味付けのバリエーションが、塩ばかり。
大きめサイズのじゃがいもがひとつ、余っていました。
煮るにせよ焼くにせよ、1個じゃなんだか心許ないかしら、と思ってしまう。それがじゃがいも。
しかし新じゃがや小ぶりなメークインあたりならふたつみっついけても、大きめサイズのじゃがいもだと、まあ、ひとつでいいのかな、と最近思う。
欲張って2個調理すると思った以上のボリュームになってしまい、やりすぎたかしらと後悔する。そんなお年頃です。
じゃがいもとひき肉の塩煮、レタスとえのきのスープ献立
- レタスとえのきのスープ
- 紫大根の甘酢漬け
- 小松菜のおひたし
- じゃがいもとひき肉の塩煮
レタスとえのきのスープ
鶏がらスープでえのきを煮て塩、胡椒、ごま油、黒酢で味を整えます。ちぎったレタスを加えてさっと煮たら完成。
紫大根の甘酢漬け
本日の漬ものは紫大根の甘酢漬け。写真撮り忘れ。
小松菜のおひたし
ゆでた小松菜をざく切りにして出汁しょうゆと鰹節で和えます。
じゃがいもとひき肉の塩煮
フライパンに油を熱し、合挽き肉を入れ塩を加え炒めます。くし形に切った玉ねぎと一口大に切ったじゃがいもを加えてさらに炒め、潰した粒胡椒と酒、水を加え、じゃがいもがやわらかくなるまで煮たら完成。
ひき肉を使った塩味の肉じゃが、といったところでしょうか。分量としてはじゃがいもひとつで十分でしたが、ひき肉と玉ねぎの分量からするとじゃがいも率が低めでややアンバランスだったか。粒胡椒がいい感じ。
相変わらずの塩味贔屓で、料理のほとんどの味付けを塩、胡椒、酒でまかなっている気がします。本日と同じく肉とじゃがいも、玉ねぎの組み合わせでも、水分量が異なれば別の料理が出来上がる。
そして酒と粒胡椒ってのが、これまたなかなかいい働きをしてくれるのですよ。
世の中には魅力的な旨調味料が山のようにあるけれど、やっぱり基本は塩。塩ですね。塩、それは味の故郷、舌のふるさと。あとはしょうゆと味噌と油でもあれば中年の食卓はどうにかなるのではないでしょうか。
ここのところとんと新しい料理にチャレンジしておりませんが、私が下手に料理バリエーションを増やさずとも季節は勝手に巡り、旬の食材とやらで自動的に食卓に変化をつけてくれるので、私はわりと幸せです。
関連記事
-
-
花錦戸のまつのはこんぶ、取扱店とお取り寄せ。
年末、新幹線で大阪に到着してまず向かったのは梅田の阪急百貨店。 関西在住の両親に東京土産はもち
-
-
晩酌献立 白菜のうま煮、塩蛸ぶつ。
白菜ももうそろそろ終了ですかね。 もうちょっと漬物が食べたいので白菜漬けの仕込みは確定
-
-
家呑み献立 9/9 塩豚、キャベツ、セロリ、きのこ、豆腐で酒肴。
昨日はスープで簡単に済ませてしまったので、今日は通常モードであれこれつまもうと決めていました
-
-
トマト豚しゃぶ、にんじんとツナのサラダ献立。
肉をさっとゆでて野菜とあわせる冷しゃぶは、夏のつまみにうれしいですね。 しかし7月前半
-
-
大したことないと軽んじていたヤツの底力を見た。
またまた夏っぽい献立です。 枝豆といえばビール、ビールといえば枝豆という切っても切れ
-
-
おばさん、おじさんに似合う丼。
丼ものは老若男女問わず人気の高いメニューではありますが、そのボリューム感からでしょうか、ど
-
-
ぬか床を1ヶ月間放置した結果。
ぬか床を長期間放置していました。期間は約1ヶ月。 もともと冷蔵庫で漬けるタイプのぬか床
-
-
秋鮭とキャベツのしょうが蒸し、なめこ豆腐 一人晩酌 12/8。
ネットで注文していて本日到着する予定だった日本酒が届いていない。 うう、一旦帰宅してか
-
-
さつまいもときのこのグラタン、キャベツの温サラダで赤ワイン
グラタンが恋しい季節がやってまいりました。 近頃はめっきり日本酒贔屓なこともあり、普段
-
-
ピーマンの味噌炒め、三つ葉と豆腐のサラダ献立。
自分の料理は、とにかく玉ねぎをフライパンでジュージュー炒めるところから始まる。と、確か椎名
- PREV
- 買うべきか買わざるべきか、それが問題だ。
- NEXT
- ハゲをハゲと罵っても構わないというロジック。