女の子はピンク、男の子はブルー。
大型の検診センターで健康診断を受けるようになってから早3年。この施設のシステムにももう慣れっこです。
しかし今回、いつものように更衣室に入ってあれ?っと思う。
検診着の選択肢が増えていたのです。
女の子はピンク、男の子はブルー
更衣室の入り口すぐのところにキレイに畳まれた検診着が置かれているのは例年通りだったのですが、見慣れたピンクの横に、ベージュのそれもあるではないですか。
昨年までは、なかった。私が気づいてなかっただけかもしれないが、おそらくなかった。
へえ、こういうのもあるのか、ということでまんまとベージュを選択し、着替えて待合室へ行くと、そこはピンク率実に99%でした。ちなみに、男性はブルーを着ている人しか見かけなかったので、おそらく男性側に選択肢はないのでしょう。
女性はピンクが好き、なんて都市伝説。選択肢があればピンク以外に手を出す人も多かろうと思っておったのですが、そうでもなかったみたいです。いや、単にこのベージュがいまいちパッとしないカラーだから、まだピンクの方がマシじゃない?程度の選ばれ方かもしれませんが。実際、ややババくさい感は否めなかった。
性別カラー問題で思い浮かぶのはランドセルですね。
「何色でも選んでいいよ」大きく変化した子供たちのランドセル事情(エキサイトニュース)
ここ10年でランドセルは大きく変わりました。真っ赤なランドセルの需要は下がりましたね。近年、女の子のカラーが多様化してきています。一番人気は、赤とピンクが混ざっているビビットピンクです。
あら、ここでもピンクが人気とな。
自分がランドセルを背負っていたのはもう100年前のことなので全く記憶にないけれど、赤は今でも好きな色であるので、赤いランドセルに対する抵抗はなかっただろうし、もしもなんらかの事情で私が令和の一年生になったとしても、需要の少ない赤を選んだことでしょう。
ランドセルのカラーバリエーションが増えた背景はメーカーの商魂たくましさ、ではなく、ジェンダー平等への取り組み。女の子はピンク、男の子はブルー、といった決めつけをやめ、子供自身に選ばせるための多色化展開で、学校側も特に色に関する規定はしていないそうな。押し付けでなく、自分で選ぶことでものを大切にする意識が強まる、なんて効果もあるのかもしれない。
と、ご存知のようにランドセルの多色化にはわかりやすい背景があるけれど、さて、今回の検査着は。
この検診センターは男性女性で動線がパッカリ分かれており、うっかり別のエリアに入らないように検診着は男女で色分けされている…のだとしたら、自分でベージュを選んでおいてなんだけど、多色化はややこしいなと途中で思ったり。
ていうか、理由が気になるんだったらその場で聞けばいいじゃないか。色云々以前に、好奇心と積極性の低さよ。
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