激しい朝活女子の真実。
某女性芸人の朝の過ごし方に密着している番組がありました。
チラ見だったのでどういう趣旨だったのかはよくわかりませんが、とにかく件の芸人は早朝から営業しているカフェでノートを広げてネタを考えるなどして2~3時間過ごす「朝活女子」だという話。
1日の始まりをいかに快適なものにするかにこだわり、朝食メニューはもちろんのこと、店内レイアウトや座席の座りごこちなど、細かいポイントをリサーチしたカフェリストを作っているのだとか。
あ、ちょっと気持ちわかるわ。朝って余裕が必要よね、と思いました。
激しい朝活女子の真実
「朝活女子」という呼称についてはまあ置いておいて、私もここのところ朝活派です。それも、かなり激しめの。
何しろ、10時とか11時入りでいい仕事でも、7時には現地に着いている。その2~3時間どうしているのかといえば、カフェで朝食をとっているのです。さすがにネタ帳はつけてないけれど、原稿書いたりはする。いや、それ普通に仕事だから「朝活」とはちょっと違うかもだけどとにかく、朝は早い。
これは私が最近になって夜型から朝型に移行したことや、ラッシュアワーに電車に乗りたくないことなどが大きな要因なのだけど、最大のきっかけは何だっけ?
朝活出発点についてさらに深掘りして考えてみると、もっと決定的な原因に思い当たりました。身も蓋もない話で恐縮ですが、トイレです。
目的地になるべく早く到達したい理由
同じ朝の時間を過ごすなら、自宅のほうが何かと好都合ではあります。朝食メニューのバリエーションだって、広げるも固定するも自分次第で容易に叶う。
しかし、それでも外に出てしまうのは満員電車の問題だけではなく、トイレ事情が大きい。
朝、コーヒー飲んだり、ごはん食べたりしたら、おいでになるじゃないですか。いや、むしろそのための朝食じゃないですか。腸の活発さには自信アリなので、通常は食後数分以内に気配を感じるのだけど、私とて生身の人間ですから、そうともいかない日だってある。
それが、怖いのですよ。
あれ、今日はタイミングが遅めだな。まあ仕方ない、では行ってきます。と、涼しい顔して満員電車に突入する勇気が私にはない。もしも途中であの人がやってきたら? ギリギリの時間に電車乗ってたら、途中下車でもうアウト、遅刻は確定。そうでなくても駅ホームにトイレなんてないし、階段上り下りしてたら結構な時間食っちゃうし、遅刻云々以前の大惨事になる恐れだってはらんでいる。
毎日、毎朝、そんなスリルとサスペンスを? 無理だ、私にはできない。日々を平和に無事に過ごすために、毎朝やってくるお客人を心静かに送り出すための時間と場所と余裕が絶対的に必要だ。絶対に。
すっかり朝型生活が板につき、おかげで時間を有効に活用し、多少生産性も上がったとは思います。
しかし、最大のきっかけと目的は、トイレット。これが激しい朝活女子の真実です。
やたらと朝早い人ってこのパターン多いんじゃないかと思うんですが、どうでしょう。それともみなさんお腹の急降下に案外お強いのかしらん。
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