なすとひき肉の塩炒め、トマトと豆腐のスープ献立。
わたくし徒歩フェチなものですから、休日とはいえ家から一歩も出ないなんてことはまずありません。駅前まででも、近所の八百屋まででもいいから、とにかく家から出て歩きたいのです。
しかし、この状況ではそうもいきませんな。
やることなら、山ほどある。それでも部屋に閉じ篭っているとどこか手持ち無沙汰で、1日が無駄に長く感じてしまう。普段どれだけ近所をフラフラ出歩いているかということがよくわかります。
驚異のハギビス、みなさまのところは大丈夫ですか。
なすとひき肉の塩炒め、トマトと豆腐のスープ献立
- トマトと豆腐のスープ
- 梅きゅうり
- にらのからし和え
- なすとひき肉の塩炒め
トマトと豆腐のスープ
鶏がらスープで一口大に切った豆腐とミニトマトをさっと煮て黒酢で風味をつけたスープ。青みはかいわれ。
梅きゅうり
叩いたきゅうりを梅干しとごま油で和えてごまを振ります。
にらのからし和え
ゆでたにらをからしじょうゆで和えます。
なすとひき肉の塩炒め
フライパンに油をひきしょうがのみじん切りを炒め、香りがたったら合挽き肉を入れ塩、胡椒を加えて炒めます。色が変わったら乱切りにしたなすを投入。なすがしんなりするまで炒めたら塩、胡椒、酒で味を整え、千切りの大葉を加えたら完成。
毎度おなじみあり合わせ感満載の晩酌献立。しかしそれぞれが酒のつまみとして立派に独り立ちしているところがいいじゃないですか。ビールに合う味付けの品ばかりだけれど、買い置きがなかったのでここは冷酒で何卒。
ところで最近、ひき肉が旨いなと感じております。
ひき肉といえば鶏肉専門で、隙あらば団子を捏ねる暮らし。
家庭料理の定番メニューであるハンバーグなどを作る機会も意欲もないもので、合挽きミンチとは懇意にしていないのです。
でも、こういうシンプルな炒めものにすると結構役立つなと。肉、具、というよりも、味つけの出汁というか、調味料的な感覚で使う合挽き肉って結構いいじゃないかと。大葉の香りとの相性もいいよねえ。
なんてことに気付けるのも、近所のスーパーがいい感じの合挽き肉を少量で売ってくれるからなんですけどね。ほら、最近大箱のスーパーのひき肉って冷凍ものが多かったり、ずっしり大容量のお得パックで売られてたりすることが多いじゃないですか。一人暮らしかつ、こまめに買い出しに行きたい人間にとって、これらはさすがにハードルが高い。
近所に気の利いた店があって、毎日ちょこまか買い出しにいけるってのは、ありがたいことですな。一人で立っていると見せかけてその実、都会の便利さに乗っかっているだけなんだから、私の生活なんて脆いもんですよ。
ありがたや、ありがたや。
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