いただきものの第二の人生。
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最終更新日:2016/12/07
ミニマルライフ
むやみに新しいものを買わずに手持ちアイテムを活かす方法を考える式にシフトしてからずいぶん経ちますが。
お気に入りの洋服がクローゼットに眠っているにも関わらず最大限に活用しようともせずすぐに新しいものに手を出す。そんな悪しき習慣を見直してからはついつい若い子に流れてごめんよやっぱりおまえが一番好きだよ的な気分になっているようなそうでもないような。あんまり上手い例えじゃないですね。
何にせよやたらめったら目移りせずに今あるものの活用法を探る癖がついたのでめでたしめでたしなのですが、思えばこれ、服に限ったことでもありませんでした。
ポットカバーが第二の人生
7~8年前に友人からもらった小さなトートバッグがあります。友人が主宰していたブランドのものでヴィンテージのテキスタイルを使ったハンドメイドの1点もの。マチがかなりありサイズ的にもお弁当箱バッグ、といったところでしょうか。
もらった当時はご近所お出かけ、お買い物用として使っていたのですがここ最近はめっきり活躍の場がなくなっていました。かなり厚手の生地なので季節を選ぶというのもその理由かもしれません。それでもモノがモノだけに処分対象には一度もあがらずここまで持ち続けてきたのですが、最近になって突如フル活用するようになりました。
活用法はまさかのポットカバー。
このトートバッグは今使っているティーポットがすっぽり収まる大きさであることに気づき、部屋でお茶を飲む時の持ち運び鞄になればいいかなと軽い気持ちで試してみるとあらびっくり。思いの外保温性が高く鞄というよりポットカバーとして十分使えることが判明しました。熱々のお茶が入ったティーポットをこの鞄に入れておけば1時間くらいは温かいお茶が飲めるという寸法。やったね。
まあ普通に考えればキッチンから部屋に移動するためのポット入れ鞄なんてものは無駄も無駄なわけですが、我が家の導線を鑑みるにこれはかなりのお役立ちアイテム。ポットをむき出しでの持ち運びが少々難しい状況ではぴったりサイズの鞄はなかなかの発見、そしてまさか保温性に優れていたとは2度美味しいまさに大発見なのでした。
思い出の品には引っ張られないけれど

By: Steve Marr
しかしこれまでの人生でポットカバーなどというファンシーなものを手に入れようとしたことはたったの一度もありません。別に茶飲み習慣自体にファンシー要素はないけれど、そこにかぶせるヤツってなるとあのキルティングでリボンがついた鍋つかみみたいなアレを想像してしまうのは私だけでしょうか。今調べてみたら今やいろんな形状のカバーがあるらしいけれど。
とはいえ絶賛冷えとり対策中の身。飲み物で体内から温めるのは冷え対策の基本中の基本なので何度もキッチンに立つことなく温かいお茶を楽しめるのはありがたいことこの上なしなのです。
ところでこのバッグのブランドは既に解散してしまっていて、そこにはほんのりと苦い思い出もあって、そんなことを思い返すとまさに人生いろいろ男もいろいろという感じなのですが女だっていろいろなのでこうして今また日常的に使えるようになったのはチクリときつつも嬉しくもあり。
思い出関連グッズに引っ張られることの少ない基本冷淡な人間ではありますが、これをもらった時の晴れがましい気持ちは今でも覚えていて。ああ時間の流れとは残酷でそして多くを癒す力があるなあ、などと妙な安堵感に包まれながら今夜も熱いお茶をすするのでした。ずずっとね。
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