ゴミ箱はいるのかいらないのか。
ゴミ箱を使っていない家庭ってどれくらいあるのでしょうか。
家族構成や生活スタイル、住環境に多分に左右される問題かと思われますが、
- 一人暮らし
- 集合住宅住まい
- 24時間ゴミ捨て可能
という場合は部屋にゴミ箱を置いていない方の割合が多いのではと推測するのですがどうでしょう。
かく言う私もゴミ箱は使わない派です。
ゴミ箱を置かない理由
よくよく考えてみればゴミ箱を使わないのは現在に限ったことではなく、生まれてこのかた自分自身でゴミ箱を購入した記憶がありません。
忘れているだけでもしかしたら置いていたことがあったかも?とも思うのですが、多分ない。なぜならちょっとウザいくらいのG嫌いだから。
真実はどうかわかりませんが、私の脳内では
ゴミ箱の存在=G発生の原因=断じて不要
という公式が成り立っているのです。ちなみに実家にもゴミ箱はありません。遺伝…?
ゴミ箱がない家のゴミ捨て事情
現在はいつでもゴミが捨てられる環境にいるのでゴミ箱レス生活は何ら難しいことではありません。
関連 モノが多い、捨てられない、片付かない。ならば、まずは不用品を家に入れない工夫から。
が、10数年前に住んでいた都内のマンションは施設内にゴミ置き場がありませんでした。
よって、ゴミ収集所に当日の朝ゴミを持参するスタイルに従っていた訳ですが、はて、あの頃ゴミ箱を置いていたっけ?と考えてみるも、多分ない。ゴミ袋をベランダに置いていて、逐一そこへ捨てていた、ように記憶しています。
その後新築マンションへ移ったらそこは24時間いつでもゴミ捨てOK物件で、ああ世の中にはこんな素敵な住環境があったのか、と涙を流し狂喜乱舞。以降は元の生活に戻れず、施設内にゴミ置き場のある物件のみを狙って転居し続けています。
まあ、その新築物件でも結局Gと遭遇したんですけどね。全く、油断も隙もありゃしない。悪魔か。
便利なはずなのに手間がかかるやるせなさ
そしてゴミ箱以外にも、汚れやゴミを受け止める的役割をするものを所有するのがとても苦手です。例えばなんだ、三角コーナーとか、トイレマットとか、お風呂の髪の毛キャッチするヤツとか、そういうの。
本来便利に使うべきその道具があることによって一手間、一掃除、ワンバウンド増える感じがなんだか腑に落ちず、そしてうっかり手入れを怠ってしまったらもう触るのが怖くなって放置してしまうという、キレイ好きなんだか無精者なんだかよくわからない事態に陥ってしまうのです。
快適に暮らすために自ら導入したものなのに、なぜかよそよそしく感じ、妙に怖くなる不思議。
ゴミ箱自体は別に悪ではない。しかし道具は上手に使ってこそ便利品たり得るのであり、使いこなせないならば持たないほうがむしろ好都合なこともある。
なんて優柔不断関東地区ベスト8みたいな私がゴミや掃除にワンバウンド置くべからず、などと滔々と語ったところで説得力皆無ですが、これってゴミ箱云々に限った話でもなくて。
例えば、本当は瞬時に捨て去りたい負の感情とか、苦い思い出とか、忘れてしまいたいことやどうしようもない寂しさなんてのも、うっかりどこかにワンバウンド、はたまたいつまでも持ち続けたせいでどんどん重みを増していく、とかね。
飲んで飲んで飲まれて飲んで。いやいやここは酒には頼らずに、どちらさまもスッキリいきたいもんですね。
関連記事
-
-
持たない暮らしと旅の小さなクローゼット。
40代ともなれば安ホテルに泊まるのはなかなかキツいよね、という人も多いのですが、一人旅の時は
-
-
マイ流行語大賞 2018。
先日、今年の新語・流行語大賞ノミネート語の発表がありました。 新語・流行語大賞ノミネー
-
-
行方不明のキティちゃんと出所不明のシャープペンシル。
By: darkday[/caption] 捨てました。 などと声高らかに宣言するよう
-
-
40代一人暮らし、これからの投資について考える。
By: Pictures of Money[/caption] 確定申告作業が終了しました。
-
-
財布からいらないものが13点も発掘された。
おお、気持ちのいい朝ですね。 現在窓際にベッドを置いていて、シーツが真っ白なので晴れた
-
-
今日捨てたもの 最後まで責任を取る覚悟はあるか。
By: Cristeen Quezon[/caption] どうにも物持ちがいいので痛んでし
-
-
約10年ぶりにスマホを買った話。
いや、10年じゃきかない。「買った」という行為を軸に考えるなら、もっと長い年月が経っている
-
-
散らかった部屋に隠された真実。
仕事の書類整理と保管方法を変えたいと考えていました。 関連 ごっそり捨てて、お金まわり
-
-
チェンマイの寺でお坊さんに教わったシンプルな瞑想法。
今回チェンマイまで足を伸ばしたのはとあるお寺で瞑想を体験するためでした。 参考 タイ
-
-
いつでも欲しい情報にアクセスできる恐ろしさ。
By: Matthew Pearce[/caption] 手のひらで扱える薄くて軽いものを使
Comment
こんにちは、久々にコメントします。
「手入れを怠ってしまったらもう触るのが怖くなって放置」、私もよくやります!
この春に引っ越して台所の排水口にゴミ受けネットを初めて使い、
便利なようで気持ち悪い…と悩み中です。
布の雑巾やトイレブラシも苦手で
新居でやっと使い捨てトイレブラシを導入したものの、
便器の素材が古いせいか汚れがつきやすく、
結構な頻度でスペアを買うはめに…でも、気分は快適なので続けてみます。
一見便利なグッズも、何かガマンする要素があるとスーッとさめてしまいます…
ASAさん
そうそう、そうなんです!じゃあちゃんとしろよって話なんですが、うっかりしちゃうとうっかりしちゃいますよね。なんなんでしょう、あの感覚。遺伝子レベルの問題でしょうか(大げさ)。後々面倒になるのを避けるために常に美しい(=怖くない)状態を保つ、というのが最も有効な解決法であるとはわかっているのですが。
こういうところがなければ多少古い物件でもきちんとお手入れして住まえるのですけどね、どうも水回りの古いところは私の手に負える気がしなくて選べる物件が限られてしまいます。
お互い頑張りましょう…。