たらとわかめのしょうが蒸し、オレンジ白菜の梅おかか煮献立。
毎度おなじみ、フライパン蒸し料理です。
そして食材余りの関係で、またまた気持ち悪い色合いのメイン料理となりました。
常日頃、色味が乏しい献立が続いているものですから、このギョッとする色合いの大根おろしも、案外新鮮で悪くないなと思い始めています。
たらとわかめのしょうが蒸し、白菜の梅おかか煮献立
- かきたま汁
- 奈良漬
- オレンジ白菜の梅おかか煮
- たらとわかめのしょうが蒸し
かきたま汁
鰹節と昆布で出汁をとり、塩としょうゆで薄く味をつけます。溶き卵を流し入れふんわりと火を通し、最後に刻んだ三つ葉を散らして完成。
奈良漬
本日の漬ものは奈良漬。
オレンジ白菜の梅おかか煮
ざく切りにしたオレンジ白菜を鍋に入れ、酒をまわしかけ火にかけます。葉がくったりしたところに鰹節と刻んだ梅干しを投入して混ぜ合わせ、軽く煮ます。
たらとわかめのしょうが蒸し
フライパンに薄切りのしょうがと甘塩たらの切り身を入れ、酒を振りかけて蓋をし火にかけます。たらの色が変わったらわかめと白ねぎを加え、さっと火を通したら完成。うつわに盛り、大葉と大根おろしを添えて、ポン酢でいただきます。
あっさり塩味のメインと、薄味の煮もの。この組み合わせなら汁ものは普通に味噌汁にしてもよかったのだけど、三つ葉と卵があったので、どうもかきたま汁の口になってしまったのでした。今日は卵のふんわり加減がいい塩梅。ぬるめの燗酒で。
紫大根おろしも、いいじゃないか。などと思えるということは、紫ってのは食欲増進の観点からするとギリギリラインなのでしょうか。なすが嫌いな人って色がダメとか言うし。キャベツとか玉ねぎとかぶどうとか、紫系統の野菜果物ってそれなりに種類があるけど、美味しそうな色ランキングで上位に食い込むものではないのかもしれません。
一方で、青の威力はどうだ。
青って緑とかじゃなくて、青ね。Blueね。青いレンズのメガネをかけたら食欲が減退するとかなんとかいうダイエット法があったし、青ほどそそられない色もそうそうあるまい。特に、温かいものとの相性の悪さよ。アイスクリームあたりはミントの清涼感と捉えればギリセーフ。
いや、でも海外のビビッドカラーを多用したデコレーションケーキのパンチ力を思えば、常温もナシか。でも、真っ青なケーキがあれだけ流通しているということは、単なる認知バイアスなのかもね。
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