豚ロースの梅照り焼き、小松菜とひらたけのおひたし献立。
生野菜をむしゃむしゃ頬張る快感は白ごはんのそれとも通じるものがある。そう考えるようになってから、ずいぶん月日が経ちました。
もちろん新鮮野菜オンリーでも大変よろしいのですが、野菜を食べるための肉が少しあるとより一層うれしい。
葉物をこれでもかと頬張ることを目的とした肉。誘い肉、とでも呼びましょうか。
豚ロースの梅照り焼き、小松菜とひらたけのおひたし献立
- 水菜と油揚げの味噌汁
- ぬか漬け
- 小松菜とひらたけのおひたし
- 豚ロースの梅照り焼き
水菜と油揚げの味噌汁
たっぷりの水菜と油揚げを入れた味噌汁。出汁は昆布ときのこのゆで汁。
ぬか漬け
本日のぬか漬けは古漬けキャベツ。ざく切りにしてごまをまぶします。
小松菜とひらたけのおひたし
ゆでた小松菜とひらたけを出汁割りしょうゆにひたしたもの。
豚ロースの梅照り焼き
フライパンに油を引き、薄く片栗粉をまぶした豚ロース肉を焼きます。両面焼いたら滲み出た油をキッチンペーパーで拭き取り、刻んだ梅干し、みりん、しょうゆ、酒を合わせたタレを投入。強めの火加減で煮からめたら完成。プリーツレタスとレッドピーマンと共にうつわに盛りつけます。
サラダはシンプルなドレッシングで味付けしてもよかったのだけど、梅風味のタレがしっかりとあったのでそのままで。薄切りのロース肉2枚を焼いただけでも野菜と一緒にどかんと盛りつけたらば、結構なボリュームに見えますね。ひやおろし純米を添えて。
今回は大きめにちぎったプリーツレタスを添えたので、肉サラダというよりも葉で肉を包んで食べる、サムギョプサル的アプローチでしょうか。しっかり濃い味とか、バラ肉など重ための部位でも、葉っぱで巻けばあら不思議、エンドレスで食べてしまえるわ、というアレ。
普段葉物野菜といえば煮たり焼いたりと汎用性の高いキャベツや小松菜、白菜あたりを選びがちだけれど、たまにこういう食べ方をすると生野菜がハッとするほど旨い。レタスとかサンチュなど、柔らかさが信条の生食前提葉野菜もいいじゃないか、このフレッシュさんめ!という心境になりますね。
関連記事
-
豚肩ロースのソテー赤ワインソースと赤ワイン。
年末にスペインへ旅をして再認識したのだけど、ワインを飲みましょうという場面では俄然赤より白に
-
さばと白菜のしょうが煮、ひらたけとちぢみほうれん草の和えもの献立。
年明け以降無駄に忙しぶっているので、ゆっくり晩酌する時間がなかなか取れませんでした。
-
休肝日ごはん オクラ丼、小松菜の海苔和え献立。
お盆です。 暑さで食欲が落ちている奥さんもいらっしゃるのではないでしょうか。大人に限っ
-
人生のど真ん中を失うということ。
先日たまたま目に入った記事を読んでびっくり。 アニサキスにあたって、一生ほとんどの魚が
-
豆腐の明太子炒め、キャベツのおひたし献立。
あ、すみません。なんかちょっと盛り付けが汚らしいですね。 色もぼんやり、形状もぼんやり
-
春キャベツと油揚げのしょうゆ炒め、にら月見献立。
一食分の材料費はたったの○○円!といった、緻密な計算が必要になる節約料理にはてんで疎いので
-
豚の梅しそ蒸し、きのこのホイル焼き献立。
今季初すだちを入手。 すだちってすごいよね。こんなに小さいのをキュッと絞るだけでああ秋
-
焼きれんこん、豚とほうれん草のからし和え献立。
毎度おなじみ、焼き野菜の献立です。 本日はれんこんで。 薄く切ってサラダにしたり
-
パクチーが食べられない日本人がタイで暮らせるのか?
食の好みは年齢とともに変わるけれど、中には一向に食べられるようになる気配が訪れないものがあり
-
白ワインで家飲み 鶏むね肉のトマトマリネ。
早い時間に軽めに済まそう、と決めた土曜日の夜。 残っていた食材を考えるとワインに寄せる
- PREV
- 普通のことができない人がやらかさないために。
- NEXT
- 開かない扉、脂汗、咄嗟の判断。