わかめと卵の炒めもの、わけぎのナンプラー和え献立。
うつわは好きだし興味もあるけれど、コレクション癖がない上に一人暮らしなので、さほど多くは持ち合わせていません。
数少ないマイうつわの中でも、この季節大活躍の例の酒器については、もう何度も書いてますね。
今シーズン開始時も、以下のように記しておりました。
熱燗といえば卓上で手軽にお燗ができるこの黒い酒器。生まれた時から使い続けている錯覚を覚えるほどに冬の食卓に馴染んでいますが、導入したのは2015年のことでした。冬限定の道具とはいえ、すっかり我が家のレギュラーポジションに居座っております。
この冬ももちろん愛用していたのですが、とうとうやってしまいました。
わかめと卵の炒めもの、わけぎのナンプラー和え献立
- オレンジ白菜と油揚げの酒粕味噌汁
- 紫大根の浅漬け
- わけぎのナンプラー和え
- わかめと卵の炒めもの
オレンジ白菜と油揚げの酒粕味噌汁
甘みの強いオレンジ白菜と油揚げの味噌汁。出汁は昆布と鰹節、酒粕を溶き入れてから味噌を加え、仕上げに黒七味を振ります。
紫大根の浅漬け
本日の漬ものは、紫大根の浅漬け。薄切りにして塩もみしただけ、大葉を添えて。
わけぎのナンプラー和え
ゆでてざく切りにしたわけぎをナンプラーと酢で和えました。
わかめと卵の炒めもの
フライパンに油をひいて熱し、塩ひとつまみを加えた溶き卵を投入。大きく混ぜてふんわり焼いていったん取り出します。同じフライパンにしょうがの千切りを入れ、香りがたったらわかめを加え、炒め合わせます。しょうゆ、酒、胡椒で味をつけたら卵を戻し入れ、さっと混ぜ合わせたら完成。
わかめだけでも美味しいしょうが味の炒めものは、卵をプラスするとごはんにもあうボリュームある一品になります。が、キレイに盛り付けるのが難しくて、この2色スタイルに落ち着きました。
さて、冒頭の酒器に話を戻して。写真を見ていただければ一目瞭然、やってしまったんです。卓上お燗徳利とセットになっていた猪口を、とうとう割りました。
「とうとう」という表現をした理由は、私がうつわを割りがちな女だからです。
ここには都度書いてはいないけれど、相変わらずなんだかんだ割っています。今回はこともあろうに、冬の象徴をいってしまうとは、ああやるせない、やりきれない。
まあ「セット」といっても、サイズが合わないと使えないようなものでもないし、幸い肝心の徳利は無事だったし、晩酌生活に大きな影響はありません。などといういい草は、日々晩酌を共にしてきた旧猪口に対して申し訳ない気もするけれど、ちょうどベンチに控えている酒器もあることだし、明日からはニュー徳利を使いますかね。しかし、よく割るね。握力大丈夫か、握れ握れ。
関連記事
-
-
油揚げの蕗味噌チーズ焼き、小松菜としめじのゆず煮びたし献立。
蕗味噌を塗りたくるために、いつもより大きめの油揚げを買いました。 にらの卵炒め、蕗味噌
-
-
塩豚とレンコンの蒸し焼き、水菜のおひたしで晩酌。
仕込んでおいた塩豚の残りをどうやって食べましょうか、と。 関連 塩豚と蕪のスープ煮、ネ
-
-
冷麺定食と辛さ耐性。
たくさん作ったポッサム活用レシピ、第三弾です。積極的に何もしたくないので連休に煮る。といっ
-
-
手持ちの服で乗り切るオフィスカジュアル。
ふざけた、もしくはだらしない、いや、カジュアルすぎる服しか持ち合わせがないデタラメな人間が、
-
-
家飲み献立 12/19 レトロドールに赤ワイン。
夕方頃に有楽町にいたので、ふと思い立ってふらふらと東京駅まで歩いてしまいました。 お目当て
-
-
砂肝の塩焼き、にんじんとわかめのナムル。
砂肝、砂ずり。 個人的には焼き鳥屋の品書きで記されている印象の強い「ずり」がしっくりく
-
-
豚肉とピーマンの炒めもの、オクラとトマトの煮びたし献立。
ピーマンと肉を炒めるとなると、青椒肉絲。ピーマンと肉を細く切って、炒め合わせる。たけのこも入
-
-
家飲み献立 12/29 豚と菜の花のしゃぶしゃぶ、大根と油揚げの煮物。
2014年最後の家飲み献立です。 今年はこれまでの人生で一番家飲み割合が多かった1年だ
-
-
持たない暮らし、長く使えばいいというものでもない。
By: Steven S.[/caption] 毎日暑いので、ここのところ基本的に足元はギョ
-
-
いつもと少しだけ違う色。
節酒習慣のおかげで飲酒量はぐっと減りましたが、たまに晩酌もしています。というわけで、本日は
- PREV
- 捨てるタイミングをくぐり抜けてきたものあれこれ。
- NEXT
- 職場の人間関係に悩み、孤独力を促進。