少ない服でも頭を使う必要大ありの秋。
どれだけ服を減らそうと、手持ちの洋服を満遍なく着こなせるはずもなく。
特に秋物ってのは油断するとすぐに出番がなくなってしまうから、今の時期強く意識して使わねばならない。というか、使わなければいつまでも日の目をみることがない。
と、さすがにもう学習したので、朝晩冷えそうな日には進んでスヌードを手に取る11月です。
ローゲージニットのスヌード?おやおやそれはまだちょいと早いんじゃないの?と思われるかもしれませんが、それこそが落とし穴なのですよ。
ビジュアル全振りアイテムの使い道
お気に入りのスヌードについては、2年前にも書いておりました。
スヌードのコーディネイトで知る40代ファッションのアクセント。
これ、好きなのにあまり活用できていなかったアイテムの筆頭でして。
使えていない原因は、見た目と機能が一致しないから。つまり、冬場に大活躍しそうな見た目なのに、実は全然暖かくないというトンデモ見掛け倒しスヌードなのです。言うなれば中身空っぽの超絶イケメンみたいな感じですかね。それは言い過ぎですね。
機能性はないが、見た目はいい。ならば所有者の責任としてうまく使ってやらなくてはいけないね、というスタンスを保ち続ける私はなんて心が広いのでしょうか。
カジュアルに寄せ過ぎないスヌードのコーディネート
前回の記事ではこのイケメンスヌードを薄手のコートと合わせておりましたが、今年はもうちょい早めの登板でご機嫌をうかがうことにして、これまた長年愛用しているMALLONIのトップスにざっくり羽織る。そのまま着ればワンピースだけど、裾に空いた穴に袖を通せば身頃が二重になってトップスになるという2way仕様の一枚です。
そしてボトムには毎度おなじみのデニム、足元はスニーカー、ではなく、今年大活躍したヌードパンプスで引き締めてズルズルカジュアルを回避する。
素足にパンプスはもうホントにそろそろ店じまいですね。店じまい店じまいってお前はアメ横のカバン屋かってくらい言ってますが、さすがに11月半ばくらいまで、日中でも15度切ったらおしまいかな。
首回りにボリュームを持たせるならばラフにまとめた髪が似合いそうだけれど、現在はまだまとめるほどの長さに至っていないので、いつものようにワセリンでざっくりとスタイリングするのみであります。
ああ、それにしても2wayの罠よ。
少ない服でも頭を使う必要はある
一時このトップスのような一粒で二度美味しい的なアイテムばかりを好んで買っていたのだけれど、結局ワンピースとして着用したことは一度もない。2wayとか、リバーシブルとか、意外と片側しか活用しないんだよなあ。
たまたまそうだった、というパターンならばいいけれど、アラいいですね便利そう、という邪な思いで手に入れても結局使いこなせないのは、服も便利グッズも同じことですかね。
いずれも長年の付き合いであるおなじみアイテム同士を合わせただけ。それでも旬を逃しがちなお気に入りを手持ちアイテム使い回しにて活用できると、なぜだかしてやったりの気分が味わえて、よい。
クローゼットの中身は変わらずとも、自分の見た目や気分はどんどん変わっていくのだから、持っている服は少ないなりに多少は頭を使いたい。使えない・似合わないのを服のせいにしてポイポイ捨てるより、自分の工夫や発想の転換でどうにかできたら愉快だし、頭を捻るのはボケ防止にもなりそうだし。
1週間着まわしページ担当スタイリストがいちばん大切にしていること。
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