ミニマリスト主婦と、幸せを演じるということ。
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ミニマルライフ

みんな大好き、ミニマリスト主婦の定例ご報告です。
ミニマリスト主婦の記録
今回の帰省でも、元気な姿を見せてくれて何よりでした。
「元気」といっても、見た目も気力も体力も、すっかり80代のそれ。超人的な若さを誇っているわけではありません。相変わらず毎日散歩がてらスーパーに買い出しに行き、趣味の昼寝とワイドショー鑑賞に勤しみ、朝夕の食事を心から楽しみにしている。それだけです。
それだけで、十分なんでしょうね。
ミニマリスト主婦の整え方。
毎度しつこく書いていますが、美しく整えられた部屋は、老親の元気のバロメーターにもなっています。
70代ミニマリスト主婦のファッション。
でも帰省の度に私がホッとできるのは、家にものがないからでも、きちんと掃除されているからでもなく、両親が穏やかに暮らしている様子が伺えるから。
季節のイベントも大きな事件もなく、ただ過ぎていく代わり映えのない毎日。なんて表現すると寂しい感じですけども、おはようからおやすみまで、判を押したように同じ日々を、淡々と受け入れ、きちんと味わっている。その姿に、安堵するのです。
心がざわつく出来事の多い今だからこそ、自分にできる範囲で、自分の内側と生活を整えて粛々と暮らす。例えいかなる状況にあっても、結局それが一番大事なんだろうなと思うのですよ。
仕事が忙しくて、腹の立つことばかりの毎日。
で、整える方法は人それぞれ違うのだろうなとも。
幸せを演じるということ。
「私はずっと、幸せを演じ続けてきただけなの」
その名を知らない人はいないであろう大手企業で、要職を務めた旦那様はすでに定年退職。2人の娘と孫にも恵まれ、悠々自適の豊かな老後を満喫しているー。
と、周りは勝手に思い込んでいた、旧い知人の驚きの告白。自分に嘘をつき続けてきたことを否定するかのように、ずっと何もかも上手くいっていなかった彼女の「真実」を、電話で度々母に伝えてくるといいます。
「精神的にかなりまいっちゃってるみたいで、あんまり外にも出てないみたい」
人生終盤戦を迎えての知人の激白と変化に戸惑いながら、母はただただ彼女の話を聞くことに徹しているそうな。
真実は、わかりません。この知人が80代になった今わざわざそんな嘘をつくとは思えないけれど、実際のところは母にも私にも他の誰にもわかりません。でも、もしも彼女の言うように、幸せを演じ続けてきただけだとしたら、そのことを今になって後悔しているとしたら、ものすごくしんどい話、ではある。
でも、だからといって彼女が不幸なわけじゃない。たとえ辛くても幸せを演じることで救われた瞬間だってあっただろうし、最後に自分に正直になれて、本当のことを母に愚痴れて、よかったともいえる。我が母は年老いてようやく幸せを感じることができるようになったというけれど、怒り、泣き暮らしている時期も長かった。
ささやか過ぎる平凡な人生は退屈か。
人生の先輩方はみな、それぞれのやり方で、それぞれの内側を整えてきたのです。
80年も生きていれば、誰もがいいことも悪いこともそれなりに経験するものなのでしょう。というか、その瞬間にいいとか悪いとか断じてしまったことでさえ、後で振り返ってみれば真逆に思えることだってあるのだから、結局は何もわからないのでしょう。
その出来事に意味を持たせるのは誰だ。
どうせ何もわからないんだから、この世で過ごす間くらいは、愉快に面白可笑しく暮らしたい。なんて思ってしまう私は、まだまだひよっこ。幸せへの欲求が強いんだろうな、きっと。幸せなどという不確かなものに、なぜ絶対的な信頼を置いているんだろ。
2022年のゴールデンウィークも、答えの出ない思想に身を任せながら、幕を閉じようとしています。
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