すき煮、きのことほうれん草のおひたし献立。
牛肉とねぎを使ってさあどうしましょうと考える。
肉豆腐はどうだ。最近豚肉を使うことが多かったから、たまには西側の人間らしく牛でバシッと決めてはどうだ。
いや、もっとシンプルに塩味で炒めるのもいいかもしれない。牛の旨味とねぎの風味をお互いに作用させる、あの感じもいいかもしれない。
まてよ。もうそろそろ食べておかねばならない卵があったな。
卵の存在が決め手となって、今夜はすき煮でおさまりました。
すき煮、きのことほうれん草のゆず和え献立。
- にらの味噌汁
- レッドキャベツの甘酢漬け
- きのことほうれん草のゆず和え
- すき煮
にらの味噌汁
昆布と鰹節でとった出汁で油揚げを煮て、味噌を溶き入れます。最後に4cm長さに切ったにらを加えてさっと火を通します。
レッドキャベツの甘酢漬け
レッドキャベツを千切りにして塩もみし、煮切りみりんと酢を合わせた漬け汁で和えて冷蔵庫で一晩寝かせます。
きのことほうれん草のゆず和え
ゆでたほうれん草と舞茸、椎茸、千切りにしたゆずの皮をポン酢で和えるだけ。
すき煮
少量の油をひいたフライパンに白ねぎを入れ、軽く焦げ目がつく程度に焼きます。砂糖を加えて牛肉を入れ、しょうゆを加えてざっと焼いたら酒と水、卵を投入。蓋をして卵が固まるまで煮たら完成。
なんだかおかしな作り方をしている本日のすき煮。ねぎに焼き目をつけてすき焼きっぽくしたかったので中途半端な関西風すき焼き手法となりましたが、普通に割り下で作っても問題なし。
すき煮に卵をつかう場合は、つけて食べるのではなく、卵とじにするでもなく、こうして落とし卵で食べるのが好きなんですよねえ。しかも、黄身はトロトロ状態にはせず、流れでない程度の固め半熟が理想です。甘辛つまみと辛口純米酒の相性のよさといったらもう。
普段はほとんど砂糖を使わないのだけれど、今日はしっかり甘めに作ってみようと考えてほんの少量使用しました。いやあ、砂糖って甘い、甘いねえ。
一方で甘酢漬けの「甘」にはみりんを使用。以前飲みにいった店で前菜に出されたレッドキャベツのピクルスがたいそう旨かったことを思い出し、真似してみました。先週食べつくしてしまった紅芯大根の甘酢漬けに代わる、新たな彩り要員でもあります。
紅芯大根よりレッドキャベツのほうが、より毒々しく深い色になりますね。一晩で漬け汁真紫です。
生食しか使い道がないので、一人暮らしでは4/1玉でも持て余してしまうレッドキャベツ。生と塩もみと甘酢漬けのトライアングルローテーションで、しばらくはせっせと食べ続けます。
関連記事
-
豚肉と小松菜の常夜鍋献立。
なんだかあっという間に11月も終わりですね。 明日から12月。 ということは、本格的に冬の到
-
家飲み献立 12/11 鶏だんご鍋。
余った食材の使いまわしを考えつつ献立を組み立てる。 この作業を深刻に考えてしまうとなんだか
-
白菜と豚肉の重ね蒸し、スナップえんどうの卵和え献立。
スナップえんどうは今や年がら年中食べられる定番食材です。それでも青々丸々とした豆が食卓にあ
-
肉団子と大根の味噌汁、レタス炒め献立。
先日の鯖水煮缶と同じパターンです。 鯖納豆、豆苗と豆腐の炒めもの献立。 鯖サラダ
-
鶏のくわ焼き、柿としめじの白和え献立。
季節の柿です。 果物としての柿にはまるで興味が湧かないというのに、酒のつまみ材料として
-
青菜と豚肉のごま油蒸し、きくらげと豆腐の生姜スープ。
随分昔にサンプルの小さい瓶で白いごま油をいただいたことがあります。 ごま油、といえば例
-
パセリ大量消費レシピ 7/26 パセリがたっぷり食べられるタブーリ。
えらく静かな土曜日だなあと思ったら、今日は隅田川花火ですか。 そういや、みんなで観に行
-
東京の酒 澤乃井 純米生原酒しぼりたてで晩酌、塩肉じゃが 献立。
今年ラストの日本酒全国ツアーは、一周回って東京の酒。 勝手に日本酒全国ツアー そ
-
休肝日ごはん トマト卵炒めごはん、キャベツとしらすのゆかり和え献立。
週初めは休肝日と決めておりますが、連休中浮かれて遊びまくったので、休み明けの1週間は禁酒する
-
さばの塩焼き、わかめ納豆で晩酌。
今日は、清く正しい和献立の気分。さて何を食べようかな?などと考えながら移動する時間が、結構
- PREV
- 自力治療のその後と、新たな強敵の存在。
- NEXT
- 40代はたのしいですか。