おこもりで気づいた、必要なもの、いらないもの。
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最終更新日:2020/05/13
ミニマルライフ
あっという間に連休が終わってびっくりしています。個人的にはもっと長くても全然ウェルカムですが、終わったものは仕方ありません。
生活をガラリと変えざるを得なくなった4月、そしてそのままの状態で突入したゴールデンウィークを終え、多くの人が気づいてしまったのではないでしょうか。
元の生活はなんて恵まれていたのかしら、とか、もう元には戻りたくない、とか、仕事があるだけありがたい、とか、落ち着いたらまたあの仕事がしたい?と自問自答してしまった、とか。
自分にとって必要なものと不要なものが、自動的にわかってしまう。そんな春でした。
おこもりで気づいたこと
あったらあったで面白いし、なければないでどうとでもなる。そんな精神で生きているものですから、長い自宅生活のための「巣篭もりグッズ」とか「癒しアイテム」みたいな特別なものは何一つ調達しませんでした。まああの手のものって遊びたい盛りのお子さんがいるご家庭のためのものでしょうけども。癒しは違うか。
逆に、予告通りさらにものを減らしました。
連休中非常に快適に過ごせたので、4月中に部屋を片付けておいて本当に良かった。クローゼットのスペースに余裕があるのは妙に気持ちのよいものです。
この状況ならではの遊びとしてZOOM飲み会(といってもマンツーマン)はやってみたけれど、繋がり疲れするほどに人と繋がっておらず、当然バトン的なものも回ってきやしないので、SNSに翻弄されることもない。どちらかといえば欠点であると考えている孤独体質が、今回ばかりは役に立ちました。
役に立ったといえば、金銭面。この世でたのしく暮らしていくために、最低限いくら必要か。シンプルだけど大事なこのポイントを把握しているから、不安定な状況でも慌てず騒がずやたらと不安に引っ張られずにいられるのかも。そう考えると、妙な経験も何かと立つもんですね。
しかしもちろん、いいことばかりではなくて。
連休でわかった、ないと辛いもの
「ないならないで」とかいってますけど、ないからとってもとっても辛いものもあります。
それは、酒場。
家飲み大好きだし、自作つまみも好きだし、連休中も天気のいい日は昼からビール開けてベランダで飲んだりしてそれはそれは気持ちいいけど、外で飲めないのは、キツイ。
友達と会えないとか飲み会ができないのが寂しい、とかではなくて、一人でふらふら飲み歩けないのが、ことのほか辛い。
ああ、私はやっぱり酒場好きなんだ。酒場がないとプライベートタイムの面白みは半減するのだ。外飲みがあるからこそ家飲みの輝きが増すんだ。月と太陽なのだ。そう再認識させられた連休でもありました。
カムバックマイ酒場。ひっくり返るほどしょうもない話ですみません。でも、これが素直な気持ちです、めそめそ。
もちろん他にも困ったことはあるし、仕事のことだって真剣に考えなけりゃならない。でも大事なものって案外こういうしょうもないことだったりするんだよな、などと改めて。さてどうしたもんかな。
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