休肝日ごはん 豚汁定食。
今週は、抜く。久しぶりにそう決めました。
あったらうれしい、の範囲をとうに飛び越えて、なくちゃ寂しい、どうぞ末長くお付き合いくださいねの域に達している、私と酒との蜜月関係。とはいえ、いつもべったり一緒じゃ息が詰まる。たまにはお互い自由になり、一人孤独な時間を持つことも、長続きの秘訣だと思うのです。
酒との付き合いを続ける必要があるのかという話もありますが、私は続けたい。
そんなわけで、休肝日献立リターンズ。酒を飲まない夜には、味噌汁という強い味方がいるのだ。
休肝日ごはん 豚汁定食
- 豚汁
- 白菜漬け
- ごはん
- みかん
豚汁
鍋に油を引き、豚こま肉を入れ炒めます。肉の色が変わったらそれぞれ一口大に切った玉ねぎ、にんじん、キャベツ、ごぼう、じゃがいもを加え炒め合わせ、油が回ったら水を注ぎ、あくを取りながら煮込みます。材料が柔らかく煮えたら味噌を溶き入れさらに煮て完成。うつわに盛ってねぎをちらし、黒七味を振っていただきます。
白菜漬け
ざく切りにした白菜を塩もみし、水を加えてジッパー袋に入れて重しを乗せて冷蔵庫で2日ほど放置。しんなりしたら絞って新たに塩を振り、水、唐辛子、昆布を加えてまたまた冷蔵庫へ。さらに2~3日経ったら食べごろ。
具をもりもりに入れた豚汁はこれ一品で十分おかずになるボリューム。加えて、やや薄味に仕上げた白菜漬けを添えれば、完璧な晩ご飯メニューの完成であります。日持ちを考えたらしょっぱくしたほうがいいんだろうけど、中年一人が数日間で消費してしまえる程度の分量なら、塩分控えめにして、サラダ感覚でガツガツ食べるのも悪くない。ガツガツ食べながら、そう思いました。漬けもの最高。デザートは、これまた大好物の、みかん。
久しぶりの味噌汁メイン献立。酒を飲まない日の晩ご飯って、これくらいでよくない?と、改めて確信しました。もうそんなに量も食べられないし、いや、食べられるけど後々体がだるくなるし、何より地味なごはんが好きすぎる。
そりゃこの先一生味噌汁とごはんしか食べられないとなったら辛いような気もするけれど、逆に何らかの事情でこの先一生同じ献立しか食べられないとなったら、こういうものを選ぶと思う。寿司とか焼肉とか中華とかイタリアンを選択するのはさすがに躊躇する。
などと言えるのは普段好きなものを好きなように食べ、酒を飲み、外食ではごちそうをたのしみ、満足のいく食生活を送れているからなんだけど。
ダイエットとか節約とかシンプルライフとか意識高めの食生活とか、そういうの抜きにして、ただ美味しいだけの食事としても十分戦える味噌汁献立。大好きな酒と細長くいい関係を続けていくためにも、引き続きこの質素な献立のお世話になることでしょう。
関連記事
-
-
鶏もも肉のソース焼き、タアサイのスープ献立。
卵とじやらそぼろあんかけやら、おじいちゃんが好みそうなやさしげメニューがここのところ続いて
-
-
菜脯蛋、トマトと新玉ねぎの黒酢和えで晩酌。
先日友人から急に声がかかり飲みましょうということになり、何食べたい?と聞けば餃子、という返答
-
-
ぬか床を1ヶ月間放置した結果。
ぬか床を長期間放置していました。期間は約1ヶ月。 もともと冷蔵庫で漬けるタイプのぬか床
-
-
今日捨てたもの 8/14 似合わなくなったアクセサリー。
今月は毎日何か1つ捨てると決め、日々実践しています。 もしも 「もう捨てるものは
-
-
ワインで家飲み 鶏と新じゃがのハーブロースト。
鶏肉を焼く時、いつもなら100g前後の小さめでカットされたものを買うのですが、ちょうどよいサ
-
-
小松菜と塩鮭のオイル蒸し、しいたけと三つ葉のおろし和え献立。
魚類の入手困難問題は、未だ解決できておりません。 頼りにしていたご近所店の棚変更が要因
-
-
さんまの梅煮、白菜サラダ献立。
ブログの更新頻度が幾分ゆるやかになったので、どうにも写真がたまりがちです。 ブログを書
-
-
金目鯛のかぶと煮、水菜ときのこのおひたし献立。
鯛食べ過ぎ問題。 つい先日、鯛あら酒蒸し、潮汁と鯛あら連打したというのにまた鯛。狂った
-
-
家飲み献立 12/11 鶏だんご鍋。
余った食材の使いまわしを考えつつ献立を組み立てる。 この作業を深刻に考えてしまうとなんだか
-
-
カヴァで家飲み 11/3 秋鮭と春菊のグラタン。
最近すっかり春菊づいている我が家の食卓。 ひと束買ったら、一人暮らしはとても1日では消