「汁飲み」の季節になりました。

寒い!
ついこの間まで暑い暑いと騒いでいたような気がするのですが、私の記憶がごっそり欠落してますか?
などと戯言を言いたくなるような10月下旬。いきなり12月並みの寒気にこられても、まだ準備が整ってないってもんですよ、ねえ。
しかし私には、思い立ったらすぐにできる冬準備もある。
それは、「汁飲み」です。
つくねと大根の塩煮、ほうれん草の納豆和えで晩酌。

- ぬか漬け
- ほうれん草の納豆和え
- きんぴらごぼう
- つくねと大根の塩煮
ぬか漬け

本日のぬか漬けは、キャベツとピーマン。
ほうれん草の納豆和え

出汁しょうゆとみりん、水をあわせた出汁にゆでたほうれん草をしっかりひたし、納豆と合わせます。うつわに盛ってからしを添えました。
きんぴらごぼう

ごぼうは皮をこそげ落としささがきにして、土を取り除く程度にさっと水にさらします。フライパンに油をひいてごぼうを炒め、しんなりしたらしょうゆ、みりん、出汁、唐辛子を投入。水分を飛ばすようにさらに炒め、最後にごまとごま油で風味づけしたら完成。
つくねと大根の塩煮

鶏ひき肉にねぎのみじん切り、塩、胡椒、しょうゆ、片栗粉、酒を加えてよく練り団子状にまとめます。水と酒、出汁昆布を入れた鍋に、つくねと下ゆでしておいた大根を加え火にかけコトコト。大根に味が入ったらしめじも加えてさらに煮ます。少量の塩で味を整えたら、最後に春菊を加えてさっと火を通して完成。黒七味をかけていただきます。
当初はつくねにキャベツと春雨を合わせるつもりでいましたが、あまりの寒さに大根をハフハフしたくなり変更。味噌汁もつけるつもりだったのだけど、あ、さすがに汁だらけですねと気がついてこちらも急遽変更。
副菜が出汁+しょうゆ+みりんの甘辛味被りになってしまったので、メインはあっさりと塩味に仕上げました。
このあっさりさっぱり出汁をつまみに、熱燗をちびちびやるのが、いいんですよ。デザートには今季初のみかんを添えました。
「汁飲み」の季節になりました。

さて、今年も汁飲みの季節がやってまいりました。
繰り返しのご説明にはなりますが、汁飲みとは汁ものをアテに酒を飲む行為のこと。こっくりしたブラウン系のスープに赤ワイン、魚介の旨味が出た軽い煮込みに白ワイン、なんてのもそそられますが、わたくしの汁飲みはもっぱら和食の出汁に日本酒の組み合わせであります。
牡蠣豆腐、焼きれんこん献立。
酒のアテになる汁っぽいものの代表格といえばおでんでしょうか。鍋料理は具材がなんだって飲めるし、モツ煮込みってのも方向性は違えど汁っぽさがありますね。
そうだそうだ。本格的なシーズンを前に、酒粕を仕入れておかねばなるまい。酒粕で作ったつまみをアテに酒を飲むという酒まみれ晩酌も、冬の大ごちそうだもんねえ。
ロールキャベツ酒粕シチュー、コールラビのふりかけ入り卵焼き献立。
しばらく切らしたままになっていた黒七味も、今季初の汁飲みにあわせて渋谷西武で仕入れてまいりました。開けたての香りの良さは抜群ですな。やっぱりこれがなきゃ!って思うんだけど、最近渋谷に寄り付かない生活なものでね。
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