NHKツイッター「1号」さん、退職して作家に 40代の転身。
おお、これはちょっとびっくりした。
>>参考
NHKツイッター「1号」さん、退職して作家に(朝日新聞デジタル)
新潮社
売り上げランキング: 821
今は少々SNS断ちしているのでご無沙汰なのだけど、NHK広報のアカウントが話題になった頃にちょうどTwitterにかなりハマっていました。私のアカウントのフォロワーは600程度。なんとなく気の合いそうな人とは実際に会ったりもして、そこから交友関係が広がることも多く、当時はSNSの可能性に胸躍らせたものです。
その後Facebookですっかり窮屈さを感じて、今はいずれも放置気味ですが。
話を戻して、このニュースの何に驚いたかというと、1号さんが退職されたことでも、作家に転身されたことでもなく、「中の人が43歳の男性」だったこと。
当時の私は勝手にNHK広報アカウントの担当者は「20代後半から30代前半のちょっとクレバーなエリートくん」を想定していました。故に、このニュースの見出しを見た瞬間は
「あらー、NHKのネームバリューを自分の力と勘違いしちゃったクチ?」
なんて少々意地悪な目線でクリックしたのですが、いやいや、まさか同年代とは思っていませんでした。根拠のない思い込みって、ホント怖いですね。
うーん、驚いた。
驚いたとともに、なんとも嬉しい。
しかし、今になって考えれば「中の人などいない」という言葉のチョイスに、そこはかとなく同年代を感じさせるものがあったな…。
居心地のよさを捨てる勇気
これだけ自社アカウントを有名にした人なのだから、広報としての社内評価は高かったでしょうし、既に40代。NHKともなれば定年まで勤められたはずだし、メディアに携わる人間にとってNHKのブランド力は未だ魅力的で、是が非でもしがみつきたくなるものだと思うのです。
いや、わかりませんよ?
NHKの内部事情にも詳しくなければこの方と面識もないので、もしかしたら社内で相当浮いてて居心地悪かったとか、実は期間限定の契約でしたとか、外部の人間は知りえない事情があったのかもしれませんが。
いずれにしても
「俺も20代だったら新しいことに挑戦するんだけどねー」
なんてうそぶく大人が多い中、43歳にして安定を捨て去って新しいチャレンジを選ぶって、なんか単純に面白いじゃないですか。
って、全文読んでないクセに勢いで書いてますが、ようやく築いた安定や肩書き、ステイタスを捨てて未知の世界にチャレンジする40代がもっと増えるような日本になればいいのに、と心から思います。
コンフォートゾーンは手放し難いからこそ、それを捨て去った先に得られるものはきっととてつもなく大きいはずだよね。
と、自分に言い聞かせてみたりして。
自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間”を捨てられるか (青春文庫)
青春出版社
売り上げランキング: 550
関連記事
-
-
私たちにできないことなんて、何もない。
先日静電気防止スプレーを自作しました。 静電気防止スプレーを自作してみた。 静
-
-
おばさんホイホイは真実だった。
以前友人が突然アイドルグループにハマった話を書きましたが。 モノを持たない人間の好奇心
-
-
40代フリーランス、50手前で正社員になれるか。
会社勤めをやめてから、早いもので干支が一周しようとしています。 東京都内で屋根のある家
-
-
胃が痛い悩みは放置する。
ここ数ヶ月、頭が痛くなるというか、胃が痛くなるというか、とにかく厄介な問題を抱えておりました
-
-
2015年後半戦突入!下半期の運勢を占う。
昨年末になんとなく書いた占いの話。 参考 2015年の運勢を占う。 年末年始の縁
-
-
勝ち組兄さん家の電気料金はひと月約800円。
By: Tsahi Levent-Levi[/caption] 「彼こそが真の勝ち組だよね」
-
-
気持ちいいことがやめられない。
By: sara.lauderdale[/caption] 未だに新規購入を我慢しています。
-
-
自分の中に面白いものがなくてもいい。
孤独はたのしいです。 もともと一人で過ごすのが大好きなので、一人が寂しいとか、誰かに話
-
-
一人行動愛好家の嗅覚に失敗なし
何年か前から気になっていた居酒屋がありましてね。気になりつつもずっと放置しておりましてね。