自分でできることがない、委ねるしか術はない。
公開日:
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最終更新日:2017/09/27
親知らず抜歯

By: Steve Snodgrass
気持ちの中ではラスボス的存在であった右側の親知らず。
この度抜歯がようやく終了し、ホッとしています。
週明けに、この親知らず抜歯後の経過を診ていただきました。
前回の抜歯とはいろいろ異なる部分もあったので記録しておくこととします。
親知らず抜歯で痛み止めが処方されなかった理由
気になっていたのは、処方された薬が左側の親知らず抜歯時と違っていたこと。
抜歯方法に違いはあったものの、どちらかと言うと今回のほうが痛みは強かったので、もしかして何かの手違いで入ってなかったんじゃないの? と疑っておったのですが、違いました。
先生のお見立ては、左側抜歯時は痛みが強く出る可能性があったので毎食後に痛み止めの服用が必要。対して今回の右側はそう痛みはないはずだから、食後は抗生物質のみ、後はもしもの時の頓服薬で大丈夫、というものだったようです。
「いやー、今回はあんまり大変じゃないかなと思ったけど、結構腫れちゃいましたねー」
「ですねー、あはは」
そう、前回はさほど大きな腫れはなかったのに、今回は抜歯当日から盛大に腫れたのでした。
ジョーどころの騒ぎではありません。明らかに顔が変形して不細工上等。そして、喉の奥に口内炎が出来たかのような痛みも依然健在。これが結構苦しい。
勝手に恐れていたドライソケットにもならず、傷口の経過はすこぶる良好。しかし、腫れ、痛み、そしてそれらに伴う食事のし辛さは前回を大きく上回っております。まだ口が大きく開けれらないので食事にやたらと時間がかかるのが難点です。
親知らず抜歯にあたって、自分ができること
などと、ものすごく大変かのような書き方をしていますが、影響があるのは食事時だけ。腫れもだんだん引いてきたし、鈍痛も薄れてきて、念のために追加で出してもらった鎮痛剤も服用せずに済んでいます。
後は我が治癒力に期待しつつ、今週末の抜糸を待つばかり。
しかし、わからないものですね。
そもそも生え方とか位置の関係で、左側の方が右側よりも少々厄介だと聞いていたので、薬に関しては先生のお見立て違いとは思えません。ただ、実際にやってみないとわからないことって多いのだなと。左側抜歯時の関連痛だって、当初は全く予想していなかった症状だったしね。
関連 関連痛?抜歯痕以外の痛み
となるともはや事前リサーチは大きな意味をなさないし、本人にできることはそう多くない。ただ、信頼できる、波長の合う病院を見つけて任せるのが大事なポイントだろうと思うのです。
イヤだなあ、この先生絶対信用できないわ、なんて不信感を抱いている相手にただでさえ恐ろしい抜歯を委ねるなんて、怖すぎるもんね。
とにかく、長きに渡っての治療がそろそろフィナーレを迎えられそうでうれしい。もちろんこれで終わりではなく、今後はこのような地獄通院を避けるべく、自宅でのケアにより一層励まねばなりません。むしろこれが始まりなのだ。
家でのケアといえば、以前歯科で普通のデンタルフロスよりも柄つきタイプのほうが奥まで届くから使いやすいよと勧められたので試してみたけど、なんとなくしっくりいかず。やっぱり普通のフロスが合っているのかも。
ケアし辛い一番奥の歯がようやくなくなったことだし、これからはフロスもしっかり行き届くのではないかと思います。
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Comment
わああ、お疲れ様でした(^^;;
しかもまた2本一気ですもんね。
最初の左の時に腫れるより、少しは抜歯に慣れてからの右でまだ良かったのでは…という慰めしか出来ませんが。
良い先生にあたって良かったですね。
慰めになるかわからない私のひどい体験談を書いておきますが、下の親知らずを抜いたとき、担当医(※研修医にあたってしまいました)にプッと吹き出されるくらいに腫れました。
しかも抜く時に「ここ切って良いんですかね?」と指導医に聞いていたり、抜糸したのに糸が残ってたり、ええ、色々と根に持ってます。
ケイコさん
ずっと気にかけて下さって本当にありがとうございます、無事終了しました!
なるべく早く終わらせたい一心で、またもや一気抜きしてしまいました。同じようにはいかなかったもののおっしゃるとおり、多少の免疫がついていたからこそ、この腫れにも善処できるというものです。
きっとアレですね、ケイコさんならばこれからの未来を担う若き医師の初めて(かどうかはわかりませんが)を任せても大丈夫、大きな心で受け止めてくれるであろうという神の采配だったのでしょうね。って、すみません、これもなんの慰めにもなっていませんが、件の研修医が立派な名医へと成長されますことをお祈りする次第です。
こんにちは♪ (^o^)丿
先日来の「親知らず」顛末記を拝読していて
大昔、自分も3本ほど抜いたっけなぁ~・・・と
“ 遠い目 ”になりました。 (=_=)
施術器具を置く台に「カナヅチ」のようなモノが並べられた時は
『何をされるんだっ?! (◎_◎;) 』とビビリまくったのを思い出しました。
「親知らず」が“ 水平 ”に生えているせいで
歯茎を切開して歯を粉砕して出すしかなかったんですねぇ~。
術後・・・ンまぁ~~っ、腫れた・腫れたっ!!!
顔をイジる前の松田聖子サンの頬みたいに(?!)
変に角張って腫れましたヨ~! (>_<)
治療中 & 術後に受けたいろんなストレスで
思わぬところに支障が出たりしますので
どうぞくれぐれもご自愛くださいますように★
別府美人さん
あらら、別府美人さんも抜歯経験者さんでしたか。自分がこの歳まで放置していたもので気付かなかったけれど、親知らず抜歯する人ってやっぱり多いんですね。確かに、トレーの上に並んだ器具は見るからに恐ろしいものがあります。もっとこう、ふわっと爽やかなビジュアルだと緊張もほぐれるんですけどねえ。
幸い、自分をむやみやたらと甘やかすのが得意なので、今回は早めに回復できそうです、お気遣い感謝です!