ポケモンGO禁止令 大人と子供のゲーム依存。
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最終更新日:2016/07/26
生き方と考え方
SNSを眺めていると友人たち(無論大人)が結構ハマってやっているらしいポケモンGO。
みなさまも既にポケスト巡りに精を出しておられるでしょうか。
基本的にあまりゲームには興味がないタイプなのだけど、今回のポケモンGOの内容には惹かれるものがあったので私も週末に早速アプリをインストール。ポケモンマスターズクラブとやらの登録名が弾かれてばかりでやや難航しましたが、無事環境が整ったのであります。
多分すぐに飽きちゃうんだろうけど、私も道端でキョロキョロする恥ずかしい大人になるのね、うふふ。
なんて一丁前に流行りに乗った気でいたけれど、そうはならなかった。
ポケモンGO禁止令が発令された
ちなみに私がポケモンGOをインストールした端末はiPod touchの第5世代。
GPS付いてないしこれじゃ遊べないのかと思ったのですが一応は対応機種のようで。戯れに駅前に出かけてみるとうじゃうじゃなんだかんだありました。周りを見渡すとみんなポケモンやってるし。
ほほぅ、なるほど、こういうことか、などと思いつつ操作しようとすると、落ちる。画面をタップすると、落ちる。向きを変えると、落ちる。
ああこれはこの機会にOSをアップデートしなさいってことだろうな、と都合のいい解釈をしてずっと放置していたOSをようやく最新バージョンに。さてこれで準備万端、と再起動してみるも、状況変わらず。
「ゲームなどしている余裕がおまえにあると思うな」
神的なものにそう告げられた気がします。
はい、おっしゃるとおり。わたくしにはポケモンとウフフキャッキャする余裕など1ミリもございません。もちろんポケモンだけじゃなくてゲーム全般、なぜならリアルの日々がまさに怒涛のRPG。平穏・安定からは程遠く何が起こるかわからないこの人生、思う存分プレイさせていただいております本当にありがとうございました。
かくして私のポケモンGOライフは始まらずして早々に終了したのでした。
ゲーム依存と大人と子供
まあローンチ後すぐだし私のような状況の人多いんだろうなあと卑しくもアプリレビューを見てみるとそこは
「田舎にはポケモンがいない」
「渋谷とうちの最寄駅の充実度が違いすぎ、差別だ」
「全国に満遍なくイベントを!」
と、ゲームの充実度に対する不満意見のオンパレード。
ほんの数日前までは日常に存在さえしなかったゲームに対する熱い要望がもうこれほどにも溢れているってなんだか凄い。それだけハマった人が多い、ということなのか。
身近に子供がいないからかもしれないけれど、今回のポケモンは俄然大人が盛り上がっている気がするのはやっぱりスマホ所持率所以なんですかね。病院の待合室で見かけた親子の様子も子供よりお母さんのほうが夢中になってるぽかったし。
そういや随分昔に友人が
「約束破ったよね?って取り上げたら最初はギャーギャー喚くんだけど、結局すぐ表に出て違う遊びし始めるんだよね」
なんて言ってたっけ。
これはルールとして決めていた「1日にゲームしてもいい時間」の制限を超えて遊んだ罰として息子さんのゲーム機を取り上げた後の様子。少し前にゲーム機を取り上げて叩き割ったとかどうとかで炎上した話題があったような気がしますが、子供たちのゲームに対するあの恐るべし集中力は確かに只者ではない。ゲーム以外のことにも興味を持って欲しい親御さんとしては頭の痛いところでしょう。
「なけりゃないで、他に面白いことないかなって考えてちゃんと見つけるんだよ。なーんだ、ゲームゲームってうるさい割にはそんなに依存してるわけじゃないんだってちょっと安心したわ」
ああ、そうなんだ。もしかしたら大人のほうが頭かたい分依存度はヤバいかもねえ、下手に財力あるから課金しちゃったりしてさ、なんて話をしたっけ。その息子さんも今では中学生になったので、もうゲームを取り上げられて泣いたりはしないだろうけど。
さて駅からのの帰り道、公園で座り込んでDS(多分)をやっていた小学生グループの会話。
「ポケGOやってる?」
「いやー俺できないんだよね、通信制限引っかかってるから」
「そうだよなあ、スマホはゲームよりエロい動画だもんなあ」
「だよなあ」
そうなのか。ゲームよりそっちなのか。それはそれでどうなんだろうと思うけどなんか時代を見せつけられた気がした。ビバ新人類(死語)。
というわけで大人のみなさんもよい子のみんなも歩きスマホやゲーム依存にはお気をつけて。私はリアル世界の人生ゲームを頑張りますよ。くすん。
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