正解はありません。でも、本人だけが納得いかないパターンを多々見ていると、これは個人の好みとはまた別のところに原因があるような気がするのです。
なんだろう、なりたい自分と現実の自分とのギャップ、とかでしょうか。
例えば、物腰柔らかく、やさしい笑顔が素敵な女性のスマイル写真を皆が「彼女らしくていいね!」と評価しても、本人の目指すイメージがクール&ミステリアスだとしたら、朗らかな笑顔の写真は使いたくない1枚となる。
外見のみならず、いつもテキパキ効率よく動き、話の内容も簡潔で的確!と評価されている人が、実は冷たい人だと思われているのではないかと悩んでいる、とかもありそうな話。
そう考えると、人間の、特に自分自身のコンプレックスに起因する悩みってのは、おおよそ無駄ですね。自分だけがそう思い込んでいるだけなんだから。でも、自分のものさしを大事にすればするほど、大きな悩みになってしまうというもどかしさ。
モノを持たない人間の好奇心とコンプレックス。
なんて、私の勝手な妄想に過ぎないのですが、写真のみならず、みんなはいいと思っているのに本人だけが納得いかないパターンは、よくある話ですね。
落とし所としては、ストイックに理想の自分を追い求めるのもまた一興、そして、違う自分もそれはそれと受け入れられたらなおたのし。といったところでしょうか。さすがに乱暴すぎますか。
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