門前仲町・晴弘で昼酒1時間1本勝負 東京散歩・江東区

公開日: : 最終更新日:2016/01/18 一人飲み, 東京散歩, 食べること

monnaka30

門前仲町散歩の続きです。

参考 早朝の門前仲町を歩く。東京散歩・江東区

久しぶりに訪れた門前仲町。

お参り後は所用を済ませてお昼前。週末と言えば、もちろん昼飲み。
せっかく門前仲町に来たのだから、久しぶりに晴弘へ行こうと決めていました。

晴弘で昼飲み1時間1本勝負

monnaka35

えええ。
せっかく深川に来たら深川めしとかじゃないの?なぜにラーメン?

そんな声が聞こえて来そうですが。

門前仲町 晴弘

ラーメンにはさほど興味もなく詳しくもない私がわざわざこの店に来るのには理由があります。

門前仲町 晴弘 メニュー

ここはラーメン屋らしからぬアテが豊富な店。どれもこれも妙にツボをついたおつまみの数々はさながら蕎麦前のよう。そう、晴弘は酒を飲みながらアテをつまんで最後に支那そばで〆る、という蕎麦屋呑みのような使い方ができるラーメン屋なのです。

monnaka31

中でもオクラの酢の物は大好きなつまみ。
写真では少々わかりにくいけど、オクラに1mm間隔で隠し包丁が入れられているのでホロリとやわらかく生姜の効いたタレの味が染み染み。これ、真似したくて何回かチャレンジしたんだけどできないんだよねえ。

普段は黄ニラのおひたしとかトマトサラダとか砂肝のオイル漬けなんかをオーダーすることが多いのだけど、この日はなぜか妙に餃子が食べたかったので黒豚餃子を。

晴弘 黒豚餃子

1人前10個入りなので結構な量なのですが、小ぶりで軽いのでペロリです。

ラーメン屋ならどこだってビールとつまみくらいはあるけれど、ここは普通に居酒屋使いしたいようなメニューが揃っていて、尚且つ酒の種類も豊富。中でも焼酎がたくさん揃っています。って言っても、いっつも瓶ビール頼んじゃうんだけど。

1人じゃあれこれ食べられないから、焼酎好きの友達を誘って昼飲みでも…と行きたいところなのですが、悩ましいのが時間問題。
そう、ここはラーメン屋。普通にラーメンを食べに来る人が圧倒的多数なので、回転が命。よって飲食時間は1組1時間まで、と決まっているのです。

友達と一緒に来たらどうしても話すのに夢中になってしまって箸が止まる。それでは呑んで食べて〆のラーメンまで1時間では収まらない。

よって、やはり一人飲みが最適なのでは、と結論付ける次第です。

正直なところ、ラーメン食べないでつまみだけみっちり食べたいなあなんてことも考えるのですが、ラーメン屋に来てラーメン食べないのも蕎麦屋で蕎麦頼まないのもなんだか無粋な気がしてしまう。よって、きっちり食べます。

醤油支那そば

ここではいつも基本の醤油そば。

すっきりとしたスープに極細麺と厚切りチャーシュー。デフォルトのオーダーだとご覧の通りシンプルすぎる内容ですが、これがかけそば感覚で結構好きです。もちろん、いろいろトッピングもできるんですけどね。

塩ラーメンも気になるのですが、一度も頼んだことがない理由は、パクチー。
ここの塩ラーメンはパクチーが入っているのです。当然抜きでもオーダーできるのですが、パクチー入りが基本ということはパクチーが入ってこその完成形なわけで、抜いちゃったらちょっと違うってことになる。でも、入ってたら食べられない。よって、諦めるしかない、というジレンマ。うう。

さて、〆のラーメンを食べはじめたのにオクラを少しだけ残していた私をマダムが

「あれ?オクラ固かったかしら?」

と気遣って下さいました。違う、違うんです、最後にお口直しに一口ぱくっと食べようと思って残しているんです、と妙に恥ずかしい告白をする私。やっぱりこのオクラ美味しいねー、真似しようと思ったんだけどできないねー、と話すと、そりゃ無理よー、職人技だもの!とのこと。
ですよね、また食べにきます。
マダムの相変わらずたおやかな様子が嬉しかった。

観光の楽しみと、暮らす楽しさ

monnaka39

江東区はラーメン激戦区ではあるけれど、ラーメン自体は深川名物ではありません。でも、晴弘のつまみもラーメンもここでしか食べられないわけで。

もしも1日だけの観光でこの街に来るならば、名物は何か?と深川めしやあさり丼の店をいろいろ調べると思うのです。そして、それが観光者の特権でもある。だけど、そのエリアで生活しているならば所謂名物以外の店や食べ物、自分好みの一品を日々あれこれ探索する余裕がある。それが地元民の特権。

あちこち観光旅行に出かけるよりもいろんな場所を転々として暮らしたいと考える理由のひとつはこの「地元民の特権」を各地で享受したいからなのかもしれないなあ。久しぶりのカウンター席でそんな風に考えたのでした。

いやいや、ビールに炭水化物重ねで満腹。
これはもう少し歩く必要がありますね、ということでもう少し続く。長い。

 




関連記事

家飲み献立 11/10 鯖と白菜の煮物他全5品で晩酌。

いやあー、今日は暖かかったですね。久しぶりにごついアウターなしで薄手のパーカーだけで外出でき

記事を読む

鮭と小松菜のフライパン酒蒸し

鮭と小松菜の酒蒸し、玉ねぎの卵とじ献立。

寒くてびっくりです。 今日はなんとなく冷しゃぶとかそっち系統のアテで呑もうかなと考えて

記事を読む

休肝日ごはん 納豆チャーハン、白菜の黒酢スープ献立。

休肝日の晩ご飯、またまたチャーハンの登場です。 前回はシンプルの極みでしたが、今回は具

記事を読む

切り昆布と豚肉の炒め煮献立

切り昆布と豚肉の炒め煮献立、キャベツの梅和え献立。

ここしばらく、お久しぶり食材が続いているような気がする晩酌献立。 えびとかぼちゃのタル

記事を読む

野菜だけのスープ献立

野菜だけのスープ、かぼちゃのサラダとワインで家飲み。

ワインにしようかなあ。 今あるのは赤と泡だから、はて、何を作ろうか...。 などと考えてワイン

記事を読む

なすの味噌炒め

なすの味噌炒め、小松菜とツナの塩昆布和え献立。

この夏はなすをたくさん食べている。 エンサイとひき肉の炒めもの、なすと島オクラの焼きび

記事を読む

せとかと甘平を食べ比べてみた。

By: skyseeker 人気の高級みかん、せとかと甘平の食べ比べセットを購入しました。み

記事を読む

たらこ豆腐 レシピ

たらこ豆腐、菜の花のおひたし。

なんだかんだでスライド食材が多かった今週は、いつも以上に調理に時間をかけない1週間でした。

記事を読む

こんにゃく麺を使った料理 レシピ

家飲み献立 3/23 具沢山 鶏出汁こんにゃく麺。

旅に出る前は保存できない食材は全て食べきろう。しかも、美味しく。 そう考えて最後の晩餐

記事を読む

尾の身塩焼き

まぐろ尾の身塩焼き、小松菜の塩昆布和え献立。

鮪の尾の身って結構気軽に手に入るのだな、と。 築地市場の店なんかではステーキなぞになっ

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

遊んで暮らしたい50代が今なお働く理由。

ここのところ、公私ともに文章を書く量がめっきり減りました。

ミニマリスト主婦はよく食べる。

連休中は実家に帰省しておりました。 ここ数年は年末年始

AI時代に人間が文章を書く意味はあるか。

「ほら、こういうの、今ならAI使ってちゃちゃっとできますよね

白海老、ブラック、日本海。富山一人旅で行ったところ、食べたもの その1。

もうこのまま旅記録を書かずに終わるのではなかろうかと思われた

祝・越冬!エアコン不使用を貫いた冬の光熱費。

いやあ、呑気に仕事したり酒飲んだりしてたら、あっという間に春

→もっと見る

PAGE TOP ↑