NHKツイッター「1号」さん、退職して作家に 40代の転身。
おお、これはちょっとびっくりした。
>>参考
NHKツイッター「1号」さん、退職して作家に(朝日新聞デジタル)
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今は少々SNS断ちしているのでご無沙汰なのだけど、NHK広報のアカウントが話題になった頃にちょうどTwitterにかなりハマっていました。私のアカウントのフォロワーは600程度。なんとなく気の合いそうな人とは実際に会ったりもして、そこから交友関係が広がることも多く、当時はSNSの可能性に胸躍らせたものです。
その後Facebookですっかり窮屈さを感じて、今はいずれも放置気味ですが。
話を戻して、このニュースの何に驚いたかというと、1号さんが退職されたことでも、作家に転身されたことでもなく、「中の人が43歳の男性」だったこと。
当時の私は勝手にNHK広報アカウントの担当者は「20代後半から30代前半のちょっとクレバーなエリートくん」を想定していました。故に、このニュースの見出しを見た瞬間は
「あらー、NHKのネームバリューを自分の力と勘違いしちゃったクチ?」
なんて少々意地悪な目線でクリックしたのですが、いやいや、まさか同年代とは思っていませんでした。根拠のない思い込みって、ホント怖いですね。
うーん、驚いた。
驚いたとともに、なんとも嬉しい。
しかし、今になって考えれば「中の人などいない」という言葉のチョイスに、そこはかとなく同年代を感じさせるものがあったな…。
居心地のよさを捨てる勇気
これだけ自社アカウントを有名にした人なのだから、広報としての社内評価は高かったでしょうし、既に40代。NHKともなれば定年まで勤められたはずだし、メディアに携わる人間にとってNHKのブランド力は未だ魅力的で、是が非でもしがみつきたくなるものだと思うのです。
いや、わかりませんよ?
NHKの内部事情にも詳しくなければこの方と面識もないので、もしかしたら社内で相当浮いてて居心地悪かったとか、実は期間限定の契約でしたとか、外部の人間は知りえない事情があったのかもしれませんが。
いずれにしても
「俺も20代だったら新しいことに挑戦するんだけどねー」
なんてうそぶく大人が多い中、43歳にして安定を捨て去って新しいチャレンジを選ぶって、なんか単純に面白いじゃないですか。
って、全文読んでないクセに勢いで書いてますが、ようやく築いた安定や肩書き、ステイタスを捨てて未知の世界にチャレンジする40代がもっと増えるような日本になればいいのに、と心から思います。
コンフォートゾーンは手放し難いからこそ、それを捨て去った先に得られるものはきっととてつもなく大きいはずだよね。
と、自分に言い聞かせてみたりして。
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