40代に似合う髪型?ヘアカタログは不要論。

公開日: : 最終更新日:2018/02/15 健康と美容

髪でも切るか、と考えた次の日に髪を切りに行きました。

やるやる詐欺常習犯の私にしては珍しく即断即決即行動。こりゃ気持ちいい。

前回刈り上げてからまさかのそのまま放置プレイですっかり結べる長さになっていた私を見て、いつものスタイリストさんが

「の、伸びましたね…」

と絶句されたのも当然のことと言えましょう。何が即断即決だ、毎度横着者ですみません。

40代のヘアカタログは不要論

ところでカットの際は毎度ネットで適当に検索していいなと思った写真をスマホに入れて持参しスタイリストさんに見せる、という方法を取っています。

最近は各サロンさんのPRを兼ねたサイトで長さやカラー、パーマのあるなしでさまざまなスタイルを細かく検索できるので助かりますね。まあ結局その写真を参考に別の行きつけのサロンに行っちゃってるところはなんだかごめんなさいという気もしなくはないですが。

で、いろいろ検索している時に

「40代に人気のショート」

とかそういう文言が添えられてるスタイルがあるわけですよ。でもそこに写っているモデルさんはピチピチの20代だったりする。
これは単にカットモデル界は20代が多いけど年齢関係なくヘアスタイル検索をしている人はいるという話なんだろうけど、40代以上と思しきモデルさんが掲載されているカタログはいかにもマダム然としたスタイルが多くてなんだかいろいろ混乱するのです。私全然美魔女マダム系じゃないし。

という話をカット中にしたらスタイリスト氏は

「個人的には40代向けのヘアカタログっていらないんじゃないかと思う」

とおっしゃる。

「髪が痩せてきてもふんわり見せるコツとか白髪が目立たないスタイルなんてお悩みに対する答えを提示する内容なら納得できるけど、単にこれくらいの年齢になったらこういうスタイル!って決めつけて提案するのは何の意味も説得力もなくないですか」

と。

まあ、そうですわな。

自意識過剰なヘアオーダー

大体可愛らしいモデルさんのしているスタイルを真似たところで同じにはなれないのは誰もが承知している事実。なのに

「若いモデルさんがやっている髪型にしてほしいなんてオーダーしたらド厚かましいと思われるんじゃないかしら?」

などと恥ずかしがるのは自意識過剰以外の何物でもない。

じゃあ私が歳を考えて宮沢りえあたりの写真を持って行ったら宮沢になれるかと言えばやっぱりこれも顔が違うので無理。だから宮沢の写真を持っていくのは恥だ、鏡見て出直して来いとか言われるだろうかなんて考えてたらそれはもう「ただしイケメンに限る」の世界に集約されてしまうので髪型のオーダーくらい顔とか歳とか深く考えないで好きなようにすればいいんじゃないですか?と。

普通のヘアカタログの中に気に入ったスタイルがあるのならば、40代のヘアカタログをわざわざ見て40代らしい髪型とは、とか考えなくてもいいですよ、というのが氏の言い分でありました。なんかこの人ちょこちょこ正論放ってくるので侮れません。

関連 髪を切るタイミングとかっこいい白髪。

そういや先日少し年上の友達がいい感じのボブに変身していて、へえ、似合うじゃん!と素直に感想を述べたところ

「ガッキーみたいにして、とオーダーした」

と真顔でのたまいました。

ガッキーと彼女にはヒト科のメス以外に何の共通点もなく髪型を見ただけではガッキー意識だな、などと気がつかなかったけどかなり似合っていたのでいいんじゃないでしょうか。だって彼女は別に若く見られたかったわけではなく、もちろんガッキーに近づこうとしたのでもなく、このスタイルが今の自分に似合うと踏んで選んだ、ただそれだけだもんね。多分。

関連 「今の自分」に似合う服 パーソナルスタイリストの視点とは。

とか書いたらまた痛い勘違いおばさんって言われるのかしら。まあ別にそれでいいや、と思える程度には40代に慣れてきた今日この頃。すっかり馴染んだなと感じたところで40代とはさようなら、になるのでしょう。青春時代同様人生の中で限られた時間であるおばさん時代を存分に満喫したいわ。

 




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