ぶりあらとわかめの酒蒸し、オクラ納豆献立。

ぶりあらが安いよう、欲しいよう、食べたいよう。でも、量が多すぎて一人では食べきれないよう、えーんえーん!
と、スーパーの鮮魚売り場前で手足をバタつかせ号泣した出来事は、記憶に新しい。
でもね、私は学んだの。食べきれないなら、冷凍すればいいじゃない、と。
あたかも世紀の大発見をしたかのような書きっぷりですが、気がつくのが遅すぎますね。冷凍保存など、一般家庭向けフリーザー付き冷蔵庫が普及した昭和30年代からみんなやってますわね。
ぶりあらとわかめの酒蒸し、オクラ納豆献立。

- マッシュルームの味噌汁
- ぬか漬け
- オクラ納豆
- ぶりあらとわかめの酒蒸し
マッシュルームの味噌汁

熟成しきってすっかり黒くなったホワイトマッシュルーム(ギリギリ消費)と玉ねぎの味噌汁。出汁は昆布と鰹節。
ぬか漬け

本日の漬ものはキャベツとピーマンのぬか漬けを刻んでごまをまぶしたもの。
オクラ納豆

さっとゆでたオクラを輪切りにして、納豆と和えます。味付けは納豆付属のタレとからしで簡単に。
ぶりあらとわかめの酒蒸し

ぶりあらと4cm長さの細切りにした白ねぎをフライパンに並べ、塩と酒をふりかけて蓋をし、火にかけます。ぶりに火が通ったらあらかじめ戻しておいた乾燥わかめを投入。さっと温める程度に火を通したら完成。うつわに盛って、すだちを添えます。
豪快な漁師料理みたいな盛り付けではありますが、わかめ出汁がよい塩梅の酒蒸しは、見た目に反してすっきりした味わい。よいよい。
今回購入したぶりあらは、カマじゃなくて、腹部分でかなり脂乗りのよい部位も含まれておりました。甘辛い煮付けにしても美味しそうだけど、こってり味の身は、すだちの酸味でさっぱりいくのがよろしいようで。辛口の純米酒との相性も抜群でございます。
冷凍保存のありがたさとゆううつと。

大皿に豪快に盛り付けたぶりあら、これで1/3の分量です。おいおい鮮魚担当、可食部多いのにえらい量詰め込んだなという印象ですが、大根と一緒に煮たとしても4人家族ならぺろり、でしょうか。
さすがに私は食べきれないので、残りは1食分づつ分けてラップして、冷凍保存いたしました。
もったいない精神が旺盛なもので、こうして冷凍保存した食材をすっかり忘れてダメにしちゃう、みたいなことはほぼないのだけれど、やはりそわそわはするのです。
ああ、あのぶり、いつ食べよう。早めに食べないと、味落ちちゃうよね。せっかくだから美味しいうちに平らげたいものだ。などと、いつもどこかで凍ったぶりのことを考えながら暮らしてしまう。
それが度を越すと妙なストレスになるので、基本的に食材の買い置きやおかずの作り置きはしない主義なのであります。って、この話もう100回くらい書いてますね。
ものを持たずに身軽に生きる関連記事
-
-
秋鮭の和風タルタルソース添え、きくらげ豆腐献立。
少し前に、酸っぱくなった古漬けを使ってタルタルソースを作りました。 関連 熊本の酒 花
-
-
焼きピーマン、にら納豆で家飲み。
地味。 いつものことですが、タイトルからして地味すぎます。 基本的に野菜好きの粗
-
-
家飲み献立 5/12 茄子と鶏もも肉の煮物、絹さやの卵炒め。
家飲みで体をリセットするのだ。 とか偉そうなことを言っていた割には目に付いたものを手に
-
-
年末年始はアワビ祭りで贅沢晩酌。
師走です。年末です、クリスマスです、そして来れお正月。 みなさま、ここぞとばかり贅沢し
-
-
熊本の酒 花の香 純米吟醸 菊花で晩酌 茹でえび和風タルタルソース。
またどこかで行き詰まるかしら、と考えつつ南下しています。何しろ、残る地域が少なくなってきたも
-
-
鮭と小松菜の酒蒸し、玉ねぎの卵とじ献立。
寒くてびっくりです。 今日はなんとなく冷しゃぶとかそっち系統のアテで呑もうかなと考えて
-
-
家飲み献立 11/20 豆腐のきのこあんかけ他 全5品で晩酌。
いやー、今日はすっかりやられました。 朝出かける前に天気予報を確認したところ夜から雨と
-
-
ごぼうつくね焼き、たぬき豆腐献立。
ごぼうが余っていたのでひき肉と一緒にこねてやろうと思いました。 肉団子って感じでもない
-
-
焼きカラーにんじん、あやめ雪のツナサラダ献立。
にんじん葉の話をしようと思っていたのに、つい脇道に逸れてしまった先日。 休肝日ごはん
-
-
焼きかぶトマト和え、キャベツとしょうがのスープ献立。
毎度のことながら、食材使い切り週間の献立は珍妙さが増しますね。 焼きかぶのトマト和え、