たたきこんにゃくと牛肉の辛味炒め、ちぢみほうれん草とえのきのゆずびたし献立。
本日2/14はバレンタインデーですね。
バレンタインは製菓会社の戦略がまんまとハマって、チョコレートの印象が強い日。ご家庭でこのイベントに乗っかる場合は、なんでしょうか。ケーキとか焼くのでしょうか。
一人暮らしの食卓はどうも季節のイベントに絡みづらいところがあります。クリスマスにチキンまるごと焼いたり、ハロウィンにかぼちゃくり抜いたりしても、消費するのが大変ですからね。
しかし本日は、バレンタインにぴったりの献立と言えるでしょう。
たたきこんにゃくと牛肉の辛味炒め、ちぢみほうれん草とえのきのゆずびたしで晩酌
- 玉ねぎとわかめの味噌汁
- ぬか漬け
- ちぢみほうれん草とえのきのゆずびたし
- たたきこんにゃくと牛肉の辛味炒め
玉ねぎとわかめの味噌汁
わかめと玉ねぎの味噌汁、出汁は昆布と鰹節。いつものように、玉ねぎは火を通しすぎずにしゃっきりとした歯応えが残る程度に仕上げます。
ぬか漬け
本日のぬか漬けはキャベツとにんじん。
ちぢみほうれん草とえのきのゆずびたし
ゆでたちぢみほうれん草とえのきを塩と少量の酢で味付けした出汁にひたし、ゆずの皮を添えます。
たたきこんにゃくと牛肉の辛味炒め
下ゆでしたこんにゃくを冷ましてふきんに包み、めん棒でボコボコに叩きのめします。ボロボロになったらフライパンで乾煎りし、水分が飛んだところにごま油、みりん、しょうゆ、唐辛子、牛薄切り肉を投入。全体をしっかりと炒め合わせてうつわに盛り、ごまを振ります。
ゆずびたしは普通にしょうゆ味にする予定だったのだけれど、こんにゃくもしっかり甘辛しょうゆ味。味かぶり回避のため、急遽おひたしを塩味に変更したのでした。イメージ的には塩ポン酢ですね。 さっぱりおひたしとこっくりこんにゃくのコントラストを楽しみつつ、熱燗をクピリといきましょう。
こんにゃくを炒める際に叩きがちなのは、味がよく絡んで旨いからです。肉の食感とのバランスもよくなるし、やや手間だけど、叩く。元ネタは多分有元葉子氏のレシピだったような記憶があるんだけど、どの本だったかは思い出せず。
バレンタインデー、それは愛の日。愛と憎しみはセット販売、紙一重。愛しい家族やあの人と、これからもいい関係が続くよう、時に巻き起こる憎しみをこんにゃくにぶつけてみる。そんな意味ありげなバレンタインディナーも、またオツなものではないでしょうか。
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